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【詩】天辺



時は長らく経過した
風が吹き雲間は光を放ち
輝きが私の額に落ち始める


次第に熱くなっていく
それを指で触れた瞬間に
聡く忘れていた事を想い起こす


深く考えていた事は忘却して
何もかもが明瞭になり
夢の中で醒めていた


蒼穹の一番高い処を指し
天辺に置いてある奇蹟を掴む
我無くして臆する事はない


こうなる事は予め決まっていた
辿り着く事が生命の証となる
全ては望み通りになる様に出来ている








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