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「そのうち」を「今すぐに」

「友達」と呼べる人は年々少なくなっているような気がしている。
「友達」と思ってしまえばそれで良いのだろうけれど、若い頃のように出会ったその日に「私たち友達!」とはなかなか言えないし、友達と呼んでしまってはおこがましいかなという思いもある。
どこからが友達でどこからが知り合いなのか、線を引くのもまた野暮であるが、出会った人を友達と呼んで良いものかどうか、実はこっそり迷っている。

幸いにも今年は友達と呼べる(呼ぶことを許してもらえる)3人と会うことができた。
いつもはネットで「喋る」ことが多い私たちだが、対面して喋るとやはり人物像が立体的になる。
ネットでのやり取りを私は否定しないし、それがなければ彼女たちとは出会えなかったのだからネットの恩恵は十分感じている。
しかし一方で、個々の書く技術に依存するネットのやり取りでは、十分伝わらないものも当然ある。まして、その人が持つオーラのようなものは実際に会ってみてこそわかる。

友達と会いたいと思っても、私は外出をヘルパーさんに依存せねばならず、また外出の日時が限定されている私には、友達と会うことが「そのうち」になりがちだ。

そのうち会いましょう。
機会を作って会いましょう。

なんて字面ではポジティブに書けるけれど、実際に会うとなるとお互いそこに多少なりともエネルギーを使うことになるので、なかなか会えない。
そんなこんなで1年はあっという間に終わってしまう。

でもやっぱり出来る限りすぐに日程を決めて会っておいた方が良いのだ。
人はいつどうなるかわからない。
災害だっていつやってくるかわからない。
結果、会わなきゃ良かったと思うことがあったとしても、会わなかったという後悔を残したくないと思う。

何に対しても、特に人と会うことに対しては「そのうち」は限りなく避けたいと思う。
「そのうち」は永遠にやってこない。
会いたい人には今すぐに会っておいた方が、きっと良い。

今年、時間を作って会ってくれた人たちに心からのお礼を。本当にありがとう。

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