カスタードを作る。
noteとは別に個人的な日記を書いている。夏頃から。
あーこれいい思いつきだなとか歌詞のアイデアみたいなものから、今日は嫌なことがあったぞみたいな日常のことまでなんでも、ルールは決めずにあったことや感じたことを書きなぐっていく。
書くということは考えを自分の中から出すことだ。
一度外に出てしまったものはものすごくこだわっていたものでも意外と客観的に見れる。すごく腹が立った出来事を文字にして見てみたら、あれ、怒ることでもないぞ?と冷静に判断できたりする。
レコーディングをすると嫌でも自分の出している音を聴くことになる。
お、いい感じで弾けたぞ!と思っていたのに聴いてみると全然ほしかった音になっていないことがある。
ミスも生身のまま録音されるから恥ずかしかったり情けなかったりレコーディングをするたびにギターやめたい、歌やめたいと打ちのめされそうになる。
なっていた。
去年1年かけて自分と向き合ってきた。
日記とはまた別に分析ノートも作っていて、疑問に思ったことや解決したいこと、自分の不透明な部分をその時できる限りで徹底的に具体化と抽象化を繰り返している。
それはまるでレコーディングのようだった。
自己分析を1年間続けた結果、自分の至らない部分から目をそむけないでいられる時間が増えた。
性格が変わったわけじゃない。むしろ悩んでいたことは性格のせいじゃなくて考え方の癖なんだと気づいたり、順を追って正しく対処すれば改善していくことを知れたからだ。
できないことがあってもいい。できるようになりたいなら少しずつ対策していけばいい。そんな考え方が少しずつできるようになってきている。
そのおかげか今日のレコーディングも4時間ぐらいかかったけど、以前のような劣等感に潰されそうな苦しさはなかった。
時間を区切ってつまづいている部分を書き出して、改善しながら進めていけた。
こうやって今4時間かかっていることが3時間半にしたい。2時間になれば倍の作業ができる。
実力がある人や人気のある人を見るとシュークリームのシューだけを見て「すごい」と浅い感想を抱いてしまうのだけれど、本当にすごい、中に詰まっているカスタードは、コツコツと修正を繰り返してきた歴史なのだ。
今までの僕はシュークリームのシューの部分ばかりを気にしていた。
でもシュークリームは後からでも中身を注入できるのだ。今からでも美味しいカスタードを作っていきたい。
読んでくれてありがとうございます:-D
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