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週刊小売業界ニュース|2023/12/4週

2023/12/4週(12/2-12/8)にピックアップした小売業界ニュースをお届けします。今週のおさらいにぜひどうぞ!


ウォルマートも広告掲載を停止、企業の「X離れ」止まらず

ウォルマートは、イーロン・マスク氏が反ユダヤ主義的な投稿を支持したことを受け、ソーシャルメディアプラットフォーム「X(旧ツイッター)」への広告掲載を停止しました。ウォルマートはXへの広告掲載停止の詳細については言及を避け、他の優れたリーチプラットフォームを見つけたと述べています。

ChatGPTによる要約

かつてのTwitter、今の「X」から学べる最大のことは「巨大化したプラットフォームがどのように危機に瀕するのか」と「プラットフォームの機能が止まった時人々はどう行動するのか」なのかもしれません。
広告出稿を行う企業が減ってもユーザー(会社にかかる負荷)が同様に低下するわけではありません。有料ユーザーも数はそれほど多くないため、いつこの巨大なコミュニケーションツールが世の中から消えるか楽観視はできない状況です。

仮に消えたとして、インフラに匹敵するくらい巨大に構築されたコミュニティがどこへ移動するのか気になるところです。メタ社からThreadが発表されましたが浸透度はそこまで高くなく、相変わらず人々は「X」を利用しています。
EC事業者としても、広告や発信にて大きな役割を担っているオンラインプラットフォームの変化は機敏にキャッチしていく必要があると考えます。

「韓国来たら必須コースへ」と流通家、観光客向けサービス・商品発売相次ぐ

韓国観光公社によると毎月韓国を訪れた外国人観光客数は去る7月初めて100万人を突破した後、最近3ヶ月間ずっと100万人台を維持。これに流通業界は外国人観光客対象各種サービスと商品を発売。無人外貨両替キオスクや外国人専用プリペイドカードなど。

担当者による要約

コロナ禍が終わり、観光客数はかつての勢いを取り戻しています。それはお隣韓国でも同じことです。
複数組の観光客と最近話したことがあるのですが、日本の後に韓国、韓国の後に日本など東アジアは同じタイミングで旅行する人も多いらしく、相乗効果が生まれているのではないでしょうか。

韓国でも外国人観光客向けのサービスが盛況である一方、日本では半導体不足の影響でWelcome Suicaの発行も止まっています。外国人は電車に乗るたび慣れない券売機や窓口での対応を余儀なくされているシーンも見かけます。
「観光客は現地人が思ってもみないところで不便に感じる」このことを胸に、小売業も日々知見を更新していきたいものです。

堺刃物が日本の街に世界中のファンを呼び込み、売り上げ急増 - 日経アジア

日本の堺市で製造される堺包丁が世界的な人気を集め、海外での販売が拡大しています。この包丁は伝統的な製法と高い品質で知られ、特に料理愛好者やプロのシェフから支持を得ています。地元企業はグローバル市場での存在感を高め、製品の魅力が国際的な顧客に広がっています。

ChatGPTによる要約

「外国人観光客は思ってもみないことを知っている」というのも特徴ではないでしょうか。日本人としてはあまり普段の生活で追いかけない情報も彼らにとってはとても大事な情報だったりします。

質の高さを評価される日本の商品は大変多いため、英語のページや動画をひとつ作っておくだけで急に注目されるケースも多いかと考えています。
過去外国人観光客にお願いされて予約をしたレストランに行ってきましたが、予約から含めて外国人観光客しかいませんでした。どうやらTripAdvisorのランキングで上位に掲載され、そこメインの流入で成り立っているようです。

視点を変えて新たな展開ができないかを固定化されない多様な情報の中で常日頃から考えていくことはEC事業者やマーケターとして欠かせないものだと考えています。

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