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実は応募してまして…

「創作対象2023」というものがありまして…
私もこっそりと応募している。良かったらお読みください。

他にもいくつかお試し的に応募しているが、どの記事を応募したのか、すっかり忘れてしまった。
その程度のかる~い気持ちで応募してみたのだ。

審査基準には「スキ」の数も含まれるそうで、今この記事を書いている時点で21スキ。こんなものでは1次審査すら通らないのを承知で出している。

カバー写真は、私が大尊敬しているサノマの渡辺裕太さんから許可を得てお借りしている。というか、借りっぱなしである。
彼はnoteを3年続けておられて、やはり応募されたという。賞が取れると良いなと、こっそり応援している。
こちら、ぜひ読んで「スキ」してね。

この『ニューヨークの香水屋』には、彼の作品が登場する。
執筆をしたのはちょうど去年の秋に、彼がパリとニューヨークに出張していた頃かと思う。
髪と髭が真っ白になり、丸い眼鏡が鼻に落ちて、猫背気味に古びた板張りの床をコツコツと歩いている老紳士の姿が、ふと目に浮かんだ。
舞台は、ニューヨークの片隅にある、銀座SIXのLe Laboより若干広いぐらいの香水屋だ。
「香水店」ではなく「香水屋」。それがとてもしっくりくる。


私は、彼の人生の現在も未来も彩ることはできないが、もしもちょっとした秘密めいた過去があったら面白いなと、そんなことを想像して書いてみた。
原稿用紙にしたら10枚程度の小作品なので、小説としての応募はできなかったが、私はこの作品が気に入っている。
万一私がいつかどこかで超有名人になる日が来て、一番心に残る作品はと尋ねられたら、『ニューヨークの香水屋』と答えられるようなものにしたかった。
まぁ、そんな日が来るはずはないのだけれど…。

賞なんて取れるわけないと思っているし、取れるとも思っていないが、ストーリーを創ることの楽しさを、この作品を通じて知っていただけたらいいなと思う。
アカウントがなくてもハートのところは押せるので、もし良かったら『ニューヨークの香水屋』をポチっとしてね!

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