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1/15(日)Finally六本木(fleu full party!!!)参戦レポ

こんにちは、灰色です。本日はタイトルの通り、fleufleuさんの主催イベントに参戦してまいりました。最近なんだかunravel率が高い。しかも今日はチケットSOLD OUTだそうで、なかなかにすごい人の多さです。

また、イベント自体の時間がとても長く、開場が13時、Finallyの出番が16時、特典会が終演後で20時半〜という午後丸ごとのスケジュール。さすがに7時間ぶっ通しでいるのは辛いので途中からだったのですが、10月(だったはず)に同じ会場で観たことのある日乃まそらさんの出番に合わせて入場しました。

というわけで、恒例の対バン相手さんの印象メモを先に。

・日乃まそら
上述の通りで、以前見たときは日乃まそら・Finally・ラストランプという三組だったのですが、ソロのシンガーソングライターさん(でいいのかな?)を初めてライブハウスで観たこと自体が印象的だったのもあり、また機会があればなーと思っておりました。

今回集中して観ていてまず思ったのが、ハイトーンの美しさ!かなり高いキーの箇所もちゃんと表現力を載せて歌われていて、安定感がありました。ご自身の声の特性や持ち味を一番活かした曲作りをされているなーと、当たり前のようですが強く感じます。

それから、以前見たときも印象的だったんですが、すごく楽しそうにライブハウスの隅から隅までを眺めながら歌う方で、お名前の通り(?)小さな太陽のように笑顔を振りまいてらっしゃいました。そんな姿を見ていると、自然とこちらも明るい気分になってきます。

そしてMCもすごく素敵でした。イナズマ以降、LIVEごとに一人一人MCのカラーが全然違うのを聞くのが一つの楽しみなのですが、今日のまそらさんの喋りはぶっ刺さりました。ハコに集まった一人一人に、その人がたとえ他の演者ファンであっても、誰かを好きでいること・何かを好きだと表すことは素晴らしい、と語りかけてくれたことがすごく胸に残り、なんだかオタクでいることを肯定されたような感じです。

あまりにもよかったので、そのことを物販でお伝えしたら、「胸張って大丈夫です!ぜったい伝わってるので!」と返してくださいました。ありがてえ……

でもって、そこからの「」がまたすごく良くて、MCの内容と合わせて「自分のことを嫌いで許せないままでも、好きなものを好きだと、胸を張って生きていけばいい」というメッセージが芯に迫り、個人的な境遇も相まって、この日のまそらさんの歌の中でも一番響きました。その他の曲も彼女らしい、優しい暖かさのようなものに満ちていて、最後のAlright!も含めて「イベント全体と主催のためにいい空気を作る」という役割を大切にしている姿勢がまた素敵でした。さすが「お祝い事には日乃まそら」と仰っているだけのことはあります。?

・82回目の終身刑
イントロだけでなくアウトロもあって、しかもすごい凝った演出音声でビックリしました。重厚系のサウンドは久々で、特にベースソロのインパクトがありましたね。

・ES-TRUS
まずはなんと言ってもボーカル・kyokaさんのすごいパワー!しかもその声量を活かすだけでなく、「メモする」のように切ない曲調や、本格的なラップまで一人でこなし、限られた時間の中でも楽曲や表現の幅広さが分かりました。残念ながら直接拝見してはいないのですが、イナズマ2022に出演されたというのも納得のパフォーマンスです。というか、名古屋に住んでたらハマってたと思います。

そういえば男女混合のバンドを見るのも久しぶりだったのですが、ギターの人の存在感がなんかすごいし、ベースと二人センターでパフォーマンスするシーンもカッコよかったです。

そして、MCの尺全て&曲の間奏までフルに使って繰り返し伝えられるfleufleuさんへの熱い愛。どちらも初見の自分には、それぞれのバンドが歩んできた歴史の濃さ重さは分かりませんが、それでも溢れんばかりの気持ちが伝わってきました。それだけ愛されているfleufleuさんは勿論ですが、愛をステージ上で堂々と伝え、花道を作ることを貫くkyokaさんの姿もとても素敵でした。

・CODE OF ZERO
Finallyがしばしば対バンで共演しているのはTwitterで見て知っていたので、初見を楽しみにしていたゼロシーさん。松屋からダッシュで戻ったらフロアがさらに埋まってました。特徴的なビジュアルにマイクのエフェクトが相まって、サイバーな感じがカッコいいですね。サポメンもパワフルで、最後の曲でドラム以外の4人が前面に並ぶのは圧巻のインパクト。

照明演出もここまでで一番派手な感じで、さらにはほぼ全ての曲で「一緒に盛り上がってくれますか!」「まだ暴れてくれますか!」と煽りまくるのがまたすごい。煽られ大好き人間ですが、ここまで頻繁な煽りは初めて見ました。そうして熱を高めていった後だからこそ、最後の曲のメッセージが一段と強く伝わるような構成になっていたと思いますし、「戦友」という言葉が素敵でした。

・fleufleu
見たい見たいと思いつつもお名前だけ知ってる状態(Juri様生誕祭でドラムを披露してくださったみもりさん以外)がずっと続いて、今日が念願の初見……だったのですが、活動休止直前?というのは本日のMCまで知りませんでした。

これぞ王道のガールズバンド!というようなカッコかわいい感じながら、演奏のエネルギーが一段と凄まじく、各メンバーのソロパフォーマンスも抜群に決まっており、まさに堂々たるステージでした。フロアを巻き込んで熱くさせるだけでなく、多幸感にも溢れたLIVEの時間。ファンがあれだけ多いのも納得ですし、素直にもっと前から見たかった……と思いました。

加えて、曲間のMCも大変印象的で、他の演者からたくさんのバトンを受け取ってから語られた「愛」の話は、何よりも説得力がありました。やっぱり、立場を問わずストレートに気持ちを伝えられる人はすごくカッコいいし、憧れます。

「もらった愛を何千倍、何億倍にもして返します!」と言い切るCANACOさん、そしてを奏でられるfleufleuさんの姿は、間違いなくこの日で一番熱く輝いていました

そんなわけで、アンコールまで含めて、初見ながら全力でノって楽しませていただきました。主催ありがとうございました!

