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「わかったつもりにならない」キーエンス出身の明石に聞く、働くうえで意識していること【Grand Central社員インタビュー】

回答者:SE事業本部 明石一穂 勤務地:名古屋
青山学院大学を卒業後、新卒で株式会社キーエンスに入社。法人向けコンサルティングセールスに従事し、全社新入社員売上レコードを更新。全社ランキング3位を含め社内表彰を多数経験。その後、日立製作所にて、大手金融向けのDX案件やNPO法人向けのアプリ開発案件でのプロジェクトマネジメントを経験したのち、セールスコンサルタントとしてGrand Centralに参画。



1.「数字を達成しても気持ちが満たされない」転職のきっかけ

大手SlerのSEとしてITプロジェクトの推進や、チームマネジメントを中心に行っていました。
新卒ではキーエンスに入社し、前職のIT業界に転職して現在に至ります。キーエンスは個人で働く仕事が多く、毎日同じ業務の繰り返しで物足りなさがありました。数字を達成しても気持ちが満たされず、環境を変えようと思ったことが転職を決めたきっかけです。IT業界は案件ごとにプロジェクトを組んで、チームで仕事をしていきます。また案件の内容や、工程ごとに業務内容が異なるため、キーエンスとは真逆の環境でどれだけ自分が戦えるのか試してみたくなり、最終的に大手Slerへ転職しました。

転職活動中は、大手SIerや大手広告代理店等を中心に受けていました。

2.転職のきっかけは、キーエンス時代の同期が事業を成長させていること

新卒で入社したキーエンスで代表の北口、役員の吉田・青木と面識があり、同期で親交があったメンバーが多かったことがきっかけです。そんなメンバーが自分たちで事業を成長させていると知ったことが、本格的に自分事としてGrand Centralへの転職を考えるようになりました。

3.入社して“創業して2期目ながら社内体制が整っている”、“一人ひとりの能力値のアベレージが高い”、“熱量と人間性、コミュニケーション能力が高い”と感じました

率直に感じた点は“創業して2期目ながら社内体制が整っている”“一人ひとりの能力値のアベレージが高い”“熱量と人間性、コミュニケーション能力が高い”の3点です。

1点目の社内体制が整っている点については、私自身これまで大手企業2社で働いてきたこともあり、ベンチャー企業に転職するのは正直不安がありました。しかし、実際に入社してみると隅々まで制度や教育体制が行き届いていると感じております。
2点目の個人の能力値が高いというのは、とくに幹部陣の能力が非常に高く、キーエンスで一緒に働いていたときも優秀だと感じていましたが、“立場が人を作る”というようにGrand Centralに入社してさらに視座が高まっているように感じました。また、幹部陣に感化され他のメンバーも高い視座と当事者意識を持って仕事に取り組んでおり、個人の能力値が高い超筋肉質な組織だと感じております。
3点目の熱量、人間性、コミュニケーション能力が高い点については、大手にありがちな気疲れなどが無くなりました。いい意味でフラットな会社だと思っております。全員が熱量高く手を挙げ、人の意見を尊重する人間性があり、しっかりと想いを伝えられるコミュニケーション能力の高い方が多くいらっしゃるので毎日ストレスなく働けています。

4.ベンチャー企業とは思えない体制や制度

ベンチャー企業なので、体制や制度には期待してはいけないと思い入社しましたが、実際働いてみると、かなり緻密に制度が練られておりました。キーエンスの良い部分を残しつつ、リクルートや他社のトレンドに沿った制度設計が組まれており、いい意味でのギャップを感じました。

5.一人一人の当事者意識と裁量権、スピード感が前職キーエンスとの違い

大きく2点ございます。
1点目は、一人一人の当事者意識と裁量権です。Grand Centralはお客様に対してフロントで対応する立場になるタイミングが早い会社なので、入社して数ヵ月でお客様と対峙して意見を求められる状況になります。そのため、年次に関係なく、それぞれが圧倒的な当事者意識と大きな裁量が与えられる環境だと感じております。
2点目は、スピード感です。前職では、大手特有のスピード感の不足に課題を感じることがありましたが、Grand Centralはその意思決定の早さに加え、お客様へのレスポンスや、社内の情報共有などスピード感を大切にしている会社だと感じました。

