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環境の変化 That's life. C'est la vie.

皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

前回の、想いでのベーグル記事の流れで、学生時代を回想しています。

ベーグルに纏わる記事はこちらです。https://note.com/greentree_7/n/n6612459d7df9

10代後半~20代前半の頃は、好奇心が旺盛で、様々な活動に参加してみたり、多文化の仲間と交流しました。学びの質、行動力が向上し、知識を吸収して、色々な価値観の発見が楽しい時間でした。

この期間、3回の大きな環境変化と、それに伴いカルチャーショックを経験しました。およそ4~5年間の出来事でしたが、当時の若さとエネルギーが懐かしいです。それら全てが今の土台になっている様に思っています。

カルチャーショックの様に、「まさか」と驚き戸惑う事柄は、どこに住んで居ても色々あると思います。そんな場面では、ストレス低減に役立つ好きな言葉達を思い出し、自分に言い聞かせています。

□  That's life. / C'est la vie. / 人生ってこんなもの。

□ When in Rome do as the Romans do. / ローマにいる時はローマ人のするようにしなさい / 郷に入っては郷に従え / 入郷随俗。


この言葉達を、様々な場面で繰り返し自分に言ってきて、大分その考え方が浸透してきた様に思います。

第一の環境変化は、生まれ育った関東地方から中国地方へ移住した時期でした。

同じ日本国内ですが、関東から数百キロ離れた土地は、当時の私には別世界でした。地域と近隣の多くの方言と、文化習慣の違いに触れて生活したのは初めてで、新鮮なカルチャーショックでした。

第二の環境変化は、日本から米国へ大学留学したこと。

自分が外国人、異国人の立場になる現地生活、言語の不自由さ、現地のマイペースなシステム、社会ルールと慣習、食べきれない量の食事、主張する甘さのスイーツ、延々とお代わり出来るダイナーのコーヒー、食べきれない大量の料理はDoggy bag (直訳は犬の袋)と呼ばれるサービスで持帰りが出来る等、あらゆる事が異次元で、カルチャーショックでした。

第三の環境変化は、交換留学制度を利用し、前期と後期を欧州の大学に通った時期。

古く長い歴史と素晴らしい建築や文化遺産に触れる感動と同時に、欧州独特の価値観、独特な確立された社会システム、圧倒的な個人主義、市民&組合運動、何週間も続く年末のゼネラルストライキ、冬時間の短い日照時間と暗さに、当時は日本から一番遠い異国の様に感じて、カルチャーショックでした。

その都度、戸惑い悩み、別世界と向き合いながら、適当なところで受け入れて、折り合いをつける、という方法を実践していたのだと思います。

その自己流の方法は、例えば : 

出来ることをする。

生活しやすくなる様に地域を知る。

学校又は職場、習い事、趣味等を通して地域のコミュニティーと関わる。

歩いて散策する。

楽しい事や好きな場所、美味しい好きな食べ物を見つける。

現在は欧州で、日々模索し学びながら暮らしています。子育てしながら会社勤めをし、こちらの社会システムの中で生活しています。20年以上前、欧州留学中の私には想像も出来ませんでした。

大きな環境変化の度に、幸いにも心強い友人達、仲間達に出会ってきました。今も大切な友人達です。楽しい経験、大変な経験も共有出来る友人達に、とても感謝しています。

「持つべきものは友」と言いますが、本当にそう思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。

良い一日をお過ごしください。

サポートは不要です🙏 近くの人、遠くに居る人々に感謝を伝え優しさを人から人へ広げて行けたら幸いです。