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ゴロツキ Ep.8 「蕎麦湯と命」 2021.06.06 徳島県・黒沢湿原【後編】
緑の世界はまだまだ道はつづく。
メディテーションではある。
レジャーシートを広げたくなる。
緑色の紙なり画像なりを見つめていれば同じ効果があると思われる。
丸太おじさんへのいざない。
見上げても緑1。
近寄っても緑。
小屋を発見。
小屋(厠)へ近づく散歩猿D。
見上げても緑2。
せせらぎに癒やされるの図。
「たびの尻滝」を目指すことに。
心休まる道を進む。
心休まるせせら
ゴロツキ Ep.8 「蕎麦湯と命」 2021.06.06 徳島県・黒沢湿原【前編】
人間誰しも、無性に蕎麦湯が飲みたくて飲みたくて、平常心を失ってしまい、寿命を縮めるように、日常生活が疎かになるほど、山奥へ行きたくて行きたくて仕方なくて、荒ぶるあまり周りの人に迷惑をかけてしまうことって割とあるもの。そうなっては人生の道に迷ってあたふたしてしまうばかり。居ても立っても居られなくなった散歩猿一行が向かった先は…
すこぶる山奥へ来てしまう。
山の民がいてひと安心。
とりあえず本来
ゴロツキ Ep.7 「素麺と感傷」 2021.04.11 香川県・小豆島編【 後編】
離島とはロマン。船を使わければ行けない。簡単にはたどり着けない。
だからこそ、慕情があるというもの。わたしたちは慕情を求めて船に乗り、大海原を眺めながら遠くへ行く。そう、遠くへ行きたいのです。後編。
商店を愛でつつ来た道を引き返す。
このルートには妖怪がうようよいる。
とにかく悪い奴ら。
土渕海峡
世界一狭い土渕海峡を記録。
ここにも妖怪。
無人ラヴァー。
てくてく歩いて「ほんとぴ
ゴロツキ Ep.7 「素麺と感傷」 2021.04.11 香川県・小豆島編【 中編】
「咳」という生理現象でさえ、つきつめれば詩的である。
まるで、ふだんは意識することもない、まばたきのように。
部屋の隅っこへ消えていくばかりの息づかいにも礼を欠くことなく、つかまえて離さなかった放浪の俳人・尾崎放哉。最後の寄る辺となった小豆島の墓前に参る中編です。
尾崎放哉記念館
尾崎放哉記念館は一度訪れてみたかった場所。
方向音痴には高難度の「迷路のまち」を進んでいく散歩猿D。
西光寺の
ゴロツキ Ep.7 「素麺と感傷」 2021.04.11 香川県・小豆島編【前編】
目的地を決めないということは、その旅が良い旅になるか悪い旅になるか、つまりサイコロをふるようなものであって、けれども、完璧なスケジュールを組めば組むほど、目的の達成率はあがるわけです。予想だにしないアクシデントでも起こらないかぎり。しかし、だからこそ、われわれは”サイコロをふらない”という非効率的な選択肢を選ばないではいられないという「思いがけないできごと」を何より求めているのであって、旅とは、き
もっとみるゴロツキ Ep.6 「珈琲と弥生人」 2021.02.07 香川県・三豊市編【午後の部】
午前の部を丸亀市内の商店街散策に当てた散歩猿一行は、約20キロ離れた三豊市仁尾町にある「父母ヶ浜」へと移動。気がつくと、たどり着いていたわけで、日本のウユニ塩湖として人気が高まって以降、観光化され、おしゃれスポットとしてカフェができ、ビーチは整備されていて、とても賑わっているのであって、その魅力に抗う理由を探しているあいだに日は暮れてしまうのではないかというわけで…
父母ヶ浜
水面に空が反射す
ゴロツキ Ep.5 「忠犬と城下町」 2021.02.07 香川県・丸亀市編【午前の部】
商店街が好きなんですよ。どこの街にもきっとある、暮らしのよりどころ。ちょっとした迷路みたいになっている、あのアーケード街。どこかちぐはぐで、ときにやかましく、加えて、どうにも物寂しい商店街が大好きなんですよ。なにより、にじみ出るローカル感がたまらないのです。そんな中、やはり街は、どこかしょんぼりしているわけですよ。でも、だからこそ、そこに通う酔狂もまた一興なのだというわけで…
