「『目的』は何か?」から考える(GTD:ナチュラルプランニングモデルの考え方から)
世の中がバタバタしております。新しい事態・慣れない物事への対応は難しいものです。
新しい事態や、慣れていない物事を進める必要がある時には、GTDの「Step2 見極める」だけでは「気になること」を明確化する少しシンプルすぎる場合があります。
そういった時のために、GTDの中では「ナチュラルプランニングモデル」というやり方を提示しています。
その入り口である「目的」についてです。
スタートは「(行動)何をする?」ではなく「(目的)何のために?」から
慣れない業務にあたる時にやりがちなのが、「さて、どうしよう?(行動を考える)」という行動から入ってしまう場合です。
慣れた業務であれば、経験から行動が明確化されて、実際にうまく動けたりします。
問題は、慣れない業務の時です。この場合には、そううまくいきません。行動に確信を持てないと不安も募りますし、確信が持てない中で、状況が進むことはストレスにもなります。
そこで、まずは「さて、これは何のためにするんだっけ?(目的を考える)」という問いかけから始めましょう。
慣れている時は、省いても構いません。もし少しでも不安に思ったら、まずは「目的」をおさえることです。それが明確になると、その後のアイデア出しや選択・決断をする時に至るまで、一貫した軸になります。
なにより、軸が決まることで、不安を抑制できます。
「どうするか?」から、まずは「なぜするか?」へ。
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