シェア
悠
2024年4月21日 21:13
毎春思う、飽きる前に散りゆく桜は思考をもたないはずなのにどうしてそう賢いんだ。「春が二階から落ちてきた」と、伊坂幸太郎の小説の冒頭句がよぎる。出来ないことばかりに目が行くボクら人間(狭義で言うとに日本人)は、自虐の日々を噛み締める時も多々あるだろう。裏を返すと、いや裏の裏つまり表に戻る訳だけど、自虐は自己愛だ。数年前まで自虐思考に陥る要因は、いわゆる自己肯定感の低さと自己承認欲求の