ワクチン接種 選択
ベルギーでは1月から介護施設の高齢者、介護職スタッフにワクチン接種を開始しました。
欧州承認のファイザー製、モデルナ製、アストラゼネカ製が主なワクチン種類です。
今週からジョンソ&ジョンソ製は41才以上の使用に変更されました。
私の同僚友人達も希望者はワクチン接種予約が可能な年齢の人から予約、接種を始めています。
世界規模のパンデミック状況を考慮して私も接種を決めました。この様な世界中の危機的状況でなければ接種を選択しなかったかもしれません。
ワクチンは人口大多数の接種で周りの皆が守られ感染を食い止める効果を発揮します。5/30の情報ですが、ベルギーでは人口85%～90%の接種が必要になると科学的予測が出ています。(訂正しました。1月の接種開始当初の科学的予測ではベルギー人口の7割以上接種が目標でしたが、現在は新種株が出てきて状況が変化。) 最近の米国の研究でも米国人口85%が接種しないと、望んでいた様な集団免疫力は得られないという科学的統計が出ています。
ベルギーのワクチン接種は無料&自主制で、
2021年1月85才以上、介護施設入居者と職員
2月病院医療看護職
3月65才以上
4月～教師、公共サービス等の選ばれた職種
4月末～50才以上
5月45才以上、41才以上は予約可能で順番待ち。
6月18才以上
ベルギーでは今のところ16才以下のファイザー接種は推奨されていないそうです。
今年1月発表時には4月～5月の計画は未定で接種は6月かと思っていました。予想以上に接種が早く進み奨励されていて、私も2回の接種を終了しました。
以下ベルギーの接種の流れです。市内数ヶ所にある大規模ワクチンセンターの一つにオンライン予約。予約完了の通知にどの種類のワクチンか明記されています。そのワクチンを希望しない場合はキャンセル可能です。接種後は15分～30分位会場で待機し経過観察をします。
ワクチン接種証明書は希望者に、欧州圏内のデジタルワクチンパスポートは6月末に発行されるそうです。
こちらでは毎週1回、コロナウイルスの専門委員会が毎週の経過と科学的な統計を分かりやすく発表し続けています。
参考までにワクチンの種類、 ワクチンパスポートについて解説している記事とジョンズ • ホプキンス大学のリンクを貼っておきます。
お読みいただきありがとうございます。
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