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免疫システムを再教育する【4ステップ】

【強力な免疫アップ】4つのステップ

免疫システムを再教育するために、非常に効果的な方法をご紹介します。免疫システムの反応を正常にし、花粉症やアレルギー改善に役立つ強力な内容です。

NLP反例のプロセスといわれ、
本来9ステップで構成されていますが、その中からキモとなる4つのステップをご紹介します。

免疫とは、人体のセキュリティです!

⑴.健康的な状態を思い出す

花粉症やアレルギーになる前の健康的な状態を思い出しましょう!
[もの心ついた時から症状をお持ちの方は、症状が出ていない時の健康的な身体の状態をイメージできれば大丈夫!]

それは免疫システムが正常な反応をしている状態です。

症状がひどい
辛い
長引いている

などの時ほど、正常で健康的な状態を忘れがちです。そして症状が慢性化すると、思い出すのが困難になります。

だからこそ、
免疫システムを再教育するための第一歩として、
花粉症やアレルギーになる前の健康的な状態を思い出すことがポイントです。
それにより免疫システムに正常な状態を思い出させ、正常な反応へ方向づけしやすくなります。

【ポイント】

繰り返し、健康的な状態を思い出し、いつでもイメージできるようにしましょう。
イメージした時に、健康的な時の感覚を十分に感じましょう。
※感覚を十分に感じるときのポイントは、この章の最後にあるコラム1でご紹介しています。

例えば、
過去にあった最高の思い出をイメージすると、イメージしただけで楽しい気持ちになり、身体の感覚も軽くなったり、元気になったりなど、生理的に変化します。

これは心理学や脳科学で言わるように、イメージ、心理状態、身体の感覚がつながり影響し合っているのが理由です。

そのため、健康的な状態を思い出す時は、イメージ、心理状態、身体の感覚は1つの組み合わせとして行いましょう。それも効果を出すためのポイントです。

このように健康的な状態を思い出すことで、症状を出すのがあたり前になっていた免疫システムの働きにゆらぎが生じます。そのため症状が軽い人の場合、これだけで改善や緩和が進むことがあります。

⑵.反例を明確にしてイメージする

反例を明確にして、免疫システムを再教育するための強力な足がかりを作りましょう。反例とは、アレルゲンやアレルゲンに似ている物質に触れても、症状が出ていない状態のことです。

アレルゲンとは、一般的には花粉症やアレルギー状を起こす原因のことです。
以下に反例の例をご紹介します。

【アレルゲンに触れても、症状が出ない状態の例】

花粉症やアレルギーになる前で、アレルゲンに触れても大丈夫な時
※スギの花粉症なら、スギに触れても大丈夫だった時など
【アレルゲンに似た物質に触れても、症状が出ない状態の例】

猫アレルギーだけど、犬は大丈夫
スギの花粉症だけど、ヒノキやブタクサは大丈夫
牛乳は口にできず、見るのも厳しい、けれどチーズは口にして大丈夫
など
上記の例を参考にして、あなたの症状の反例を明確にし、その時の健康的な状態と感覚を感じましょう。くり返し行い、いつでもイメージと感覚を思い出せるようにするのがポイントです。

現在の『アレルゲンに触れると症状が出る』という反応パターンに対して、
『アレルゲンに触れても、症状が出ない』
または、
『アレルゲンに似ている物質に触れても、症状が出ない』
という状態を思い出し、感じましょう。

それにより現在の反応パターンが揺らぎ、不安定になり、免疫システムを再教育しやすくなります。

花粉症やアレルギーが軽度の場合は、これだけで改善や緩和が進むこともあります。

⑶.健康的な状態をアンカリング(条件づけ)する

あなたの身体に健康的な状態を覚えさて、いつでも引き出せるようにしましょう。身体に覚えさせることで免疫システムを再教育するための準備が整います。

そのために必要なことは、⑴.⑵をしっかり行い、「イメージすると、瞬間的に健康的な感覚を思い出せる」ようにすることです。

例えば、
思い出の曲を聞くと、当時の気持ちや身体の感覚(内面の反応)が引き出されるという経験があると思います。

これは『外からの5感を通した刺激』と『内面の反応』を身体がセットとして覚えています。

これを意図的に行うと症状の改善に役立ちます

反例は免疫システムを再教育する際にもっとも適しているためです。そして何度も繰り返して、アンカリングで引き出される感覚を強くしていきましょう。


⑷.免疫システムの反応を書き換える

花粉症やアレルギーを改善するために、免疫システムを再教育しましょう。そのために必要なのが、免疫システムの反応を書き換えるアプローチです。前述まで⑴~⑶は、それぞれだけでも効果的ですが、実は書き換えるための重用な準備でした。

それでは以下の書き換えの手順をご紹介します。

免疫システムを書き換えるための準備

※アンカリングは、右の二の腕を触る例でご紹介します。

アンカリングとは?

アンカリングのテスト
(右の二の腕をさわり、健康的な状態が引き出されるかを確認する)

アレルゲンをイメージし症状を感じる
(あくまで軽く、症状を感じましょう。それにより書き換えやすくなります)

免疫システムを書き換えるための手順

二の腕をさわり続ける
(健康的な状態を引き出し続ける)

二の腕を触りながら、アレルゲンの中(側)にいる自分をイメージする
(正常で健康的な状態を引き出しながら、花粉症やアレルギーの症状を軽く引き出す)

2番のイメージを手放し、二の腕から手を離す
二の腕に触れていない状態で、アレルゲンの中(側)にいる自分をイメージします。
その時に症状が起きるかどうかテストする。

※2番、4番でアレルゲンの中(側)にいる自分をイメージしても、健康的な状態でいられるのがポイントです。上手く行かない場合は、じっくりアンカリングを強化しましょう。
症状に勝てるくらい感覚が強くなると、書き換えやすくなります。

このようにアンカリングを使うことで、
『症状に紐付いていた免疫システムの反応』を
『健康的な状態に紐付ける』
ことができます。

このように免疫システムの反応を書き換えることで、再教育をしていきます。

これにより

『アレルゲンに触れると、症状が出る』から『アレルゲンに触れても症状がでない(正常で健康的)』

というように、花粉症やアレルギーを改善することができます。

感覚を十分に感じる時のポイント

以下の基本編を意識しながら行いましょう。

例えば、健康的な状態の時は、どのような姿勢をとっているか?どのような表情か?どんな気持ちか?などです。

『症状が出ている時は猫背で憂鬱』だけど、
『健康的な状態では背筋がしっかりして、すがすがしい気持ち』などのように、症状が出ている時と健康的な時の違いが分かるようになると、より鮮明により強く、感覚を感じられるようになります。

【基本編】
健康的な時の姿勢、表情、思考、感情、気持ち(心理状態)、身体の感覚、身体の軸、重心、呼吸のリズム、呼吸の深さなど

【中級編】
視界が鮮明かどうか、聴覚が鮮明かどうか、全身のつながりなど

【上級編】
健康に対する自分の思い込み、価値観など

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