【仕事✖️ヒント】人を育てるメンターの心構え
人材育成ってとっても大事。
でも最近、これがけっこうな課題になっているようです。
昔は問題なかった指導方法も、今の人には通用しなかったり…
“オンライン越し”というさらなる課題も加わり、なんだかうまくいかない…。
それは、メンター側の話だけではありません。
パッとPC画面を見て何かを聞いたり、教えてもらったり、先輩を“見て真似る”がしにくい環境では、メンティー(指導を受ける側)もけっこう大変なんです。
今日は、「人を育てる」と言う課題に向き合うのに、気持ちの面でちょっと役立つポイントを、ちょっとお裾分けします。
<1、うまくいかないのが通常運転>
“指導”という課題の下、「自分の思った通りに行くことなんて一度もない」と言うのは、ガッツで長年家庭教師をしているヨノさん。
相手の表情や仕草が全部見えない上に、ネット回線でこちらに届く情報はというと、多少なりとも時差があります。
これでは相手の思うことがわかりづらい。
わかったと思っていたら、いやわかっていなかった?!みたいなことって、あるあるです。
だから、「うまくいかないのが通常運転だ」という、一種の割り切り。
“腹8分目”ではないが、7、8割伝わればOK!という感覚もテレワークでは大事です。
そういう感覚を持ってるメンターに指導されると、不思議なことに、メンティーは、後から沸き起こる疑問を溜め込まずに、気兼ねなく質問しやすくなります。
「テレワークでの人材育成の課題の根底にあるのは“遠慮”だ」というのも何かで見ました。
遠慮とは、「今、聞いても大丈夫かな?」「今、忙しいかな?」「今、質問したら迷惑かな?」などなど、こういうことです。
GSCの先輩たちは、説明の時は必ず、「ここまでで、質問ないですか?」だけじゃなく、「作業しながらまたわからないことがあればいつでも聞いて!」と言ってくれます。
こうやって、指導の時から、コミュニケーションを円滑にしておくことは、後々、業務をスムーズに回していくことに繋がります。
ただ!あまりにお気楽な感じでは、育つものも育たないです。
「わからなければまた聞けばいいわ」と中途半端な話の聞かれ方をされても困ります。
そこで大事なのが、目標の見える化。
<2、目標の見える化>
「目標は、一足飛びには達成できない。現状と目標をしっかり認識して、段階に分けて、目標に向かっていくステップをちゃんと作らないといけないんです。」と、ヨノさん。
つまり、目標からの逆算計画です。
1、「いつまでに、何がわかるようになる」「いつまでに、何ができるようになる」というゴールを設定して、ゴールと現状を分析。
2、ゴールに至るまでにするべきことを、段階的に分割してリストアップする。
3、それをちゃんとメンティーに提示して、現状、つまりゴールまでの現在地を見せる。
もし、「わからない〜ッ」「できない〜ッ」「もうこの仕事無理〜!」となっている人がいても、現状を見ると、冷静になって、目標達成のモチベーションを持つことができます。
ゴールの見える化。双六みたいな感じです。
ゴールまでをちょっと上から見る。客観的に見るってことです。
これは自分でもできます。
できないことばかりに目が行きがちになる時は特に、これをやってみるといいです。ゴールを設定して、そこから“現状”までを辿って書き出してみる。
「不思議なもんで、自分で書いてみると、できるもんなんや」
と、GSCのビッグボスも言ってます。
なんか最近前に進まないな〜って時は、自分の気持ちや、周りの何かや誰かに流されてしまってる時。そんな時この方法で整理すると、課題に冷静に向き合えます。
<3、できたことに目を向けよう!>
人を育てるって、実際けっこう大変。
「しんどいことも多い。でも、相手ができるようになっていくことがどんどん増えていくこと、それがいっぱい見えてくると、めちゃくちゃ嬉しい!みんなすごく良いところがあって、そういうところを見ると、本当に嬉しい!」
つまり、あれもこれもできない…じゃなく、できたことを見逃さず、できたことを喜ぶことが、続けられる要因だと、ヨノさんは言います。
できたことにしっかり目を留めて、頑張ったメンティーのことも、メンターの自分のことも、時々しっかり褒めてあげましょう!
頑張りを褒めることで、相手も、自分も自信を持つことができます。
自信はやる気に繋がります。
お互いの信頼感もUPします。
テレワークは相手が見えないというデメリットはありますが、メンターのちょっとした意識、工夫で、業務のスムーズな流れを作っていくことができます!
そんなメンターさんにぜひ使ってほしいのが、業務管理ツールのテレワンプラス!
テレワンプラスのプロジェクト管理で、研修!目標の見える化♪ができちゃいます!
ゴールまでのクリアポイントをタスク化して、ガントチャートでクリア状況が、見える見える!
プロジェクト管理内には、チャット機能もあるし、必要な資料はファイル保存もできます!
研修担当者が変わることがあっても安心な設計です♪
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