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※無料記事※一級建築士製図試験対策#6:学科から製図にストレート受験する方へ

※この記事は令和5年度試験用の内容です※

こんにちは。今回の記事は、学科試験を通過見込みでそのまま製図試験に進む方向けに、製図1年目ランクⅢ→製図2年目合格となった私が、1年目の製図学習で「やってよかったこと」「やらなくて後悔したこと」をお伝えしたいと思います。
一級も二級も、製図を学習する期間ってほんとに短いので、効率良く効果的に学習を続けてほしいと思っています。
この記事は、学科試験直後から製図試験当日までの私の体験に基づく内容になりますが、一回読んで終わりというより、時々この記事に帰ってきて何度か読んで頂くことをおすすめします。本文の後半部分は今読んでもピンとこないかもしれませんが、学習後半の時期になってから改めて読むとしっくりくる部分があると思うからです。



学科試験直後にすぐやるべきこと

(1)道具、参考書(独学の方)は品切れ&高騰する前に入手する

学科試験の自己採点直後から、必要な道具、参考書の購入が集中します。一時的に商品が品切れしたり、価格が高騰したりします。
学科でへとへとになっていると思うので一息つきたい所ですが、道具の購入までしてから一息いれましょう。
独学の方は参考書も購入することになると思いますが、「令和〇年度試験対応」の参考書は品切れになってそのまま終売になるケースもありますのでご注意ください。

ネットにはおすすめの道具・参考書の情報が溢れているので、情報を取捨選択し、購入するだけでも結構時間がかかります。(クラス開講前に)早めに揃えましょう。
ご存じだと思いますが、筆箱、収納ケースなどの使用が令和5年度から禁止されましたので、古い情報には気を付けて下さい。


(2)学校から届く資料は中身をチェックしよう

これは「やらなくて後悔したこと」です。
学科試験から製図開講日まで10日間ほどあったので、開講直前に資料を確認すればいいや、道具は揃えたし、と思って「ウェーーーイ」とリフレッシュしていたら・・・
製図の基本知識を確認するワークをやっておくような内容だったと思いますが、開講前の宿題があったことに全く気付かず、初日の授業を迎えることになってしまいました(授業中に存在を知ったという・・・)。
宿題をやらなくても当日の授業には影響がなかったのですが、その後は課題に追われる毎日になる為、テキストをしっかり読む時間がとれないまま製図試験を迎えることになってしまいました。
学校によって宿題の有無に違いはあると思いますが、届いたら中身の確認は一度行ってください!

また、パーツ練習(S資格:作図トレーニングノート)は開講後すぐ、必ずやって下さい。手を止めずに作図をする為のトレーニングです。階段、トイレ、駐車場など。
エスキスが苦手な人は、ドリル的なもの(建物の一部分だけのエスキス)が結構役にたちます。昼休みに気分転換でやると結構はまります。(短期はこのドリルないかもです)


(3)私の記事を読む順のおすすめ

私が投稿している一級建築士製図試験対策は本記事が#6で、#1~#5についても読んで頂けると嬉しいのですが、ストレート受験生の学習の流れを考慮すると、以下の順で読むことをおすすめします。

#6  学科から製図にストレート受験する方へ
↓ 
(特に読まなくてOK:△)
※無料記事※一級建築士製図試験対策:収録予定の内容について△
#2:課題発表前にやっておきたいこと△

#3:私が試行錯誤したこと~課題発表前編~
#4 :ゴロ合わせ2~階段・EV・廊下~【有料】

#1:ゴロ合わせ1~斜線、地下、駐車場etc~【有料】

#5:私が試行錯誤したこと~課題発表後編~

#6  学科から製図にストレート受験する方へ


(4)仕事はセーブの仕方を考えて早めに根回ししよう

学校からは、「ラスト1週間は仕事を休むように」と言われました。
そんな事会社に言えないなぁと思っていたのですが、9月に入り、授業についていけなくなってしまったので、勇気を振り絞って相談し、1週間より多く休むことにしました・・・その休みで、まだ授業についていけてた時の課題から再履修し、なんとか最後にぎりぎり追いついたというか、未完を起こすことなく授業を終えることができました。不合格でしたけど。

1年目の反省をいかし製図2年目は、課題発表直後から徐々に仕事をセーブし始めました。なかなか自分の状況に合わせて仕事を調整するのは難しいと思うのですが、どうにかして頂ける可能性もあるので、ダメもとで早めに相談したほうがいいと思います。また学習状況に応じて、一度決めた休み予定を再調整したほうがいいケースもあるので、やばいと気付いた時点で再度相談をしたほうがいいと思いました。


