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逡巡

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逡巡のその断片の記録。
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新婚旅行の宿がパッと決まらないだけでイラつく自分が嫌すぎて眠れない

新婚旅行の宿がパッと決まらないだけでイラつく自分が嫌すぎて眠れない

 結婚式の準備も大変だけど新婚旅行の準備も大変だ。

 結婚式の準備は【私が選ぶ→夫に確認→OK出たら確定】がほとんどだった。準備期間の半分は夫が海外出張していたため、私が決めないと進まない状況だったし仕方なかったと思う。とはいえかなりの労力を使ったから正直決断疲れしていて、「せめて新婚旅行の全行程とは言わずとも、宿くらいは夫に決めてほしい」と思っている節があった。
 夫が行きたい観光施設がたまた

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やりたいことをやる難しさ

やりたいことをやる難しさ

 結婚式直前にも関わらず自分を追い込むために作っていた刺繍を中断したら、2週間ほど前から続いていた不眠が治まった。今日ようやくまともな8時間睡眠を取れた。

 ものに限らず何かを創作するときは、大なり小なり自分を追い込まなくてはいけない場面があるはずだ。しかし「自分を追い込んででもやらなくちゃ」を「やりたい」が上回った瞬間、創作意欲や薄れ、ベストクオリティが出せなくなる。
 私は良くも悪くも自分以

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無限の引き金

無限の引き金

 一つのことにつまずくと、背後にある無限の引き金が一斉に引かれて何もできなくなる。今日は私が洗濯機を数日回さなかったせいで夫の白シャツがカビてしまったことをきっかけに、親とのトラウマティックな記憶や父方の親戚に対する不信感、将来への漠然とした不安、あらゆる自己嫌悪が一気に迫ってきた。背中がガチガチに固まって、もう二度と姿勢を正せなくなるような、姿勢を正そうとしても頑強な岩壁がそれを許さず、むしろの

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肉体の耐えられない重さ

肉体の耐えられない重さ

 肉体は重すぎる。ときどき肉体をガバッと脱いで、魂とか精神だけの状態になって休みたいときがある。世を生きながらあらゆる刺激を受け、ガチガチに硬直した肉体の重みに精神が耐えられなくなったとき、人はコロッと○んじゃったりするのだろう。肉体を持って生きるのは過酷であるに違いないが、肉体なくして得られない幸福や愉悦もあるのだから、可能な限り肉体を大切にして、幸福や愉悦を味わいたいものだ。       

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Eちゃん「長年見て見ぬふりをしていたインナーチャイルドを自分の領域に招き入れて、お風呂に入れて、ご飯を食べさせて、寝かしつけて、外に出るときは一緒に行って精一杯楽しませる。責任を持ってインナーチャイルドを育てる。その大切さに気付いたとき改めて子育ての大変さを痛感した」

逡巡のカイエ 2023/6/23

逡巡のカイエ 2023/6/23

(指示語だらけで不明瞭)

 クリスチャンとしての文脈と、地球人・東洋人・モンゴロイドとしての文脈と、それぞれにおいて自分を大切にしたい。実際そのどちらか一方を完全に捨て去ることは人間として生まれた以上不可能。これは他者との関わりのなかで相手を重んじるためにも必要な心だと思う。
 その心を持った上でできる伝道ってなんだろうって色々考えるけど、今まであまりにも伝道につまずくこと悩むことが多かった。同

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6/18 Sちゃんとのお茶にて。
●「やればまぁ」はあるけどやりたいことはない
●「何かをやりたい」の前に、生まれてから一番最初に自我をもって思ったこと:なぜ私の話を聞いてくれない/分かってくれないんだろう→逆に相手は何を分かっているんだろう→相手を知りたい。世界謎すぎてやばい。

表現と創作の手段

表現と創作の手段

 展覧会三昧の5月を経て、改めて自分自身の創作活動について考えている。

 私は向き・不向きは極端だけど「やればまぁできなくはない」がたくさんある。学校の成績は理数系と体育を除いてだいたい中の上。幼少期〜大学卒業まで、クラシックバレエやモダンダンス、作品撮り系のモデルなど非言語表現を中心に色々な経験をしてきた。
 しかし、自分が表現したいことを最も的確かつ自由に表現できる手段がなかなか見つからなか

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今後もさまざまな経験を経て精神的に成長・成熟していくだろうけど、感受性が極端に鈍るってことはあまり起きなさそうな気がするし、できるだけ鈍らせないように努力をしたい。

私が子供を産み育てることを躊躇する理由:私自身の生育環境や父母との愛着に問題があったことに加え「私が我が子以上に繊細すぎてしまう可能性が高いから」がある。少なくとももう数年はカウンセリングが必要だと思う。

逡巡のカイエ 2023/5/28

逡巡のカイエ 2023/5/28

 これまでずっと「自分」と「他者 / 社会」の噛み合わなさに悩んできた。知能検査を伴う発達障害の診断を受けて、ああなるほどと納得する部分もあったけど、納得したからといってすぐに特性の活かし方が分かるわけでも、他者 / 社会との齟齬が減るわけでもない。いつまでこの問題について悩み続けるのだろうか。もしこの問題が解消するのだとしたら、どのようなステップを辿り、何をもって解消とするのだろうか。

 最近

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インディーズの真価。自分が自分であるために、自分であることを手放さないための仕事 / 活動ができる。自分と似た感性や価値観を持つ誰かのために展開する。
TBSラジオ『ジェーン・スーと堀井美香のOVER THE SUN』Ep.136
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/tbs%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%82%AA-%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%B3-%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%81%A8%E5%A0%80%E4%BA%95%E7%BE%8E%E9%A6%99%E3%81%AE-over-the-sun/id1533649648?i=1000612749162

逡巡のカイエ 2023/5/13

逡巡のカイエ 2023/5/13

 もし幼い頃の私に会えたら、「 “子供扱い” という、大人が大人の都合で作った大人のためのシナリオに従う必要はないよと伝えたい。また「子供ではなく、世を生きて間もない人として、年齢の小さい人として向き合ってくれる人に出会いなさい」とも。そうできないから今の私が実践する。

 それなりに帰属意識があり、居心地よいと感じるコミュニティ二つでそれぞれに問題が起きた。一方では複数人が一挙に去り、もう一方で

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聞く耳

聞く耳

 「どんなに真剣に話しても、強く訴えても、私の話は誰にも聞いてもらえない」と思うようになったいくつかのきっかけをまとめてみる。
 長らく私が聞く耳を持てなかったのは、幼少期〜思春期に周りにいた大人の多くが、私の話に聞く耳を持ってくれなかったからだと思う。もちろんそれだけが原因のすべてではないけれど、大きな一因であることに間違いない。


 何事も必要以上。過干渉。情に厚く素直な人だけど、そのぶん

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