【一日一問】人生で『譲れないもの』は何か
皆さん、こんにちは。Grounding Lifeの長谷川です。
3月4月と仕事・生活のリズムは大幅に変化していますが、大変ありがたいことにコーチとしての時間がとても増えています。
12月に前職を退職し、独立初年という事もありますが、この環境変化を受け『今だから自分の内側を見つめ、本当に願う生き方をしたい』という思いを感じる方も多いようです。
混乱の中、転換の中にいる時こそ、自分の本質に繋がりやすいと感じます。当たり前のように感じてきたけれど『自分らしさ』は本当は何なのか、見つめる良い機会かもしれません。
クライアントのチャレンジに『人生を動かす勇気』を見た
私が学び、そして世界に広く伝え続けている『Co-Active Coaching』では『心の繋がり/在り方』と『行動』は深く関係しているという大前提のもと、コーチはクライアントに関わります。
生活の習慣を変えるために、行動リストを創ることはとてもシンプルで簡単です。が、それを『なぜ』するのか、が握り切れていないと『タスク達成』というゴールしか描けません。
大切なことは、
『なぜその変化を生み出したいのか』
『そもそも、願っていることは何か(そしてそれは本当か)』
という深い問いかけです。この問いから導かれる『自分の目的』があって初めて行動に意味が生まれます。そしてこのプロセスと『コーチと共に』行うことで一人きりでは広がらない・深まらないところまで言葉にして進むことができます。
そうすると『持続性』が生まれるのです。このことは私自身700時間以上のセッションを通じ、心から実感しています。
今日もまた、あるクライアントさんから『行動』についてのご報告とそこでの気づきをお話しいただいたのですが、私が何よりも感動したのは、
・行動した、そのこと
よりも
・行動するまでに自分に起きた心理から逃げなかったこと
・その結果を『自分の事』として深く受け止め、自分の人生に刻んだこと
でした。本当に素晴らしいと感じたのです。自分の人生を本当に生きる、という事はこういうことだ、と強く思い、そのことをお伝えしました。
自分の『本当の気持ち』に繋がった時に、行動が大きな意味を持つことについては過去にもこちらに記載し、多くの方から反響をいただいたのでシェアします。
自分の中にある『不変的』なもの
あえて『不変』という言葉を使ってみました。少し言い方を変えると『人生で、譲れないもの』とも言えそうです。
私はやっぱり『本気で人生を生きる』という覚悟を持っている方の伴走がしたい、そう思います。
そしてその感覚は私にとって『譲れない感覚』です。私自身の過去の体験(弟の死や子供の死)を通じて確固たるものになっているのです。
一日一問、というこの習慣も『人生を大切に生きていく人がこの世界に増えていくと嬉しい』という自分の信念に基づいて2020年1月1日から始めました。100を超える問いが既にあります。
これはただの『習慣』ではありません。
私の中にある『譲れないもの』なのです。問いを持ち、自分に尋ねることで自分を大切に扱う。それが自分が自分にできる『最初のケア』だと思っているのです。そしてこれからも、続けていきたいと思っています。
今日の問い
今日はこの問いでシンプルに。
譲れないもの。あなたの指針であり、背中を支えるものでもあり。
同時にあなたが『縛られているもの』かもしれません。
どういうものでもよいのです。
まずは『気づく』ところから始まるのだから。
人生で譲れないものは何か
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