見出し画像

10. A as in apple, D as in Dutch, A as in apple, M as in music

伝言を残したいという相手の「電話番号」のメモを取るのに、最低5分くらいかかる私が次に苦労したのは、相手の名前はスペリングすることである。
 
 
 
 日本人の名前のように、名前の方はある種のパターンがあるので簡単だが、苗字には一定パターンはあまり存在しないので、音で聞いてもスペルの見当がつきにくい。
 
 
 
 そんな時は、
 
 
 
「How do you spell it?(スペルを教えて下さい)」
 
 
 
とお願いする。
 
 
 
すると、例えば「Winchester」という苗字だったとして、スペルが不明だった時、アメリカ人は、以下のように伝える。
 
 
 
「W as in Washington,
I as in Igloo,
N as in Nathan,
C as in Christine,
H as in Hospital,
E as in English,
S as in Sister,
T as in Texas,
E as in English, and
R as in Rachel」
 
 
 
(「WはワシントンのW
IはイグルーのI
NはネイサンのN
CはクリスティーンのC
HはホスピタルのH
EはイングリッシュのE
SはシスターのS
TはテキサスのT
EはイングリッシュのE
RはレイチェルのR」です)。
 
 
 
 この省略形が、
 
 
 
「Washington,
Igloo
Nathan
Christine
Hospital
English
Sister
Texas
English, and
Rachel」
 
 
 
と単語だけを並べて、受け手側は、その頭文字だけをメモして苗字のスペルを書いていく。
 
 
 
これで、伝言を伝えることができるようになる。
 
 
 
 これは、番号を書き留めるよりも早く慣れることが出来たのだが、この逆パターンに苦労した。
 
 
 
 友人に電話したら不在で「折り返しの依頼」をした際に、私の名前のスペルを求められた。
 
 
 
 その際に前述した方法で伝えようとしたのだが、語彙力が足りず、時間がかかってしまい相手が疲れるということが多かった。
 
 
 
 自分の名前が長い時は、アメリカ人が覚えやすいニックネームを自分に作り、ニックネームで呼んでもらうようにするといいだろう。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?