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宝物館

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アッシュのココロの宝箱✨
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2023年2月の記事一覧

森の囁きは聴こえず

 北九州市の中央部、小倉北区から戸畑区、八幡東区にまたがる丘陵地帯に、街中とは思えないほどの深い森が広がっている。 それらは「到津の森」「中央公園」「金比羅山」「高見の森」そして「美術の森」の5ヶ所の森がひと続きとなっている。いずれも遊歩道で繋がっており、すべてを一通り歩くと2時間以上かかる。 「到津の森」には動物園と遊具施設。 「中央公園」はきちんと整備された公園らしい公園。 「金比羅山」は頂上に神社がある標高125メートルの小高い丘で、らせん状の歩道もしくは350段ほど

命の方向性

久しぶりにSNSページを開く 恐らくもう、きゃらをとして ふざけた記事は書かない気がする。 何もサイトを辞めるとか そういうことではなくて 言うなれば仕事とSNSは一つにしていく まずは仕事の方をSNS化して やがては会社を紹介して皆さんに どんな会社か知ってもらう 本来は企画とか好きで 何かイベントを催すような会社で 働いてみたかったけど 若いころのつけはくるもので 数字をみるとめまいがするのに 経済学部を出るとか詰んだところから はじまった社会人な気がする 会社勤

最高の幸せとは…

私が働いている 介護施設に Tさんという女性がいます。 年齢は60歳ぐらいだったと思います。 以前 記事の中でも 少しだけ 紹介したことがあるのですが 私はTさんとお話しするのが 大好きなのです。 最近 T さんの夜の食事介助を させていただく機会が多いのですが 食事中も ついついおしゃべりに 夢中になってしまいます。 Tさんは 現在と過去 事実と妄想が 入り混じっています。 私は Tさんのこれまでの人生を 知らないので 今話していることが 事実なのか 妄想なのか 区

世界に一つだけのかけがえのない人生

実業家の斎藤一人さんが このようなことを おっしゃっていました。 特殊な人生経験を聞くよりも 普通の人の身に起こった 人生経験が人の役に立つ…と。 一人さんには 幼少期から 特殊な能力があったと言います。 分からないことは 全て光の玉が教えてくれたと。 そんな一人さんが 自分ような 特殊な人生を歩んできた者の 話を聞くよりも 普通の人が 悩み苦しみながら 一生懸命生きてきた話を聞く方が 心動かされる そんな風に 話されていたのです。 とは言え 一人さんによって 救わ

そんな難しく考えんで良いやん 生きる意味なんて無くて当たり前 だって意思を持って生まれて来る訳じゃ無いからね 「明日○○がしたい」「明日○○が見たい」「明日○○に行きたい」そうやって1日1日を繋いで行くうちに「自分はこれをする為に」って結論を導きだすのが人生やと思うよ 

私のために咲こう

道端に咲く一輪の花 こんなに綺麗なのに誰も気付かない さみしくないのって聞いたら なんでって 誰も見てくれないからって言ったら 誰かに見せるために咲いてるわけじゃないよ だって 誰のためでもなく あなたのために咲きなさい その方が きっと綺麗 ずっと素敵だよ 私には そう言っているように聞こえたよ

心を保つ

手を伸ばして届くなら もうとっくに伸ばしてる 私がどんなに手を伸ばしても 絶対に届かない世界 私は諦めるしかないのだろう どんな花も咲き続けることは出来ない そんな至極当然のことにまで 絶望することもないのだろう 諦めも絶望もこの手の中にある 心を病ませることはない ただ 握りつぶせばいい

【小説】夢の中の縁側 (900字)

夢の中で、私は実家の縁側にいた。蝉の声が聞こえる。庭にはひまわりが咲いていた。私の背と同じぐらいのひまわりだ。まぶしい夏の日差しを受けて、ひまわりの花びらが輝いている。 居間の方から姉が来て、私の横に座った。髪に白いものが混じり始めた今の姉ではない。溌溂としてよく笑う十代の姉だ。母が早く死んだので、姉は母親代わりだった。9歳年上だったので、子供の目で見たら大人のように見えることがあった。 姉は私の足の裏をくすぐり始めた。子供の頃に私が不機嫌だったり、悲しい時によくやってく

それだけ危うさの中を生きている

先週買ったヒヤシンスが開花し始めた とても花つきがよく 喜びで、ヒヤシンスを何度見ても飽きない 「可愛いな、可愛いな」と蕾を愛でる 花が咲くなんて、当たり前かもしれない 息をするのと同じくらい わたしは、そこにある生命が尊くて素直に嬉しい ああ、心が砕けることない 無事に過ごせる日が、いかに幸せか 普通がどこにもないから 何も恐れることがないときは この上ない贅沢な幸せや喜びだと気づかされる 氷上を歩く度に足元を確認するような 言葉を発するたびに他人の顔色を伺う 何か

つらい事が多いのは 感謝を知らないから 苦しい事が多いのは 自分に甘えがあるから 悲しい事が多いのは 自分のことしか わからないから 心配する事が多いのは いまを懸命に 生きていないから by石川洋

絵本を作ることが、夢でした。#noteでよかったこと

黄色く、ほやほやにふくらんだ風船が 茶色いいぬのあたまにまっすぐ くっついていて。 その姿が、めにもあざやかにとびこんで きてしばらくページをめくる。 むかし出会ったへんてこな話。 「ふうせんいぬ ティニー」。 ティニーは、飼い主のケンと散歩中に、突風に 吹かれて空へそらへと飛んでいってしまう。 その雲の上には<ふうせんどうぶつ>たちがいる。 彼らひとりずつと知り合ったになったティニーは、 空の上の知らない世界へと引き込まれてゆく。 ページを開くと空の青と、雲の