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ラッパーに読んで欲しいビートメイカーとのコミュニケーション取扱説明書(有料記事にしている場合じゃないので全文無料)

こんばんは
ディズニーに行って魅惑のチキルームで休憩しがちなGPPです ソイヤソイヤ
いや、あのアトラクションは休憩やろ
なんなら中に入って寝てたって良い
それは俺が許す ディズニーヲタクは許さないと思うがね いや、許すか
どうせみんなGW、ディズニー行ってんだろ?
ディズニーは喫煙所も混みますからね
喫煙所もアトラクションなんですよ
ちなみに僕は海底2万マイルが好きです
喫煙所行って海底2万マイル行って
また喫煙所行って海底2万マイル行っても良い
なんなら海底2万マイルでタバコ吸いたい
俺はさっきから何を書いてるんだ
まあ、なんでもいいか なんでもいいや
そんなことよりさぁ
そこの君!頭抱えちゃって、どうしたの?
相続問題は大変だよね あ、そうじゃない?
違う?違うか 違うなら違うって言いなよ
はぁ…ラッパーたちよ 
またビートメイカーと揉めてんのかい?
大丈夫?酸素吸う?横になる?
と言うことで今回はこちら!
ラッパーに読んで欲しいビートメイカーとのコミュニケーション取扱説明書(有料記事にしている場合じゃないので全文無料)
全文無料にしたんだから最後まで読みなさいよ?



【ビートメイカーとのやり取り、スムーズにいってる?】

引用:manba.co.jp

スムーズにいってんのかよ、ラッパー共
えー?なにー?また揉めてんのかよ
BlurとOasisか!
あんまり揉め過ぎるとプロレスとしての旨みが出ちゃってハラハラ出来なくなるんだわ
金がどうこう、データがどうこう…
もうね、揉めるの良しなさい
ラッパーでもあり、Pro Toolsでミックス修行中の僕が正しいビートメイカーとのコミュニケーションについて書いた記事を今から読ませるから、それであーしてこーしなさい
あ、でも…真剣に読まなくて良いからね?
基本的に俺の音楽ブログって真剣に読む人の為に書いてないからね
俺のnoteはクイズ!ヘキサゴンIIを見る感覚で扱って欲しい
え?なになに?
「ヘキサゴンを真剣に見てた視聴者だっている?」
いるかー!ヘキサゴン真剣に見てる奴なんていなかったわ!少なくとも俺の住んでた町にはいなかったわ!
とりあえず、今ビートメイカーと絶賛大揉め中なら8万ぐらい包んどけ な?それか、おこめ券な
と言うことでラッパーがビートメイカーと楽曲制作をする上で注意なくてはいけない点や最低限のマナーを書いていく
それではいってみYOASOBI



その1•レコーディング環境は気にしよう

引用:NEWSポストセブン

気にしましょう
世の中のラッパーにはこう言う考えの人たちがいます
どんなレコーディング環境であってもMIXとマスタリングの力で最高の音源になるっしょ!
なりません これは断言します
例えばiPhoneのマイクでラップを録って、そのデータをビートメイカーやエンジニアに送ったとしてもレコーディングスタジオのコンデンサーマイクで録音した質感にはなりません
楽曲制作でとにかく大事なのはレコーディングです これはHipHopに限らず全ジャンルにおいて録音が作品を作る上で最重要項目です