丸亀市通町商店街
ゴロクエ Ep.4 「神話と玉葱」 2021.01.03 兵庫県・淡路島編【後編】
さて、神戸淡路鳴門自動車道通りて淡路島へ至り、「道の駅あわじ」にて昼げを済ませ、岩屋の高台ありき、あっち向いてホイに過ちしのち、日本始めの国土といはるる「絵島」を視察しつつ、五百九十二と二km²の島を横断。
淡路島をひと息で南下し、洲本の街を散策する散歩猿一行。
裏道、脇道、枝道を見つくと、たゆたひなく進む規則。
ときには指示通り止まると、なにか良きがありもこそ。
街路での索敵陣形。
歩
ゴロクエ Ep.4 「神話と玉葱」 2021.01.03 兵庫県・淡路島編【中編】
さるほどに、岩屋ボートビルの二階。
閑散とせる内部を散策する散歩猿一行。
なぜならば、美港・S(ビコウズ)。
小さき画廊。
経過。
階段をのぼる散歩猿A。
あっち向いてホイをしかけるも、無視される散歩猿A。
誰かを待てる長椅子。
絵島
岩屋ボートビルをあとにせる一行は、やがて目の前なる「絵島」見物。
郷土記念物のお知らせ。
淡路島の北端に浮かぶ島に、国生み神話に登場する「お
ゴロクエ Ep.4 「神話と玉葱」 2021.01.03 兵庫県・淡路島編【前編】
国生み/国産み[注 2](くにうみ)とは、日本神話を構成する神話の一つで、日本の国土創世譚である。国生み神話ともいう[8]。 イザナギとイザナミの二神が高天原の神々に命じられ、日本列島を構成する島々を創成した物語である[9]。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
なかなかに仰々しいお話しではありますが、今回の旅先は日本列島の中でも最初に創造されたという神話エリア「兵庫
ゴロクエ Ep.3 「風車と永遠」 2020.02.13 愛媛県・佐田岬編【完結編】
紆余曲折の末、ついに念願の四国最西端を制覇した散歩猿一行。
この時点で時刻は17時を回ったところ。
思い返せば、散歩猿一行の活動拠点である香川県・高松出発が午前8時30分。そこから途中のパーキングエリアで給油しつつ、なんやかんやで愛媛県八幡浜市に着いたのは正午12時頃。およそ3時間半のドライブ。
昼食の目玉だった八幡浜ちゃんぽんでは実際に食事した「丸山ちゃんぽん」の前に、こっそり「お食事処
ゴロクエ Ep.3 「風車と永遠」 2020.02.13 愛媛県・佐田岬編【後編】
佐田岬まで1.8km。そして灯台まで250m。
長い道のりもついに大詰め。「四国最西端へたどり着きたい」という、もはやルサンチマン的マインドだけで前進していながら、その寸前で引き返すなんて野暮なこと。来た道を逆戻りするなんて面倒をするくらいならば進んでしまえ、とばかりに見上げた先には……
佐田岬灯台
ついに姿をあらわした佐田岬灯台。
ヘビーな階段を登る。
ついに到着。
大いなる達成感ととも
ゴロクエ Ep.3 「風車と永遠」 2020.02.13 愛媛県・佐田岬編【中編】
さて、散歩猿一行は三度の飯の次くらいに好きな「道草」をひとしきり楽しんだのち、ようやく本来の目的地である四国最西端の佐田岬へと舵を切ることになるわけですが、よくある人の心を動かすプレゼンテーションの鉄則なんかに習い、最初に結論的感想を言ってしまうと……
「遠い」とにかく遠いわけです。
もちろん近くにお住まいの方にとっては無関係に違いありませんが、ともあれかくもあれ、遠いわけです。まさに永遠であっ
ゴロクエ Ep.3 「風車と永遠」 2020.02.13 愛媛県・佐田岬編【前編】
永遠というのは確かに大げさかもしれないけれど、どこまでも続くワインディングロードの果てにあるからこそ、手強い相手への挑戦として冒険の旅に相応しいというもの。ところがどっこい、旅には必ず「帰路」という名の試練が待ち受けているのであって、旅人たちはいつだって翻弄され、得体のしれない自然の力に試されているのだと思い知らされるもの。というわけで、散歩猿一行が今回の徘徊先に選んだのは四国最西端の岬……
佐