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オオカミ少年を目指すべきではない

テレビはまだこんなことをやっているんだ…

と思った。
ある出演者を観たいがために、珍しく夜テレビをつけた。番宣ではその出演者が目玉的な扱いのように編集されていたし、その出演者をメインにしたコーナーはなかなか放送されないので、きっとその番組の見どころ的な扱いなのだろうと思った。
ところが、実際に放送されたのは3分もなかったように思う。体感的には1分弱だ。

テレビは「重大発表」だとか「続きはCMの後で」等のように、視聴者を期待させておいて、実際には「ふーん、それだけですか」というようなものが多い。散々視聴者を引き留めておいて、それはないだろうというものが多いような気がする。
いい加減もうそんなものに視聴者は騙されないぞと思うし、それだからテレビはつまらない。

テレビがオワコンとは思わないが、テレビ番組の質は落ちたと思う。
予算の問題というよりも、ちゃっちゃっと適当に作って番組表を埋めておこう的なコンテンツを、いかに視聴者に観させるか、いわば「過大広告」のような体制が常態化しているのではないか。

テレビ業界だけでなく、多くの分野が消費者への誠実さを忘れてしまっているのではないかと感じる。
私がお世話になっている福祉業界も、大好きなフレグランス業界も、様々な業界で似たようなことが行われているような気がしてならない。

ビジネスだから、100%誠実でいることは難しいかもしれないし、良いものを作れば絶対に儲かるというものでもないだろう。
けれども商品やコンテンツのふたを開けた時に、期待値と大きくズレたものが提供されたら、騙されたと感じるし、その「騙された感」は、結局商品やコンテンツを遠のかせる一因となる。
それは「オオカミ少年」と同じことなのだから。


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