学習前半編

(1)こまかく時間を測ろう

短期生はとにかく短い間に合格レベルまでもっていかなければならないので、できるだけ細かく時間を区切って工程ごとの時間を測り、記録を残すようにしましょう。そして時間がかかる部分の強化を図りましょう。
・読み (1回目、2回目、3回目・・・)
・エスキス (条件整理、1/1000、チェック、1/400、断面、チェック)
・記述 (問題ごとに)
・作図(各区切りで。S資格の手順にのっとり、9つの区切りで記録をとりました)

時間の測り方は人によってまちまちです。
・時計を使うパターンその1
 開始時刻から、各工程が終わった"時刻"を記録する
・時計を使うパターンその2
 開始時間を本番同様11時に合わせて、"時刻"を記録する
・タイマーをカウントダウンで使うパターン
 6時間半のカウントダウンとし、"残り時間"を記録する
・タイマーをカウントアップで使うパターン(=ストップウォッチ)
 6時間半のカウントアップとし、"経過時間"を記録する

おすすめは2番目の「開始時間を本番同様11時に合わせて、時刻を記録する」です。
私はタイマーを使っていましたが、途中で手が当たってタイマーをリセットしてしまったり、押し忘れたりすることが学習中時々ありました。時刻で記録していれば教室の時計や腕時計でもどうにかなるので、焦らずに済みます。
ただ、おすすめしておきながら言うのもアレですが、自分はカウントアップで慣れてしまったので、最期までカウントアップで経過時間を記録しました。
タイマーなどを購入する際は、これらの機能が網羅されているものを選択するとよいと思います。(消音できるもので!)

細かく時間を測って、例えば作図の断面図に時間がかかっているとわかった人は、断面図だけの練習を目標タイムになるまで繰り返し作図してみる、などピンポイントで練習をすると良いです。
その際は、同じ課題の同じ内容を繰り返すほうが、早く作図速度が上がる印象でした。


(2)記述は独特の言い回しに慣れよう

記述の文章は、最初のうちは「一文が長すぎる」「問に答えてない」「文章の組み立てが悪い」などの弱点がなかなか直せませんでした。「(S資格でいう)対象(主語)、結果、理由の3点セットで一文を構成する」のが苦手だったので、短時間で矯正できるように、日常生活で考える言葉を全て記述の解答っぽくしようと思って、しばらくやってました。

「15分寝坊をしてしまったが、すっぴんで電車に乗り会社に着いてから化粧をすることで、遅刻をしない方針とした。」とか「給料日まで所持金が5000円しかないことを考慮し、給料日まで持ちこたえられるよう、8枚切食パンだけで生活することとした」とか。なんだかだんだん面白くなってくるので、息抜きも兼ねて(?)行ってました。


(3)スキマ時間を使おう

学科からの疲労が蓄積されているのに加え、毎日の学習、宿題で精一杯。
ちょっとした隙間時間を今まで以上に有効に使って下さい。
移動時間、昼休み・・・なりふり構ってる場合ではありません。
先ほど書いたパーツ練習などのほか、記述の解答を聞く学習も有効だと思います。自分で読んで録音している人もいますし、読み上げデータを買って学習している方もいます。
私は電車通勤だったので、耳でなく、目からの学習でした。(→こちら)


(4)普段からの情報整理が大事→試験当日に持っていくものを見据えておく

短い時間で沢山の課題をこなすので、配られる資料が膨大になってきます。
試験当日に見返しする資料を何にするか頭に置きながら、資料の情報整理を配られる都度行いましょう。「あとで・・・」は多分やらない、やれないです。
以下の内容は、S資格限定になってしまうかもしれませんが、やって後悔したこと、やってよかったことと、やっておけばよかったことを挙げてみます。

やってよかったこと(1)

課題、自分の作図、作図解答、記述回答をA3見開きで印刷したものを冊子状にまとめて、そこに覚えたことを書き込みました。
S資格の合格ダイアリーに書かれている、糊で貼るやり方で冊子にします。
自分の図面以外は授業で毎回配布されますが、私は自分が作図したものもA3見開きで保存していました。自分の作図内容が、冊子状の課題文と同じ形状で見れるので、振り返りしやすいです。
まず覚えた情報はこれらに一元化しました。