ビートを作る段階は好みが左右する世界です
MIXも音の好みが出てきてしまう作業です
ですが、レコーディングと言うのはジャンルにもよりますが良い音で録ることを目標とします
その為にどのマイクで録音するのか、どのインターフェース(DAWと言う音楽編集ソフトとマイクの仲介役となる機器)でRECしていくのかが決まっていきます
そして、この大元となるレコーディングが上手くいってないとMIXやマスタリングではどうしようも出来ない事が沢山あります
もし、先程例に出したiPhoneのマイクを意図的に使ってレコーディングしたい場合は前もってビートメイカーやエンジニアに伝えておくべきです
でも、そう言う狙いがない場合はマイクへのこだわりは持つべきだと思います
早く曲を出したいからお金をケチって激安マイクでとりあえず録ろうとしてもラップが劇的にカッコよく仕上がることはないと思います
折角、コンディションの良いラップをカマせても録音の質が悪いと全てが台無しです
なんで僕がこんなことを書いているのか言いますと、最近は圧倒的に宅録が増えてるからです
DTMと言う言葉の普及と共に自宅で手軽にレコーディングをするユーザーが増加しています
それはラッパーも同じです
レコーディングスタジオに出向いてレコーディングをする場合はスタジオ常設の値が張るマイクを使うので心配いらないんですけど、宅録となるとグレードを自分で決められちゃうのでそこは要注意かなと
では、どれぐらいの価格帯のマイクを使用したら良いのか…って話になりますよね
まず、価格帯の前にブランド•メーカーをチェックしましょう
ブランド名で検索をかけてみて、どれぐらいの評価と認知をされているのかを調べてみましょう
その上で価格帯を絞るのが良いと思います
価格も高ければ何でも良いわけではなくて中価格帯でもハイエンドなシリーズに負けず劣らずなコストパフォーマンスを発揮してくれるマイクもあるので財布と相談しながら自分の相棒(マイク)を決めていくのが一番ですね
それに付随して考えて欲しいのが自分の声質の分析です
Low(低音)の成分が多めなのか
全体的に高域が特徴的なのか
人それぞれ個性があると思います
それを活かしてくれるマイク選びも大事だと思うので楽器屋の店員に何でも質問してみることがオススメ
そして、さらに大切なのが録音する場所です
音は吸音や反射など物理的な現象によって変化してしまうものです
壁一面吸音材のスタジオブースで録音するのと木製の壁に囲まれた自室でRECするのとではレコーディングのクオリティが変わります
これに関しては自宅をレコーディングスタジオ仕様にしろと言うわけではなくて最低限、やれることはやろうよって話です
•ポップガードやリフレクションフィルターを設置してみる
•外が騒がしくない時間帯を狙う
•スタンドを調整してラップ時の姿勢を意識する
•リハーサルスタジオでセルフRECしてみる
こう言うのを試してみるのはレコーディングを豊かにするし面白くさせるキーなのでカッコいいHipHopを作り上げたい方は是非



その2•自分の声に合ったビート選び

引用:Amazon.jp

これも大事なポイントだと思います
最近、周りのラッパーの曲を聴いてて思うのは「そのタイプのラップでそのビートか…」
これです ミスマッチを散見します
って、お前何様じゃって話ですよね
すいません、外周100回します ごめん、嘘です
でもね、これはビートメイカーやエンジニア目線になると考えさせられる
と言うのもビートメイカーはビートを作っている段階でどんなラップが乗るのかイメージしていると思います
キーが低めでドスの効いた感じのラップなのか
少し柔らかくて語りかけるようなラップなのか
しかし、ビートメイカーは「こう言うラップを乗せて欲しいビートでーす!」と銘打ってビートを売ったりはしません
ここが難しい所ではあるのですが、そもそもビート作成を依頼する場合は自分の過去作を聴かせてみると良いでしょう
そのラップを聴いた感じでビートメイカーはビートを打つのでそこの意思疎通が図れるかなと
既に販売されているビートを買う場合や曲を一緒に作ることを依頼した段階で何パターンか用意してくれるシチュエーションの時はラッパーとして自己分析をしてグッドチョイスをすることが試されると思う
チャート上のHipHop(主に国内の話)を聴いていてもビートとラップの種類が合ってないなと感じることは多々あります
規格外の例えにはなりますがそう言う意味だとJAY-Zって凄い
この世で唯一、ビヨンセとイチャコラワッショイ出来る鼻潰れ大金持ちことJAY-Z
この人の曲のビートって物凄くゴージャス
キラキラしていて迫力を感じるものばかりです

でも、決してラップがビート負けしていないのだ
むしろビートより主張している時があるぐらい
抽象的な表現ばかりにはなってしまったがビートと自分の声の相性が如何に重要か思い知らされるタイプのラッパーですよね
エンジニアがMIXをする時もラップとビートの組み合わせが既にハマっていると処理しやすいと思います
POPSやROCKなど他ジャンルの場合は基本的に歌をいじっていくので答えがハッキリしやすい傾向にあるのですがHipHopだとラップになるのでそこが曖昧になりやすい
これは"その1"とも被りますけど自分の声の分析はラッパーにとって永遠のテーマだと思う
僕の場合だと自分の声的にあまりポップな曲調にはラップがハマらない気がしているんです
だから、そう言うビートは選びません
自分でたまにビートを組んだりする時もそう言う流れにはならないかな(僕はビートメイカーではないです ヒノキ花粉症ではあります)
今から矛盾したことを書きますね
ビートは自由に選んで良いんです
ほら、矛盾してるでしょ?
でも、自由の中に条件をつけるとより良い音楽が出来上がる気がするんです
ラーメンにはコショウやお酢、ラー油とかをかけたいですよね? これはかけるならの話です
でも、デミグラスソースはかけないですよね?
つまり、そう言うことです どう言うことだ
いやね、折角提供されたラーメン(ビート)は成立しているのに調味料(ラップ)との合体が上手くいってないとアレンジなしのラーメンだけに戻りたくなるんだよね リスナー的には
でも、もう曲として出しちゃったら戻せない
意外と主観と客観では曲に対する感想が違ったりもするので意識してみると良いかも




