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「子ども向けの本」で、真剣に読書会をする

小難しい本を読んでも、内容を理解しようのに手一杯。

新しい知識や視野を得ることも有益ではありますが、そういった読書に偏りがちな気がします。

というわけで、7月は読書会で、子供向けのキャリア本を題材にして「本を読むのはおまけ」という読書会をしました。題材は、

「なぜ僕らは働くのか」という本です。

いかに考えるか、何を感じるかを重要視する

子供向けに書かれた本なので、理解をしやすいように注意を払った構成、文章の本なので、内容を文字通り理解するのは簡単でした。

そう、理解するだけなら簡単なのです。

今回は、それを読んで、自分に問いかけをして何を考えて、何を感じたか、ということを焦点にしています。

そうなると、途端に興味深く、難しい本になるのです。そもそもタイトルにある問いかけを自分に向けて即答できる大人はどの程度いるでしょうか?

「なぜあなたは働くのか?」

そして、

「あなたにとって仕事とは?」

といった問いかけもあります。

お陰様で、他者の内省に触れて刺激を得つつ、自分の内省の機会にもなりました。

シンプルで刺激の強い問いかけに向き合う

こねくり回していない分だけ、刺激が強いのがシンプルな問いかけです。それだけに向き合う余裕やタイミングではなければ、あっさりとスルーしてしまうかもしれません。

でも、向き合うタイミングであれば、趣向を凝らした問いかけ以上に、刺激を感じてインパクトを与えてくれるものになるのではないでしょうか。

今度はヨシタケシンスケさんの絵本で読書会しようかな・・・。



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