6.安心感を持って仕事に取り組めるPC制度

大変満足しております。PC制度では、自分の性格や経歴、スキルに合った教育計画を立てて頂きサポートを受けております。安心感を持って目指す先を明確にしながら進められていると感じています。
新入社員の方々が入社した際なども、PCの方が忙しい中でもしっかりと時間を確保して向き合う風土がありますね。自分自身も大変感謝しております。

7.ゆっくり過ごすことがリフレッシュ

平日は睡眠を重視したいのでNetflixを見ながらゆっくり過ごすことが多いです。水・金曜日は飲みに行っていますね。休日は東京に帰ったり、温泉・サウナ・ゴルフ・ドライブに行ったりしています。

8.将来はどんな30歳40歳になりたいかを自分に問う

将来、自分がどういう風になりたいのか、自分の伸ばしたい強みは何で、どんな環境であれば、能力を最大限に発揮して活躍できるのかを自分なりに考えておくといいと思っています。どんな会社であっても、なんとなく入社し、目標やプランなく過ごしてしまうと、なんとなくで終わってしまいます。これまでの経験、自分の性格や強みを把握して、どんな30歳や40歳になりたいのか、自分の中で明確にして入社することが大事だと思います。

9.お客様ファーストは営業のプロフェッショナルへの道

“お客様ファーストが徹底できている人”です。難しいですが、お客様に寄りすぎるとただの御用聞きになってしまうので、客観的な目線やプロの立場で相手を尊重した提案が大切です。痒い所に手が届く存在になる、相手の欲しい情報をこちらから提供する、レスポンスが速い、気づきや付加価値を提供できるなど、営業のプロフェッショナルとしてお客様ファーストで寄り添える人が活躍されていると感じます。
また何事に関しても周りの情報にアンテナを高く張り、インプットをしている方や、自分がやると決めた事は徹底して最後までやり抜く方は成長スピードが速く活躍されている印象です。

10.こだわりを持ちすぎず、柔軟に吸収することの重要さとは 

“わかったつもりにならないこと”です。自分自身キーエンスでの営業経験や大手Slerでのマネジメントの経験がある一方で、Grand Central流の仕事の進め方や作法など、わからないことがまだまだたくさんあります。周りを真似するだけで分かったつもりでいると、仕事の本質を理解しないまま思考が停止してしまうので、業務内での違和感や分からないことは放置しないようにしています。また、周りからの意見も素直に受け入れて、自分の中でこだわりを持ちすぎず、柔軟に吸収することも日頃から意識しています。

11.【目標】組織を変えていけるような人材になる

現在私は入社して1ヶ月ほどですが、来期から数字を持ちメインフロントとしてディレクションする案件が増えていきます。担当者の方々に満足度高く、数字的なコミットも含めて「明石に頼んでよかった」「Grand Centralに依頼してよかった」と言ってもらえるようなコンサルタントになることが短期的な目標です。
長期的な目標としては、マネジメントに貢献して会社を引っ張っていける人材になることです。Grand Centralに入社する際、上にいって組織を変えていけるような人材になりたいと目標を立て参画しました。東京の拠点にも進出していく計画があると思うので、垂直立ち上げに貢献するためにスキルと経験を積んでいく所存です。

12.就職活動は、自分の強みと弱みを知り、やりたいことを経験から話せるように落とし込むことが大切

就職活動はまず始めに、自分の強みと弱みを知り、やりたいことを経験から話せるように落とし込むことが大切だと思います。そして、自分の強みが活かせる業界や会社と紐づける必要があります。業界ごとに、体力勝負・ブラックになりやすい・コミュニケーション能力が必要・論理的思考能力が必要など働き方は異なります。自分と各業界・各会社の強みと弱みをしっかり言語化して紐づけたとき、納得感のある自己PRや主張ができるようになると思います。
また自分自身については、自己解決をするのではなく友人や家族に率直に話しを聞いてみてください。各業界については、外からネットの情報を拾っているだけでは正直分からず、周りとの差もつきません。実際にその業界で働いている方に時間を貰うくらいの図々しさを持って、リアルな一次情報を取得し、自分の経験とリンクさせることが就職活動では大切です。中途の方の場合でもレベルは違えど、方向性は同じだと思います。頑張ってください!

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