「語学」という日本語は、大きく分けて次の2つの意味で使われている。
① 母語以外の言語を操る技能、またはそのトレーニング
② 各言語ないし言語一般を対象とする研究分野(〇〇語学、言語学)
この2つは、一方ができるからといって他方もできるというものではない。①が得意だからといって②ができるとは限らないし、②をやる人すべてが例外なく①に堪能とも言い切れない。このように、①と②とは、明確に区別されるべきものである。ところが、実際にはその区別を、あろうことか「語学」を専門
友達ってなんだろう? とりあえず考え出した定義は、
① 当日いきなりでも「飲もう」とこちらから誘える
② それで断られても別に気まずくはならない
の両方を同時に満たせる相手(だけ)が「友達」だ、というもの。両方同時に満たせない相手は、申し訳ないけど友達以外の何かだということになる。
ところが、これを大学生諸君に言ってみたところ、総じて「厳しすぎる」「ハードル高すぎる」といった反応だった。彼ら彼女らは、友達というものをもう少し広い、もう少し緩いものとして捉えているよ