その3•ラップの滑舌と声色は後からどうにもならんよ

引用: grapee.jp

どうにもならないですね
僕も自分の失敗談を踏まえてそう思う
ラップって歌と違って語りに近いので滑舌が悪いとどうにもならんのよ
リスナーに届けようと思っても届かない
ライブの場合って生なのでその場の勢いとかで何とかしようとチャレンジ出来るけど作品となるとレコーディングのセクションでそこに気付けないとアウトかもしれない
エンジニアもディレクションまでやってくれる人じゃないと指摘してくれない可能性がある
宅録していたら自分でのジャッジになるので本人次第なところもある
そして滑舌と同じぐらい大事なのが声色
テンションと言い換えてもいいですかね
僕は過去にMAスタジオでアシスタントをやっていてテレビのナレーション録りに立ち会っていたのでここらへんは肝に銘じている
滑舌の良いナレーターさんがNGを食らう場合はこの微妙なテンションだったりした
そんなに声を張ってオラオラしなくても良いverseで張り切っちゃって、完成した音源を改めて聴くとビートとの雰囲気に合ってないとか…
逆もありますね なんか脱力し過ぎてダラダラっとラップしちゃったなとか
んで、この2つの何がヤバいかって言うと…
MIXではどうにも出来ないのです
例えばリズムがズレている
ぶっちゃけ、これは後から修正出来ます
皆さんも言われてないだけで勝手にやってくれているかもしれない
あとはノイズが入っちゃってる
これも今は便利な時代で後から除去出来たりします(だからと言ってレコーディング時にノイズを意識しないのはやめましょう)
しかし、滑舌と声色は無理です
録音したもので勝負するしかない現実があります
微妙なフロウの違いとかもそうですね
本来、コントロールしたかったフロウではないベクトルに流れていってしまった
なんてことは僕、しょっちゅうですからね
なのでレコーディングは時間の許す限り何TAKEも録った方が良いと思う
保険をかけておくのも一つの手です
別に数TAKEをまとめてビートメイカーやエンジニアに送るのは悪いことではない
まあ、結局のところファーストテイクが一番良くて今までの時間はなんだったんだと言う経験もありますけどね
レコーディングは孤独な戦いです



その4•データの渡し方は分かりやすく

引用: https://gigafile.

その方が絶対良いよ
あのね、これは性格が出ると思います
例えば宅録の場合は自分でラップのデータを書き出すわけだがファイル名とかは分かりやすく入力した方が良い
僕はデータをビートメイカーに渡すことも、ラッパーからデータを受け取ることもある
「ラップ.wav」でポーんと投げる人もいるし何なら「20230101.wav」とか「名称未設定ファイル.wav」で送ってくる人もいる
そりゃあ、ファイルを開いて実際に聴けば中身は分かるけど丁寧じゃない
ひとくちにラップと言ったって色々録音しているはずなんですよ
verseとhookは別物なわけだし、被せや煽りは別トラックで乗せてたりする
そういった複数のデータをぐちゃぐちゃにしたままで人に渡すのは細かく言うとマナー的に宜しくない気もする
あとはメールに添付して送るなら件名とかは分かりやすく何を送信したのか明記するべきだし、本文に詳細は入力してあげると向こうも整理がしやすいかなと
もっと言うと書き出すファイル形式は気にしましょう これ、意外と大事です
やはり、よっぽどの理由がない限りはwavと言うファイル形式で書き出すべきです
何故かと言うとwavという形式は非圧縮なので一番解像度が高いんです
一番クリアな音質のデータを渡した方が良い
mp3で書き出したりも出来ますがmp3は圧縮をしているので低解像度です
相手と会わずにやり取りをするならそう言う気配りも必要だっテバヨ
僕もラップしたての頃はこう言うところがダメダメだったので何度もMIXしてくれる人に二度手間な質問をさせてしまい効率を下げていました
まあ、スタジオでレコーディングをするのであればここらへんの心配は必要ないですけどMIXする人は別の方で録り終えた音源を渡す場合なんかは自分がどのDAWでどんなマイクで録ったのか伝えてあげるのもアリですね
気にするエンジニアは気にします
一番楽なのはレコーディングエンジニアが最後の作業まで一律してやってくれるパターンですね
会って話せるし、要望を伝えられたら後のことは基本的にお任せになりますから
僕の場合はデータを書き出して、人に渡せるようにzipに圧縮してからギガファイル便と言う圧縮ファイルをURL化してくれるサイトにぶち込んでますが、心配性なのでそのURLがクリックして開けて尚且つファイルをダウンロード出来るのかまでセルフで確認したりしています
ここまでやる必要はないと思うけど、自分では完璧に渡したつもりでもなんかの不具合でURLからアクセス出来ないとかデータの中身が足りないとか無くはないので
他には…なんだろうな…
あ、音割れとかしてないよね?ってチェックはインポータントですわ
あのね…DAW上で聴き返してみて問題なくても書き出したデータをスピーカー等で聴くと若干音割れてたりすることってあるあるなんですよ
その場合ってDAWでのレベル調整で書き出し直して解決するなら救えるけど無理そうなら最悪録り直しとかもあるので気をつけてください
大体、インターフェースの入力レベルが調子乗ってたりするんだよね 音量アゲアゲ状態
アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士
バリバリ☆Sunday Night
ラヴラヴ☆Monday Night
モテモテ☆Tuesday Night
Wednesday Night オーライ?
I need you I want you 嗚呼 なんとゆう!? (Yeah Baby! Yeah Baby!)
元気出るな、この曲 はい 次



