色・いろ

１日のやることが全て終わって、夜のスキンケアをするときに、YouTubeを観ながらスキンケアをすることが多い。その時によって観たいテーマは変わるが、この頃は秋の新作コスメやフレグランスの動画を観ることが多い。

動画を観ながら、次は何を買おうか、などと思うが、実際には欲しいもの全てが買えるわけではない。ただ、観ていると、コスメやフレグランスの色やボトルの雰囲気（香りは伝わらないからね）、それを身に付けたときのイメージが頭の中いっぱいに広がって、観ているだけで楽しくなってしまう。今期はコスメの新製品がとても多く、どれも魅力的で、どれも欲しくなってしまう。

コスメやフレグランスといった衣食住に直接的に関わらないもの、それはコスメやフレグランスに限らず、音楽や舞台やその他のエンターテイメントにも通じるが、そのようなものを身に付けたり、見聞きすることで、心が豊かになるのはなぜだろう。
着ること、食べること、住むこと、それだって贅沢なものはたくさんあり、それらを体感することで心が豊かになるはずだが、人は直接生命に関わらないようなものも愛でている。

どうしてなのかということは別として、私は色を見ると気分が良くなる。例えば、手芸屋さんのグラデーションに陳列された毛糸、色とりどりの画材、ビーズやシール、文具類など、色とりどりに並べられたモノたちを見ていると、テンションが上がる。またヨーロッパで見られるような色とりどりの建築物なども好きである。
しかし逆に着るものに関しては、ボルドーに近い赤や、ラベンダーカラーなどは着るが、どちらかというとモノクロか白や紺の組み合わせにアクセサリーをつけるというのがお気に入りである。

これから夏の色から秋の色に変わる。百貨店では既に秋の雰囲気が漂っていた。夏の色も好きだが、秋の落ち着いた色も好きだ。
今日から９月。メイクとフレグランスはちょっとだけ衣替えをしようと思う。

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