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グリモア採用でよく聞かれる質問に答えてしまいます

この記事は「GRIMOIRE アドベントカレンダー2021 ODD」の2日目の記事です。今日は12/3なのになぜ2日目の記事なのかは以下の記事をご確認ください。

私は何者で何を書くのか

平素よりお世話になっております。バックオフィス担当のmakenです。グリモアには2017年4月に入社しました。

採用担当でもあり、一次選考は基本的に私が担当しております(例外でエンジニア職種のカジュアル面談はエンジニアが担当しています)。年間平均300〜400人の方と面接しており「いつの日か…いつの日か…よくある質問をまとめて記事にしたい!」「さすれば面接の時間をもっと有効に使えるようになる!」との思い続けて早4年。

とうとう2021年はグリモアもアドベントカレンダーに参加します!88888!!!!

このいい流れに便乗し「採用活動時によくいただく質問」をまとめることにしました。「GRIMOIRE アドベントカレンダー2021 ODD」はエンジニアの技術情報中心にお届けしますので、エンジニアを取り巻く環境や制度も一緒にご紹介します。
積年の思いを実らせるべく筆をとっております。
それでは早速まいりましょう!

早速まいろうと思ったが先に前提を紹介

グリモアの採用、評価制度含む制度構築、環境整備、もちろんゲーム開発現場での判断や決断に関しても、全てはグリモアのビジョンである「中二病を救う」からブレイクダウンして設計しています。「中二病を救う」、すなわち夢を見る才能をお持ちの方々にとって居場所を作ること。【居場所となり得るゲームをユーザーの皆さんに提供するためには】という問いが全ての起点です。
少数精鋭組織でジャイアントキリングしていくためには文化の徹底が肝要であると信念を持って組織開発をしています。この前提を踏まえた上で採用時によくある質問に回答していきますね!

採用活動についての質問あれこれ

①ポテンシャル採用から正社員になることはできますか?

気になりますよね。結論、社員登用前提での採用となりますので正社員への雇用形態変更可能となります。
ポテンシャル採用/スキル採用については強い思い入れがある制度あり、グリモアの特徴となる制度でもあるため、なんと!12/13公開記事で詳細をお伝えする予定です。ご期待ください。

②どんな人が入社後活躍していますか?

聞いてみたいですよね。少数精鋭で各々の役割を全うする意識を持つ組織なので一人ひとりの特性を活かしながら皆活躍していますが…強いて言及するのであればグリモアの行動指針である「GRIMOIRE IS...」を体現されている方は特に活躍されています。

グリモアの行動指針である「GRIMOIRE IS…」

③どんな理由で入社する人が多いんですか?

これは私も気になってですね。この夏社内アンケートをとったのですが、回答者全員が入社の決め手となる理由のひとつに「掲げているミッション」を選択していました。これはグリモア組織の大きな特徴なのかもしれません。

「入社の決め手」に関する自由記述もご紹介しましょう。

「中二病を救う」というミッションに共感したことと、経営側がクリエイター側の味方であることをはっきり感じたことが大きいです。ビジネスのためにクリエイターを手段として使っているわけではないと明確に感じました。物語を届けるためにゲームという手段を用いており、社長自身もクリエイターの一人なのだと感じられたことが入社の決め手でした。

いいこと言うじゃん。

企業HPの文言が「心の死んでいない者」の書くそれであったことが一番です。 心でモノを作って人に届けるための最後の砦、みたいな気持ちで入社しています。

弊社ややポエミーな人が多いですね。

企業HPの「僕らが大人になってしまったら誰が世界に夢を見せるのだ」「中二病を救う」という言葉に驚かされつつも解読していくととても理に叶っていて、選考プロセスでいろんな人と話していくうちに方々からグリモアらしさを感じたこと。 

何度も出てくる企業HPはこちらです。
では次は制度についての質問に回答していきましょう。

制度についての質問あれこれ

④「重要ゲーム発売日特別休暇」とはなにごとですか?

よくぞ聞いてくれました。実は直近の重要ゲーム発売日特別休暇後、Wantedlyのストーリーに休暇制度紹介記事を投稿しておりますのでご参照ください。
▶︎重要ゲーム発売日特別休暇のようなもの〜シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇編〜

⑤「社内ダイヤ給」とはなんですか?

目の付け所がいいですね。いわゆるピアボーナスの制度です。
私たちが運営するゲーム「ブレイブソード×ブレイズソウル」の有償通貨(課金アイテム)は「魔宝石ダイヤ」というネーミング。「ダイヤを消化する(利用する)」ことに対して親しみをもってほしいと願いながら名付けた制度名になります。

❓ピアボーナスとは❓
従業員同士が「貢献に対する称賛のメッセージ」と「少額のインセンティブ」を送り合う仕組みのこと。

Uniposサービスサイトより引用

Uniposというサービスを活用しており、賞賛や感謝の言葉が日々飛び交っています。導入事例としてご紹介もいただきました。
▶︎社内の“推しキャラ”を発見したら、文化醸成と信頼関係強化が一度に叶った話

⑥社内の教育制度について教えてください。

聞いちゃいますか?「投資以上のリターンがあるのであれば環境を用意する」を基本的な考えとし、「誰かに教えてもらうこと待ち」ではなく「自ら学び、それを社内に共有する」という文化が根付いています。

いくつか例を挙げると…

■社内カレッジ「魔術学園」
従業員が講師(魔術師と呼んでいます)となり、講座受講者を募って授業をしています。社会人としての基礎的な知識を学ぶ 初等部の授業、各職能の基礎的なスキルを学ぶ中等部の授業、各職能の高度なスキルを学ぶ高等部の授業があり、今のところ初等部〜中等部の授業が人気です。
また、年に1回GEDEC(Grimoire E感じに Developers Conference)を開催しており、GEDEC開催期間は社内に知的な雰囲気が流れています。

■カンファレンス補助
CEDEC、RubyKaigiなどの有料カンファレンス参加費用を会社負担しています。投資に見合うアウトプットを社内に展開することをルールとしています。

■各職能ごとの勉強会
各職能ごとに学び合いの場も設けております。特にエンジニアの皆さんは毎週エンジニアLT会を開催し、週ごとに2名ずつ発表をしているようです。本当に毎週欠かさず続いているんですよ。継続は力なりを見せつけられています。

⑦リモートワーク制度はありますか?

