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「作文の教室」第12期! 気になる? 講師たちの原稿校正・フィードバックコメントを大公開!

「作文の教室」を監修しているスズキコウタです。

開催直前のタイミングで大変申し訳無いのですが、諸事情によりみなさんに充実した学びを提供するのが難しくなってしまったので、第12期は中止とし、初夏頃に再開催を目指すことになりました。

せっかくお申込みいただき、ご期待いただいていたみなさんがいるのにごめんなさい。

ただ、今回頂いた時間を注いで、より濃密で多様なニーズにお応えできるクラスにして、またお披露目したいと思います。

今後とも、「作文の教室」および「グリーンズの学校」をよろしくおねがいします。

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greenz.jp副編集長のスズキコウタです。僕が主宰する、作文力=執筆力+編集観察力を伸ばすゼミクラス「作文の教室(旧:作文の学校)」の第12期が、5月14日(土)より始動します!

今期も土居彩さん・丸原孝紀さん・スズキコウタ・水野淳美・第二編集部「GCC」が講師をつとめるほか、書き手・ライター・編集者を目指すあなたへの相談役として福井尚子さん・松沢美月さんが加わった布陣での展開です!

土居さんはグリーンズでも人気記事をたくさん書いていらっしゃる一方で、ananなどマガジンハウスのメディアで活躍されてきた方。今期もマインドフルネス~ジャーナリング(書く瞑想)のワークショップとレクチャーをしていただきます。

丸原さんは2008年からグリーンズで書いてきた、僕らの大先輩。コピーライターとして活躍いただいているので、目を引く記事タイトル・見出しについて教えていただきますが、最近の彼の作品からのケーススタディや、受講生が書いたコピーへの講評も最近は含んだ内容になっています。

水野さんと福井さんは同期で、僕が当時展開していたライターインターンの同期卒業生。おふたりともグリーンズ内外で、ライター・編集・プロジェクトマネジメントで活躍していて、アート、ソーシャルデザイン、まちづくりが主軸ですね。

松沢さんも、やはり僕の元インターンなのですが、現在は「BAUM」という会社での活動を主軸において、ライターとしてはもちろん、クライアントとのメディア企画運営でも活躍している若手です。

ご自身の参加申し込みはもちろん、誰かにおすすめするのも歓迎。ぜひ盛り上がる学びの場にしたいので、要チェックです! ^^)v

今回は初出し、最近現場でどのようなフィードバックが講師・受講生同士でされているかご紹介します。

https://school.greenz.jp/class/sakubun_seminar_greenz_kotasuzuki

お申し込み



グリーンズの中枢を担う卒業生たち


廣畑七絵(編集部デスク)
やなぎさわまどか(エディター、ライター、元編集部デスク)
あいだきみこ(エディター、ライター、第二編集部メンバー)
中鶴果林(エディター、ライター、第二編集部メンバー)
茂出木美樹(ライター、第二編集部メンバー)
塩澤僚子(ライター、第二編集部メンバー)
西谷渉(ライター)
山根麻衣子(ライター)

他、多数!(敬称略)



作文の教室で講師から届くフィードバック

  • 企画メモの宿題

  • 作文初稿

  • 作文第二稿(以降も必要に応じて)

  • 原稿へのタイトル・見出し

  • 授業中に行うグループワーク各種


どんなフィードバックが?

  • よりシンプルな文章にするためのアイデア

  • どんな読者に、どの側面を伝え、どんな成果を出すために書くか

  • 客観的で信頼できる情報を参照して書いているかの検証

  • 伝えたいターゲットに最適化した漢字・かなのバランス、そして言葉遣い

  • 掲載するメディア・場所に応じた言葉遣い、改行や画像挿入箇所のレイアウト

  • どんな画像を撮影し、選び、どこに挿入するのか

  • 「あなた」でしか書けない文章になっているか?

  • 「どこかで読んだような記事」にしないためのアイデア

  • そのトピックについて何も知らない人でも理解しやすく書かれているか?

  • 書き終えた自分が、心から満たされた気持ちになるためには何を書けばいい?


(インタビュー・取材手法についてはプログラムに盛り込んでいませんが、希望する方には授業終了後などに質問への回答や資料の追加提供をいたします。またオフィスアワーでのご相談も歓迎です。)


最近のフィードバック参考例

  • 情報しか印象に残らないので、読者の心が動きにくい仕上がりかも。あなたがなぜこのヒト・モノ・コトを書きたい・伝えたいと思ったのかを明確にできますか?

  • 情報の配置を考えると、ここに____の説明が来ると唐突で理解しにくいかもしれません。

  • タイトルにワクワク感と具体性が足りていないですね。

  • ここに画像を置いてしまうと、前後の文章の流れを寸断してしまうので、別の場所を考えたほうがいいです。

  • 他のヒト・モノ・コトにない、でもこの主題にはある価値・独自性が見えてこないので、それをもっとガツンと読者にプレゼンテーションしましょう。

  • 読んだだけで「いい話だったね」で終わっちゃうのがもったいない。同じようなことをやってみたい、その地に赴きたいという読者をどうつくるか、もっと考えてみてはどうでしょう?

