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#社外取締役の在り方に関する実務指針
ランサーズが指名・報酬委員会を設置。東証マザーズ上場企業の指名・報酬委員会の設置状況は?
クラウドソーシングサービス大手のランサーズが、9月14日に指名報酬委員会の設置を発表しました。
指名報酬委員会の設置に関するお知らせ
こちらの記事で解説したとおり、既に東証一部上場企業では過半数の企業が指名・報酬委員会を設置済みのため、同じく上場企業であるランサーズが指名・報酬委員会を設置すること自体は不自然ではありません。一方、マザーズ上場企業で、指名報酬委員会を設置している企業は少数に留ま
<速報解説>独立社外取締役の選任状況と指名・報酬委員会の設置状況(2020年8月時点)
2020年9月7日、東京証券取引所は、同年8月14日までに上場企業が提出したコーポレート・ガバナンス報告書に基づき、独立社外取締役の選任状況及び指名委員会・報酬委員会の設置状況に係る集計を行い、公表しました。
公表データをもとに、現在の独立社外取締役の選任や指名・報酬委員会等の設置状況等について解説します。
<要旨>
・独立社外取締役を取締役会の1/3以上選任している企業は、
1部上場企業で
解説記事を公開しました<社外取締役の在り方に関する実務指針>
2020年7月31日に、経済産業省が公表した「社外取締役の在り方に関する実務指針」解説記事を公開しました。
本指針(ガイドライン)の策定の経緯としては、2015年のコーポレートガバナンスコードの施行後、日本企業の社外取締役の人数および取締役会に占めるその割合は急速に増加している中、コーポレートガバナンス改革を「形式」から「実質」へと深化させるために、その中核となる社外取締役がより実質的な役割を果