その5•お金は先に払っちゃえば?

引用:えぐのブログ

これは僕の個人的な意見です
なので正解ではないです
でもね、一番ビートメイカーとラッパーが揉めてる内容って金回りのことのように見受けられる
勿論、後だろうが先だろうがちゃんと払えば良い話なんだけどたまに払う意思はちゃんとあるんだけどシンプルに忘れてる人がいる
僕にはイマイチこの感覚、分からないのだけれど世の中には忘れっぽい人っている
制作に夢中になり過ぎて曲の完成間際までスイッチがずっとONのラッパーもいなくはない
だから、そう言うタイプの人はビートをお願いする際に見積もりを聞こう
普通にMIX作業まで込みで〇〇円ですって言ってくれるはずなので先に払っちゃって良いのかを確認しましょう
別に「曲を出し終わるまで値段はナイショよ♡」なんて回答する奴いないから 安心したまえ
キャバクラじゃないんだから
後から値段聞いてびっくらこくより初めからオープンザプライスされた方が良いでしょ
あとは話が少し逸れるがイヤらしいことは考えない方が身のため
この前、Twitterで「共同名義でやりませんか?と話を持ちかけてきて金を払わずに曲を出そうと言う算段の輩がいる」なんて愚痴ツイートをしているビートメイカーを目にしたけど…
それはセコイヤチョコレートだぞ
あと、値切り交渉とかもやめなさい
お母さんが言ってるうちにやめなさい
よく言われたな母さんに
「公園まで行ってDSするのやめなさい」
公園まで行ってわざわざDSするのが楽しいんじゃんね? 
てか、駿太 俺の貸したDSソフト「ジャンプアルティメットオールスターズ」いい加減返せよ
借りパクは許さんぞ 青筋立てて怒ってます
読んでるか、このブログ 待ってるぞ
じゃなくて、値切り交渉とかはせずに正規の値段を大人しく払いなさい
割とビートメイカーも10代のラッパーとかのことを考慮してお買い求めしやすく値段設定していたりするみたいよ 以上




【人と人で音楽は作られる】

どんなジャンルもそうよ
音楽はAIなんかと作ってんじゃないのよ
人と人で成り立っているのさ
だから、イライラもするしワクワクもする
その苦労の果てにカッコいい新譜が生まれる
ラッパーを名乗る以上はラップ以外のこともビシッとしていたいよね
分かるよ 金ないのに金にならないラップをするのは大変ですわね
それでも好きだからやるわけだ
僕はバンドでもラップしてますけど試行錯誤の日々ですよ
「ここのハイハットだけ消すか ブレイクにしてラップだけ聴かせるか」
「いや、しなくていいと思うよ」
「あ、そうですか じゃあ、なしで…」とか
そんな細かな作業が名曲を爆誕させるわけで
陰で皆んなコソコソやってる
「ラップ録ったら後は完成まで待っとこう、俺無敵!」じゃないかな
最後まで曲作りは見届ける
その方が絶対良いものが作れる
作ってくれたものには感謝する
自分の為にビートを作ってくれるなんて当たり前じゃないのだ
これは逆も然り
自分の作ってくれたビートにラップをしてくれるなんて必然じゃない
SNSが主流になって感情が消される昨今
人間らしく音楽と向き合いたいですよね
僕も毎日反省することばかり 共に頑張ろう



はい 終わります
面白かったですか?
そうでもなかった? それならそれでいいや
意外とこう言う内容を記事にしている人っていないから書いてて楽しかったです
「The 1975•ライブレポ」みたいな誰でも書いてそうな記事より面白いでしょ?
ねぇ? そうでしょ?
頷かないねぇ 優秀ですね、皆さん
うわっ ダメだ 嫌いな音楽noteユーザーを思い浮かべてしまった しかも、特定と人物
良くない 良くない
では、ここらへんでお開き
カッコいいHipHop、待ってます
じゃあね



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