あなたの「当たり前」は、誰かの「理想」かもしれない
こんばんは。
埼玉県の春日部市のデイサービスでリーダーをしている後藤です。
普段は、管理職をしたり、2人の子供の育児をしたり、奥さんの機嫌を伺ったりしています。
今回の話の結論を言うと、
あなたの「当たり前」は、誰かの「理想」かもしれない
ということです。
昔々、あるところに、30歳の3人の女性がいます。(実話です)
Aさん:独身でバリバリのキャリアウーマン。結婚は、眼中になく、仕事が楽しくてしょうがない。
Bさん:既婚。20代前半で結婚し、3人の子供を育てている。自分の時間はなく、毎日忙しい日々を送っている。育児や旦那の愚痴をSNSで吐いている。子供にかわいい服を買うことが唯一の楽しみ。
Cさん:独身。パート社員。3人の中では、一番男性人気がある。結婚願望はある。長期休みには、海外旅行に行ったり、友人とBBQをしたり、ライブに行ったりと、プライベートは充実している。どことなく心がポッカリすることがある。
3人は、中学時代からの腐れ縁で、年に数回は会って食事をする仲。
Aさんは、仕事関係の仲間が多く、仕事でも成功している。Facebookには、出張先の様子や仕事仲間との写真をUPしている。
Bさんは、Instagramに子供の写真を載せるのが楽しみ。一方で、twitterの裏アカウントには、育児の不満や旦那の愚痴を書いている。
Cさんはもinstagramに、プライベートの写真を載せている。とにかく、「映え」が意識されていて、「いいね」の数も多い。
3人共、不満はあるが、おのおの充実した生活を送っている。
3人のキーワードは以下の通り。キーワードの部分で充実していると言える。
Aさん:仕事
Bさん:結婚
Cさん:プライベート
おのおの自分では、「普通の日々」だが、残りの2人から見れば、羨ましく見える。
Aさんから見れば、
結婚して子供のいるBさんは輝いて見えるし
プライベートがキラキラしているCさんは羨ましい。
Bさんから見れば、
子育てと家事で代わり映えしない生活をしており
「自分の時間を自分のやりたいことに使える」2人の生活は、羨ましい。
Cさんから見れば、
自分以外のことに、熱中できることのある2人は、輝いて見える。
人間、「当たり前」になると、幸福度は下がる。
でもよくよく考えてみると、
あなたの「当たり前」は、誰かの「理想」かもしれない
のである。
隣の芝は、青く見える。
twitterやFacebook、instagramなどのSNSの発達により個人の発信力が高まり、知り合いの生活も垣間見えるようになった。
正直、皆キラキラして見えて、落ち込むことがある。笑
でも、もしかしたら、自分のこの生活を羨ましく思っている人もいるかも知れない。
子供がいない人から見れば、子育てしている自分は羨ましいかもしれない。
好きなことを仕事にできている自分は、羨ましいかもしれない
最愛の人がいる自分は羨ましいかもしれない
誰かの理想は、誰かの「当たり前」で出来ている。
当たり前の生活に感謝をしよう。
そうしたら、幸せに一歩近づけるかもしれない。
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