学科の時 と似たようなやり方で、模試の前など今までのおさらいをする時には、一元化した情報を、より薄くて軽量な冊子に書き写していました。試験当日に持ち込む資料に書き移すことで、再度書く事により記憶を定着させるというプロセスを踏みながら荷物の軽量化をはかりました。("より薄くて軽量な冊子"については後述します)

基本的にはアナログ派でしたが、唯一、記述の解答例(過去問、課題)は通勤の隙間学習のためにPDF化していました。暗記シートロボ を使いました。製図1年目は使ってなかったので、1年目から使えばよかったなと思います。

デジタル派の方は、都度PDF化して保存し、何かあったらPDF上にデジタルで書き込みすれば、同じ効果があります。むしろ試験当日の持ち物がタブレット1個で済みますね。


やってよかったこと(2)

ミスした内容を蓄積していくノート作りです。
S資格だと合格ダイアリーの後ろのほうに「ミス振り返りリスト」の名でまとめる箇所があると思うので、そこを使いました。
大切なことは、ミスしたら必ず具体的な対策を立てること。「しっかり読む」「ちゃんと描く」みたいな曖昧なのものではなく、具体的な行動、それを行うタイミングを細かく定めることが大切です。
また、その対策は常にブラッシュアップさせていく必要があるので、課題をやるたびにこのミスノートに戻り、適切だったかどうか、改善点はないか振り返ることが大事です。


やって後悔したこと

S資格では「え、この資料をこのタイミングで配るの?予定してたんだったら先に言ってよ」という後出し資料がしばしば繰り出されます。
知らなかったがために、「まとめ作業」が二度手間になることがありました・・・資料自体はとてもいいものなので、最初のうちに「いつ頃こういうのを配るよ」と教えてほしかった・・・
それは、「当年度課題集」という、これまでの授業・宿題の課題文、記述の解答例、作図の解答例が冊子になったものです。前述の"より軽量な冊子"はこれの事です。

配られることを知らなかったので、先生に言われるがまま、「プランニング確認ノート」という、初期に配られる方眼紙ノートみたいなやつに、課題ごと、学習したことを一生懸命丁寧にまとめていました。
でも、その「学習したこと」は、課題文、解答例とセットで見た方がよく、それだと結局、「当年度課題集」に情報を一元化して試験当日持っていくのが一番軽くて見やすくていいじゃん、と試験の少し前に気付きました。あの時間、ほんとにもったいなかった・・・

ちなみに、S資格では、当年度課題に対する資料(「課題対策資料」)が数回に分けて更新され配られますので、"速報版"をきれいにまとめても、"解説版"に書き写す作業が発生しますのでご注意ください。

最初に予定を教えてほしいですよね・・・ほんとに。気をつけましょう。


やってよかったこと(3)

やってよかった事に話を戻します。
最終的に、「当年度課題集」に情報を一元化する事にしました。
書き込む際のポイントは

・自分の間違いだけでなく、クラスメートの間違いも書く
 (人の振り見て我が振り直せ)
・真似したいと思う別案もあれば書く
・情報がリンクするように、「テキストP△△参照」などを書く
・検索用のキーワード
 (「ピロティ」「センターコア」「床置きダクト型」など)
 を目次化(表紙にまとめました)&インデックス化する

特におすすめしたいのは最後の検索用のキーワード設定です。「1階がきついpart1」「久しぶりの単一ダクト」とか、見出しにしていました。課題をやっていて、テキストではなくて実際の問題や解答でキーワードの内容を確認したい時に便利です。


学習後半編

長期に比べると、学習時間が短いことによるデメリットは、ミスの経験が積めないこと。ミスから学ぶ機会が長期より少ないのです。なので、1回のミスで何倍も学習効果が出るよう、ミスしたことを上手に経験値にして活かす工夫をしましょう。

(1)ゾーニングミスをしたら?

→「時間を決めたリカバリーの練習」をする
試験本番で、途中でゾーニングのミスに気付いたらどうしますか?諦めますか?諦めずになんとかしようと思いますよね?もし課題でゾーニングのミスをしてしまったら、課題を終えた後がっかりしてそのまま終わり、ではなく、リカバリーの練習が出来るチャンスが来た!と思うようにして、リカバリー練習をして終えましょう。やり方はこう。

(1)ミスした部分(エスキス用紙or作図用紙)に
 トレーシングペーパーを貼ります
(2)修正後のゾーニングをトレーシングペーパーに太目のマジックで描きます
 (家具とかかかない。ゾーニングだけでいい)
 ※時間を10分とか15分とか、短めに設定すること

これは1年目の製図の先生が、講義後に毎回時間をとってくれて、実際私も行っていたことです。
エスキスが上手な人は、この直しもサッと上手に出来るんですよね。
コツは、出来ないからとダラダラ時間をかけないこと。決めた時間で出来なかったら諦めましょう。(先生やクラスメートに見てもらうと別案がぱっとでてきたりするので、聞けると尚良しです)


(2)作図の時間がなかなか短くできない人は?

