ふぞろいのオリジナルカクテルたち
BAR ground line のオリジナルカクテルは、すべて番号表記になっています。
ground line 16
ground line 18
てな具合に。
「あれ?飛んでいる番号は何ですか?」
と、よく聞かれます。
当然ですよね。
理由は、
人気がなくてボツになったものや、
逆に、人気が出たので、ちゃんと名前を付けて、別紙の「おすすめメニュー」へ掲載するようにしたものなどです。
例えば、「ground line 06」は、季節変わりの果物を使ったカクテルだったのですが、毎回「今の季節は何ですか?」と聞かれていたので、ちゃんと使っている果物を毎回明記の上、「果 物 を 使 っ た カ ク テ ル」として「おすすめメニュー」へ載せることにしました。
また、「ground line 11」は、もともと、ポートワインをもっと気軽に飲んでもらおうということで、炭酸で割ったロングカクテルにして紹介していたのですが、どうしても値段が高くなってしまうので、ポートを普通のスティルワインに変えて、ハーブリキュールやビターズを加えてトニックで割る、「ニューワインクーラー」とリネームして売り出しました。値段も手頃で、今では人気メニューです。
ところで、
こうした「昇進」を果たしたカクテルがあるなら、
その番号を永久欠番にするのではなくて、
もう一度、ナンバリングし直せばいいのでは、とお思いになられるかと思います。
ですよね。
ちゃんと、01〜18まで揃っていた方が綺麗だし。
でも、
一回、僕がそのナンバーで覚えてしまうと、頭の中でそのカクテルのレシピとセットになって記憶されてしまっているので、そう簡単に再ナンバリング出来ないというのがあります。
それに、
番号が抜けてるって、
なんか、意味深でしょ(笑。
何でも綺麗にそろっていればいい、ってもんでもないんですよね。
事実、「何で番号が飛んでるんですか?」って、会話が生まれたわけですし。
そんなこんなで、そのままにしてあります。
BAR ground line のオリジナルカクテル。
どうぞお試しください。
神保町へお越しの際は、是非お立ち寄りください。
お洒落な「カクテル名」をつけるのが苦手というのもあります(笑。
お待ちしております。
Cocktails / Limes
Limes
2018
(本文の最後に、お店でよくかける音楽を紹介しています。お家でお酒を飲まれる際に是非どうぞ。今度お店に聴きに来てくださいね。)
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