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【京大脳の育て方】自身の経験からよかったことを振り返る

サラリーマン投資家のごろんちゃんです。第二子の知育が本格化する前に情報を整理して、同時に世の中に情報発信していこうと思い、記事を書いています。

私がなんとなく考えている、こどもの知育に対する考え方はこちら


今回は私自身が幼少時代に経験してきて、これはよかったから子供にも是非実践させたい!それとなく仕向けたい!というものを振り返ってみます。


1. 将棋(未就学~高校)

私は物心がついたときには既に将棋を指していました。小学校に入る前には兄と父には負けないようになり、祖父がライバルとなり、中学では週末に公民館でご年配の方々とお手合わせいただきながら、実力を高めることができました。その後、高校2年生のときに全国大会まであと一歩(準優勝)というところまで行きましたが、散りました。

将棋のよいことは、「論理的思考力」が身につく、の一言に尽きます。

将棋を指しているときに難しい局面で何を考えているかというと、次の指し手の候補を複数考え、1つ1つ条件分岐を行い、自分だけでなく相手の指し手も考えて、それに対する自分の応手でまた条件分岐、ということをやっています。

論理的思考力は、どの学問にも共通して重要なものであると思いますし、社会人になってからも重要です。戦略を検討したり、ロジカルなストーリーで相手に説明するとき、相手を説得するときなどに役立つでしょう。

将棋は礼に始まり、礼に終わりますので、礼儀も身につくでしょう。

また、投了というのですが、負けたとき/負けを悟ったときに、相手に対し、「参りました」と言わないといけないルールがあります。これはなかなか他にはない残酷なルールだ、という記事を読んだことがあります。

たしかに、他のスポーツや競技を見渡しても、この投了に似た仕組みがあるのは、柔道で絞め技や関節技をくらったときのギブアップくらいしか思い浮かびません。

その意味では、潔く負けを認める→自分が万能ではないことを認める、他者を認めて、謙虚になれる、という大人になるための一歩も助長してくれているかもしれません。これも本で読んだものですが、「万能感の喪失」というものを経験せずに大人になってしまうと大変だそうです。

我が家の第一子は、藤井くんが幼少期にやったというスタディ将棋で4歳から将棋を始めています。いまの時代は遊びがたくさんあるので、私の幼少期ほど熱中していない感じで少々悲しいですが・・・

私が毎回本気出して勝ってしまうのでそれがいけないんだと思います💦 私のせいですね・・・

将棋についてはいつか別記事でもう少し細かく書きたいと思います。

将棋のよいところ。
論理的思考力が身につく!
礼儀も身につく!
万能感の喪失を経験できる!


2. 頭の体操(クイズ本) (小学校)

多湖 輝教授の監修で大ヒットしたクイズ本シリーズです。

特徴あるタッチの表紙が今でも記憶に残っています。


この本は、気づいたら家にあったので、兄と一緒になって解いていたのですが、まあなんとも引っ掛け問題やぶっとんだ発想による回答の多いこと。子供ながらに「くっそ~、そうきたか、次!」という感情が芽生え、読みふけっていたのを覚えています。シリーズ本が何冊か家にありました。

この本は「柔軟な思考力」の基礎をつくってくれたと本当に思っています。

問題を正面から見るのではなく、斜めから見たり、裏側から見たり、時には俯瞰するような発想をしないと解けない良問がたくさんありました。

柔軟な思考により、多角的なものの考え方ができると、難しい数学の問題が解けるようになります。

柔軟な思考力は社会人になっても重要ですね。

窮地に陥ったときや差別化されたアイデアが必要なときに、常識や固定観念の枠を超えて、いろいろな手段や可能性を考えることができるようになるでしょう。


ちなみに、多湖 輝教授は、人気ゲームのレイトン教授シリーズの監修者でもあります。幼少期に教授の問題に慣れ親しんでいた私は、レイトンシリーズのゲームをやっていて、多胡先生テイストのクイズがとても懐かしかったです。

このゲームの中で出てきた謎解きクイズが面白かったというお父さんお母さん方は、きっとこの頭の体操シリーズを楽しめると思います。


頭の体操の良いところ
柔軟な思考力を養うことができる!
多角的なものの考え方ができる!



3. 英語の先取り学習(中学~高校)

これは、特別な学習方法を述べるものではなく、かんたんに実践できることです。

それは、人より早く、英語教科書の枠を超えて単語や文法を学習してしまうのです。

英語は、数多ある言語の1つに過ぎません。言語というものは、基本的には時間をかければ誰でも読み書き、話せるものです。Nativeの子も、外国語として勉強する子供も、時間をかけて覚えていきます。

だからこそ、時間の経過を待たずに、先取りして、周囲の子よりも早い段階で単語を多く知り、文法を学習することで、テストでいい点を取ってしまう作戦が有効だと思っています。

正直、中学校の英語の教科書に出てくる単語は、勉強意欲のある子であれば物足りない数でした。私は英単語をもっと知りたいな、と飢えていました。

一方、私は中学3年生のときに難関高校受験を経験したのですが、受験勉強のために過去問集を解いていると、教科書に出てこない単語が長文問題に常に何個か出てきます。

出題側も極悪ではないので、前後の文脈からある程度類推できるようになっているのですが、類推作業には時間がかかります。単語の意味が事前にわかっていると、読解時間が短くなり有利になるため、初見の単語は愚直に覚えるようにしていました。


私はこの受験勉強の過程で、知っている文法こそ中学レベルでしたが、知ってる単語や熟語の数がどんどん増えていき、高校生の内容を先取りしているような状態になっていました。

高校は公立に進学しましたが、難関私立高受験を経験していない周囲のクラスメイトよりも、多くの単語や熟語を知っている状態の高校1年生だったと思います。その高校では1学期に1度、教科書以上の内容を出題する、実力テストなるものがあったのですが、英語で学年1位をとることができました。

このテストは大学受験までの長い道のりの通過点に過ぎませんでしたが、何よりも、そのテストで、やればできるという自信を持てたというのが大きかったと感じています。高校2年生のときに英語以外の成績が極端に落ちたときもありましたが、英語で自信をつけていたので、英語が心の拠り所となって、腐らず、ついていくことができたと本当に思っています。


数学や物理は難解になればなるほどセンスが必要なので、超えられない壁が出てくるのですが、英語は別です。英語は言語。受験勉強の内容であれば、センスなど不要で、先取りするだけでいいわけなので、楽です。

それと、英語の学習は大人になっても役に立つので、英語に費やした時間は決して無駄にならないのです。同じ受験勉強であっても、もしも高校受験のときに国語の問題集読解や、マニアックな歴史の暗記に多くの時間と情熱をかけていたら、違う人生になっていたかもしれません。


上記の自身の経験から、私の子供には英語をどんどん先取りさせたいと思っています。といっても、やれと言ってやるものでもないでしょうから、子供が英語に興味を持ったときに傍にいていろいろ教えてあげたいと思います。

また、子供の学習の様子を伺いながら、英語に興味を持つような仕掛けなども考え、今後うまくいった例が出てきたら、記事にしたいと思います。

英語先取り学習のよいところ
数学や物理と違って時間をかけたぶん成績は伸びる!(勿論やる気は必要)
その結果、やればできるという自信を持てる!
英語の学習は大人になっても役に立つ!

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