・Finally


キネマ倶楽部以来8日ぶりのFinally!新曲ラッシュに伴うレッスンや、ワンマンに向けた単独ライブ、さらに大阪遠征と、年明け早々から彼女たちが多忙を極めているため、今月中旬まではLIVEが少なめです。といっても週一なので、いかに自分の感覚が麻痺したか分かりますが……。

それに今回は木曜日に #ラジナリー があり、金曜は夢見るアドレセンス(夢アド)のラジオ公開収録も観に行ったので、以前ほど寂しい感じはありませんでした。ラジナリーがやかましすぎるので、インターバルがあって丁度いいです。

本日は声出しNG&人たくさんでポジションもだいぶ後ろの方ではあったのですが、充実のセトリで楽しめました……

というかまさかの愛迷出たーーーー!!!嬉しい!!超嬉しい!!!

NGされたそばから思わず声が出そうになって天を仰ぎました。2023年初愛迷です。何度か書いている通り、Finallyでも一番好きな曲の一つなのですが、まさか今日入れてくるとは思っていませんでした。初見の人にはロッケンや君エールとの振れ幅でビックリされそうです。今回の対バンに持ってくるのはまた攻めましたねー。

とにかく一人一人の歌唱力、表現力の高さがこれでもかと発揮されているのが愛迷。それだけに、全員が全員、明らかに収録時より遥かにレベルアップしているのが分かります。一番サビでの🌻様に至ってはもう本当に言葉を失うほどで、完全に言葉を失い、言葉を失うしかありませんでした。

真面目な話、今のFinallyがダークなバラードを歌ったらとんでもないことになるのは間違いないと思うんですよね……ただ、どうしてもLIVEとの、特に時間の限られる対バンとの相性が悪いので、制作する余裕がなさそうなのが残念なところです。

1/22には早くも新曲の初披露が待っていますし、もちろんすぐにフルスロットルとは行かないかと思いますが、Aoi様の復帰も近づいてきましたし、6人の完全版が待ち遠しいです。しかもようやくWINNERSにも慣れてきたと思ったらまた新曲、本当にノンストップで彼女たちに振り回されるのが楽しい毎日です。

そんなFinallyからfleufleuさんへは、MCで好きなところを挙げていくことに。🌻様が木金のラジオでは飽き足らずこれでもかと喋りまくり、モノマネまでし始めて一時はどうなることかと思いましたが、どうもfleufleuファンの皆さんのハートをがっちり掴んだようです!さすがは天然の策士!

そして何より、LIVEセトリの中では君エールが、文字通り新たな道への応援歌となる象徴的な歌でした。Finallyからの愛も、fleufleuさんとそのファンの方々へきっと伝わったと思います。

終演後物販・特典会は全グループ同時だったためすさまじい数の人でしたが、何とかメンバーにもらった年賀状を年明けに忘れなかった組へのお礼を伝えたり、宿チェキに書かれた言葉がとても嬉しかった話ができてよかったです。こちらからお渡しした年賀状(の体を取ったお手紙)もシェアしていただけたとのことで、リーダーありがとうございました!スベってたらすみません!

その後は、てぃーちゃんずの大先輩から日乃まそらさんのリストバンドがあるとの情報を得たため、上記のことをお伝えしたかったこともあって買いにいったところ、まさかのグレーカラー(マーブル)があったので喜んでゲットしました。色味が本当に良くて普段使いしたい!

本当は他の演者さんにもカッコよかったです!の一言だけでもお伝えしたかったのですが、あまりの混雑に断念しました。またの機会があることを祈っております。

序盤こそ見られなかったのですが、イベント全体を振り返ってみても、とにかく「愛に溢れたイベント」という言葉に尽きる一日でした。

スタイルは違っても、一人一人がインディーズでの活動や対バンを通じて、ライバル・戦友・先輩・後輩・親友・憧れ……そういった関係性を育まれていって、それが反映されるステージ。LIVEはいつだって一回限りのもの、と今回はエストラスのkyokaさんも仰っていましたが、そこに演者さんたちの間での熱い想いも加わることで、さらに特別な時間が出来ていくのだと感じました。

演者やそのファン同士が熱を高め合うことがイベントの醍醐味だという、仙台での宮田レフティリョウさんのコメントも思い出します。対バンだからこそ実現できる熱さみたいなものを、今回も教えてもらえました。

最後になりますが、改めましてfleufleuの皆さんの今後のご活動、心から応援しております

またいつか、それが別の形であっても、皆さんが揃って奏でる音楽にライブハウスで出会えますように。初見の身で僭越ながら、そう心より願っています。


そしてFinallyの次回は1/22のロードトゥワンマン……ですが、これまた特典会めっちゃくちゃ混みそうですね。新しいミューカも出るし、初めましてチェキ無料や写メ券プレゼントもあるし。果たして俺は無事に初見組を楽しませつつ50分を走り切り、そこから武道館のTMRへ駆け込むことができるのでしょうか……?というか、24時間以内に武道館1日目→Finally50分→武道館2日目って、シンプルに身体は持つのでしょうか……?待て、次回!



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