グリモア採用よくある質問2022
平素よりお世話になっております。グリモアのバックオフィス部門で働くmakenです。採用担当でもあり一次面接は基本的に私が担当しています。
昨年12月に実施した「GRIMOIRE アドベントカレンダー2021 ODD 」で「グリモア採用でよく聞かれる質問に答えてしまいます」という記事を書いた人と同一人物です。
記事の中で昨年の私がこんな悲痛な思いを書き連ねています。
実はこの1年間、記事を一次選考前に候補者の皆さんにご案内した上で面接を実施していました。これが抜群の効果を生みました!「記事を読んだので紹介されていた以外の質問をします」と言っていただくことが多く、一次面接の限られた時間を有効活用できるようになりました。
これに味を占め、一次面接をより濃密で有益な時間にするため、よくある質問をバージョンアップするに至るのであります!
「グリモア採用よくある質問2022」
いざ参りましょう。
雇用条件に関する質問あれこれ
①勤務形態はフル出社、フルリモート、ハイブリットのうちどれですか?
環境変化により勤務ルールを変更する会社も多い影響か、改めて質問されることが多かったです。ご多分に漏れず、グリモアでもこの1年でルールを見直しました。
前提として「大真面目に悪ふざけ」を組織の重要な個性と捉えています。その上で出社して膝を付き合わせる環境を選択している理由は三点あります。
柔軟にアイデアを出しながらスピード感ある環境が必要な事業フェーズであるため
社員の皆さんはゲームタイトルへの貢献だけではなく組織風土醸成への貢献も期待したいため
「大真面目に悪ふざけ」の第一歩は隣の席の人をクスッと笑わせることだと考えているため
テクノロジーの進化により、リモート勤務でも事業成立が可能であることは理解しています。ただグリモアは単にゲームを届けるのもう少し先にある、「中二病を救う」というビジョンを成し遂げたく、この選択をしているんですね。
アルバイト雇用の方はフルリモートも可能です。就業形態ごとの働き方は、12/7に公開する記事で改めてご紹介予定です。お楽しみに!
②オファー年収はどう決めていますか?
採用最終局面でよく聞かれる質問です。
前職での実績ベースを基本とし、ご本人の希望もお伺いしながら市場相場と大きく乖離しない金額で決定しています。期待値でのオファー金額決定はしておらず、あくまで実績ベースでの決定を心がけています。
それはなぜか。「報酬=スキル×貢献度」という考えのもと評価制度を構築していることが理由です。例えば同じゲーム開発会社だとしても、企業規模、ゲーム開発の志向性、どんなゲームを作るかなど取り巻く環境が違えば使う筋肉が違います。
現状のグリモアの場合…
「敷かれたレールを走る」のが得意な人より「レールを敷きながら走る」のが得意な人の方が活躍しやすい
仕事を「もらう」よりも仕事を「先導する」人の方が活躍しやすい
すごい人と一緒に働きたいよりも、すごいチームを作りたい人の方が活躍しやすい
困難な状態でチャレンジせざるを得ない状況下で、それら通じてドラマを生み出し成果をあげることでどんどん昇給を狙ってほしいです。平均昇給ペースが気になる方はぜひ面接で質問してください。
採用条件に関する質問あれこれ
③実務未経験で入って活躍してる人はいますか?
います!自慢できるくらいいます!
ゲーム開発に関する技術は日々目まぐるしく進化しています。豊富な実務経験を持つこと自体はストロングポイントになり得ます。ただそれ以上に学習をし続けられるか、古くなった考えや手法をアンラーニングできるかが重要だと考えているのです。変化が激しい市場に身を投じているからこその覚悟をもつ必要があるとも言えます。
実務未経験で入社したメンバーの体験談を12/11に公開します。どんなバックグラウンドを持ち、どのように努力を積み重ねているのか?ぜひご一読いただきたいです。
④中二病じゃないと入社できないですか?
「御社で働く人は重篤な中二病の方ばかりなのでしょうか」と深刻に質問されるとこちらも真剣に回答するわけですが、実は、中二病か否かという項目は採用基準にありません。
というのも、中二病は大小誰かと比較するようなものでないからです。一人ひとりに大事な中二病があり、それを評価することはそもそも出来ないと考えています。
実際のところでいうと、当社の中二病たちは大小さまざまです。規模も違えば、外に出す方、内に秘める方、ジャンルや分野も十人十色です。
一方で、共通点はあります。
それは「救われたことがある」ということです。ただの中二病ではなく、ゲームやアニメなどのコンテンツ、友達、兄弟、親戚などの誰か、部活、サークルといった居場所などによって「救われた中二病」たちが集まっています。
私たちは中二病、すなわち "夢見る才能" をお持ちの方々を「救う側」です。「いつまで夢みたいなこと言ってるんだよ」「普通になりなよ」「一般的にはさ」そんな言葉で折られてしまいがちな夢たちを肯定する、居場所を作る会社です。夢を見続けることができる居場所が増えたら、どんな世の中になっていくでしょうか。夢を見続けられることができる人が増えたら、どんな作品が、発明が、事業が生み出されるでしょうか。このワクワクに共感するプロフェッショナルが集まった会社です。選考途中で社員との面談も挟みますので、実のところはどうなのか?確認いただければと思います。
⑤面接時に重視するポイントを教えてもらえますか?