この1年最も多かった質問かもしれません。国や都からの指針は遵守しつつ、基本は出社型勤務をベースとしています。少数でスピード感を持って開発を進めるため、対面でのコミュニケーションを重要視する方針です。
一方、各従業員の個別事情は勘案していること、「ワープ制度」という名のリモートワーク制度を設けていることも記しておきます。

さて、お次はエンジニア関連の情報をお届けします。

エンジニア組織/技術/環境についての質問あれこれ

⑧エンジニアは何名いますか?

働く姿をイメージするには重要ですよね。2021年12月現在、42名の従業員のうち、エンジニアは9名(+プランナーと兼務している1名)の9.5人体制です。兼務メンバー以外全員が「GRIMOIRE アドベントカレンダー2021 ODD」に参加しておりますので、今後公開される記事をぜひご覧ください。

各職能ごとの「グループ」に所属+いずれかの「プロジェクト」にアサインされるというマトリクス組織を採択しています。ちなみにグループ名は所属メンバーが各々で決定してまして、エンジニアのグループ名をご紹介しましょう。

天網【サーバーサイドエンジニア】
「天網(てんもう)恢恢(かいかい)疎(そ)にして漏(も)らさず」という老子の言葉から引用。サービス運営で発生する諸問題を漏らさず対応しきる基盤となる集団でありたいとの想いを込めて命名しています。

Re:プロデューサー【クライアントエンジニア】
Re:プロデューサー = Reproducer(録音・録画などの)再生装置の意味。再現性高く物作り出来る集団でありたいとの思いを込めて命名しています。

⑧エンジニアを取り巻く環境で特徴的なものがあれば教えてください。

知りたい気持ちにお応えして!forkwell jobsの質問項目を参照させていただきつつ、グリモアの特徴にチェックをいれながらご紹介していきます。

■開発メンバーの裁量

* OS やエディタ、IDE といった個人の環境は、各自の責任で好きなものを使うことができる
* 企画を決定する場に、実装を担当する開発メンバーが参加している
* タスクの見積もりは、実装を担当するメンバーが中心となって行う
* 全体のスケジュール管理は、途中の成果を随時確認しながら、納期または盛り込む機能を柔軟に調整する形で行う
* プロダクトの開発言語やフレームワークなど主要な構成技術は、基本的に最新版より1年以上ビハインドしていない

■コード品質向上のための取り組み

* 本番にデプロイされるコードには、全てコードレビューまたはペアプログラミングを実施している
* 「リファクタリングは随時行われるべき」という価値観をメンバー全員が共有しており、日常的に実施している
* 何らかのコーディング規約をチーム全体で遵守するようにしている

■テストの実施度

* ほとんどのプロダクトコードに単体テストを記述、実施している
* ほとんどの機能に受け入れテストを記述、実施している
* 機能の実装と同時にテストコードを記述している
* 想定される複数環境での品質チェックを義務づけている

■アジャイル実践状況

* デイリーでスタンドアップミーティング、またはそれに準じるチーム内の打ち合わせを行っている
* イテレーションの最後などに、定期的にチームでふりかえりミーティングを行っている
* タスク見積もりの単位には絶対量(人日など)ではなく相対ポイントを用い、極力複数人の意見を調整する形で行っている
* 継続的なデプロイ(デリバリー)を行っている

■ワークフローの整備

* 全てのコードをバージョン管理ツールで管理している
* 各メンバーが実装したコードのマージは Pull Request ベースで行われる

■オープンな情報共有

* 開発に必要な全ての資料やデータ(個人情報を除く)は、実装を担当するメンバーなら誰でも、上長その他の許可の必要なく自由に閲覧できる
* KPI などチームの目標・実績値について、メンバーの誰もがいつでも閲覧可能になっている
* チャットツールを導入しており、チームのためのチャットルームがある
* 専用の情報共有ツールを使って、ノウハウや議事録、日報などの情報共有を行っている
* 特定の人だけしかできない業務が存在しない(属人性をなくす取り組みをしている)

■技術カルチャー

* 経営トップがエンジニア出身、または現役のエンジニアである
* エンジニアの人事評価にエンジニアが関わっている
* エンジニアを対象にした勉強会、カンファレンスを主催したことがある

エンジニア自身でエンジニアの働きやすい環境、ユーザーの皆さんに居場所を届けるために最適な手法を選択して日々開発に勤しんでいる次第です。

最後にお気持ち表明

積年の想いを実らせることができ感涙一歩手前です。3日目以降はとうとうエンジニアが担当開始となります!骨太な記事たちが登場します。私も楽しみです。

そして現在、グリモアの採用アクセルは全開状態です。少しでもご興味持っていただけましたら下記採用サイトを

|ω・`)チラリ

とのぞいていただけると嬉しいです。ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございました!

 ※各社の会社名、製品名、サービス名は各社の商標または登録商標です。


読んでくださりありがとうございま――…… え?さぽーと…?いやいやいや!そんな恐れ多いですよ!でも、サポートいただけると、ゲーム開発が少しだけ楽になるかも…… あ!ごめんなさい、独り言ですっ!えへへへ……