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天は二物を与えた・・・のだけど。

人間の脳は、大別すると「論理的な機能」と「直感的な機能」という機能を持っているようです(その部位が左か右かという話は色々とありそうなので、置いておくとして・・・)

また人間は、この「二物」を使い分けができます。時に論理的に物事を緻密に考えて問題対処し、時に飛躍した発想力で新しい発見をします。

偏り

教育という観点で「二物」を見ると、どうしても「論理的思考」の方に焦点がいきがちです。

これはある意味当然で、科学の成り立ちをみても、物事や現象を論理的に説明する、数式を使って理論化する、といったことに根ざして発展してきました。それに習ってまずは論理的な思考の教育から入るのは基本かな、と思います。

では、「直感的な思考」の教育というのはどうでしょうか?

少なくとも私が学んだ段階では、発想力、というものを学校で教えてくれた記憶はありません。教育という観点では、冷遇されているのではないでしょうか。

人間に特有なもの

ただ、現代において、この「論理的思考」というものは、優秀な論理思考ができるコンピューター(死語?)に置き換えられる段階にあります。

そうなった時に、「人間の価値」としてクローズアップされるのは「直感的な思考」という方です。

最近では、デザイン思考や水平思考といった呼び方で大人向けの教育はなされることが増えてきました。大人向けじゃなくて、子ども向けの教育でも、こういった創造的な思考の教育をやってもいい、と思います。

偶然だけに任せないで、もっと確率よく「ひらめける方法」を早いうちから知っておくことは損になることはないと思うのです。

論理も直感もバランスよく。



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