「中二病を救う」というビジョン達成のために必要な行動指針「GRIMOIRE IS...」を採用時にも活用しています。
簡易的な言葉で採用条件に落とし込むと、↓のように説明できます。
全ての組織作りの基礎を行動指針であるGRIMOIRE IS...においているため、想像以上に入社後よく聞く言葉になります。
こんなことやってます
四半期に一度の全社総会でGRIMOIRE IS...のモデルケースとなるエピソードを表彰
社内ダイヤ制度(ピアボーナス制度)を活用し、GRIMOIRE IS...のハッシュタグをつけて賞賛や感謝を送り合う
評価項目のひとつにGRIMOIRE IS...の含めたビジョン推進を盛り込む
GRIMOIRE IS... を擬人化したキャラクターを作り、特設サイトで紹介
採用サイト経由で応募いただいた方に対し、キャラクターがデザインされたクリアファイルを郵送
入社後を見据えた質問あれこれ
⑥どのくらいの年齢の人がどんな仕事をしていますか?
ご自身と同年齢の人がどう活躍してるかを知りたい方も多いようです。
グリモアでは年齢を意識することは皆無に近いです。いや、皆無です。各々が実力に応じた役割を全うする組織とも言えますかね。職能ごとに高い専門性を活かした業務を遂行しつつ、ユーザーの皆さんにゲームを通じた体験を届けることなら「なんでもやる」文化でもあります。「できる人ができることをやっちゃおうよ!」そんな会話が飛び交っています。
職能を超えてチームでゲーム開発をしている話を12/21に公開予定です。お楽しみに!
⑦入社までにやっておいた方が良いこと、何かありますか?
これは鉄板の質問!お答えします。
各職能ごとに必要なスキルは実務を通じてレベルアップ可能なので入社後の頑張りでキャッチアップ可能です。それより人気のゲームをプレイし、マーケット動向をご自身なりの言葉で解釈できるレベルで把握してほしい気持ちがあります。ご自身が面白いかどうかの遊び手観点ではなく、なぜ市場で受け入れられているのかの作り手の観点での研究が大事ですね。
作り手視点のゲームプレイの重要性、グリモア社員のゲームプレイの日常を12/13に公開予定です。お楽しみに!
⑧職場の雰囲気教えてもらえますか?
これも鉄板オブ鉄板の質問ですね。
この質問は非常に回答が難しい!主観的な意見になってしまいがちで、毎回言葉を選びながら説明しています。ここは事実ベースでグリモア執務スペースをご紹介することとします。
電話がならない職場です
受付電話、代表電話ともにクラウドサービスを活用しており、電話対応で業務を邪魔されることはありません
業務中に音楽を聞いてもOKです
集中力を要する仕事が多いため、イヤホン、ヘッドフォンをつけて業務している方も多いです。シーーーーーーンとしている時もありますし、打ち合わせで激論している時もあり、ゲラゲラ笑っている時もある、毎日何かしら事件が起こる、刺激たっぷりな環境です。
少年漫画的な友情、努力、勝利が好きな人が多いです
少数精鋭でジャイアントキリングしていく会社なので、少年漫画は皆の共通言語になっています。各種少年誌の最新号を会社で取り寄せしてます。
プレゼントが好きな会社です
私たちは中二病、すなわち夢見る才能をお持ちの方々にとっての居場所を作ることを仕事にしています。ユーザーの皆さんだけではなく、グリモアに関わっていただく方々が幸せになるよう努めています(まだまだ精進中!)。
2022年のグリモア創業記念日にはお世話になっているパートナー企業さまに日頃のお礼をのため詫び石をお送りしました。
「誰かのために」大真面目に悪ふざけをする環境をみんなで作り続けています。
最後にお気持ち表明
一次面接前にこの記事を読んでいらっしゃる方、面接でお話しできること楽しみにしております。
たまたまこの記事を読んでいただいた方、そして少しでも興味を持っていただいた方、現在グリモアの採用アクセルは全開状態です。下記採用サイトを
|ω・`)チラリ
とのぞいていただけると幸甚の至りでございます。ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
読んでくださりありがとうございま――…… え?さぽーと…?いやいやいや!そんな恐れ多いですよ!でも、サポートいただけると、ゲーム開発が少しだけ楽になるかも…… あ!ごめんなさい、独り言ですっ!えへへへ……