  • あなたの考える「正解」を主張する文章という要素が強すぎて、その考えに対して読者が納得するのか違和感を持つのかという余白がないのが気になりました。

  • この段落とこの段落、配置交換してみたらどうでしょう?

(※)フィードバックは主にGoogle DocumentsかWordファイルで行います。講師陣は厳しいこともいいますが、決してスパルタな気難しい人はいないので安心してご受講ください。


卒業生からのコメント

宿題に対するコウタさんのFBが納得感の高い指摘ばかりだったので、非常に勉強になりました。受講生の方とつながって偶然ライティングのお仕事をやらせてもらうきっかけにつながったりと、学び以外の収穫もあって良かったです。技術やマインド面もそうですが、場の雰囲気づくりも勉強になりました。

卒業生コメント

ただ技術を学ぶのではなく、自分との対話や社会とつながるという内容に惹かれ、思い切ってチャレンジしました。

授業は期待通り、とても充実した内容。毎回、講師陣から「なるほど!」という視点をいただきました。また、講師のみなさんがとても優しく、オープンな雰囲気だったので安心して受講することできました。

多様なバックグラウンドを持つ参加者のみなさんとのグループワークも学びがいっぱい。最初こそ緊張したものの、とても刺激的な時間でした!テクニックだけでなく、考え方や書くという作業の本質について触れることができ、今後への励みになる教室でした。挑戦して本当に良かったと感じています。

卒業生コメント

地方移住した矢先の新型コロナウイルスのせいで、物理的に対面イベントに出席できなくなりました。その一方、ネット環境さえあればどこにいても参加できるようになったことは、私にとっては嬉しい変化でもありました。

そこで、ずっと読者だったgreenz.jpの作文の教室に、今なら参加できる!と勢いで申し込み。文章の書き方だけでなく、書きたいテーマをいろんな側面から考える「観察」の手法は目からウロコで、とても学びになりました!受講後はGCCとしてライター活動を始めることになり、「自分が書いた記事を通して、読者にどんな発見があるだろう?」と考えながら、楽しく記事を書いています。

卒業生コメント

日程

第1回 5月14日(土)14:00 – 18:00
「オリエンテーション~書きたいことを多面的に観察する方法」
講師:スズキコウタ、水野淳美

第2回 5月21日(土)14:00 – 17:00:
「情報整理してみんなで書いてみよう!」
講師:スズキコウタ、水野淳美

第3回 6月4日(土)14:00 – 17:00
「校正を受けてみよう!〜その場で即興校正ライヴ!〜」
講師:スズキコウタ、水野淳美

オフィスアワー 6月11日(土)10:00 – 11:30
講師:福井尚子
ナビゲーター:スズキコウタ、水野淳美

オフィスアワー 6/12(日)10:00 – 11:30
講師:松沢美月
ナビゲーター:スズキコウタ、水野淳美

第4回 6月18日(土)14:00 – 17:00
「見出しとタイトルをつけてみよう〜プロのコピーライターに学ぶ〜」
講師:丸原孝紀

第5回 6月25日(土)14:00 – 17:00
「あなたの深い答えを知る。心の声を体で感じて書く、“傾聴”ジャーナリング。」
講師:土居彩

第6回 6月26日(日)14:00 – 18:00
ワークショップ・アンコール!(第1回〜第5回までに行ったワークをリクエストに応じて復習します)
学びの棚卸し
講師:スズキコウタ、水野淳美

予備日 7月2日(土)14:00 – 18:00
※やむを得ない事情により予定変更が必要となった場合の予備日です。通常どおり進行した場合は開講はしませんが、念のため予定をあけていただけますと幸いです。


一般 45,000円
greenz people割 36,000円
U25割(greenz people限定) 24,000円
1DAY受講者/卒業生リピート割 40,000円


定員: 25名


開催方法


オンライン(Zoom)
当クラスへの参加は、申し込みを済ませ、開催時間になりましたらPeatixイベントページ内の「視聴ページ」からご参加ください。このクラスは完全オンラインなので、全国どこからでも参加していただけます。無料ビデオ会議ツール「Zoom」を使用します。映像のアーカイブを残す予定です。Zoomのダウンロードはこちらから。事前に登録とダウンロードをお願いします。

Slack
受講生や講師とのコミュニケーション方法としてSlackを使います。講義動画のアーカイブの共有や宿題等の連絡もここで行います。グループのURLは開催6日前を目安にご連絡しますので、必ず入っていただくようお願いします。(アカウントを持っていない方はこれを機にご登録ください)

お申し込み


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