→作図が早い人のすぐ後ろの席に座ろう
作図が早い人はどう早いのかが掴めるだけでなく、つられて自分も早くなるかも?左右隣の席でもいいですが、すぐ後ろだと早い人が視界に入りやすく、おすすめです。
似たようなことが書いてあるこちらのサイトも参考になります。

→きれいさは後回し、汚くてもいいからスピード優先で描く練習をする
特段の原因がなく作図が全体的に遅い人は、そもそもの基本的なスピードを上げる必要があります。
スピードの上げ方にはコツがあります。それは、今の作図クオリティのままスピードを上げるのではなく、まずは図面が汚くてもいいから、細かい書き込みはせず最低限のものだけでいいから、消しゴムを使わずに、フリーハンドを多用して、とにかく速く描く練習をすること。速く描けるようになってから、クオリティを上げること。
スピード→クオリティの優先順位で練習するほうが、早く目標時間に近づきます。


(3)製図1年目で落ちた最大の原因はこれだった

最終チェックの仕方を習得できていなかったことが最大の原因だと思っています。
なぜ習得できなかったかというと、そこまでの水準に短期間で持っていけなかったからです。ちなみに私の製図1年目は、エスキス3時間、作図2.5時間、記述1時間のペースで、完成させるだけて精一杯でした。
学校では授業の6.5h内でチェックが出来ない。宿題は仕上げるのに精一杯。最終チェックの練習までやってなかったんですね、これが失敗でした。
試験当日は、せっかく30分時間を作れたのに、最終チェックで何をしていいか分からず、効果的に時間を使うことが出来ませんでした。
一年で受かるには、学校で出来ない最終チェックの練習を、必ず家の宿題ですること。6.5時間やりきった後に、休憩を挟んでもいいし、時間を超えてでもいいので、最終チェックの練習を毎回すべきでした。


試験当日、これも落ちた原因のうちの一つだった

ほかにも落ちた原因と思われるものがあります。
それは、試験当日、まわりのペースにのまれ、自分のタイムスケジュールに集中できなかったことです。
周りの人が、遅かったように思えたんです。だから「時間に余裕あるな」と思って丁寧に進めていく作戦をとったんですよね。
途中から、周りは遅かったわけじゃなかったみたいだぞと感付き、思いっきり動揺。更に悪いことに、エスキスで大きなミスを犯していることが作図中に発覚し、作図中に大手術をする羽目になりました・・・もう自分のペースなんてあったもんじゃありませんでした。
周りの人の進捗を気にしていたわけではないのですが、なんとなく「周りが遅いから大丈夫」と錯覚してしまった、それは言い換えると、自分のタイムスケジュールに集中できていなかった、という事なんですね。

製図2年目はこの反省をいかし、周りのペースに気をとられることなくタイマーに集中し、自分の目標ペースにどれだけ乗れているかを逐次確認、もし前倒しできていたら集中を切らさずそのまま走り切り、1秒でも多くチェック時間をとるように意識しました。(チェック時間の長さは合格率に直結しますので。)
自分のタイムスケジュールに集中できていたので、周りのペースは見えていたものの全く気になりませんでした。
どうすれば集中できるか、1年目と2年目の違いは何か・・・一番大きいのは、2年目は「最終チェックを1時間以上必ず取る」ことを絶対としていたので、エスキス終了は2時間半以内、作図は2時間、など、タイムリミットを死守せざるを得なかったことですかね。。。
1年目でチェック1時間を取るのは厳しいと思います。だとしても、チェック時間30分を取る想定で各通過ポイントでのタイムリミットをきちんと設定していなかったことが敗因だったと思います。


もし授業についていけなくなっても・・・


製図1年目、9月に入って課題が進んでいくと、だんだん課題についていけなくなっていることに気付きました。いろんな検討事項を順番に学習してきたけれど、検討する事が増えてキャパオーバーになってしまったのか、講義前半のシンプルな課題の時は出来ていた、アプローチ計画と駐車・駐輪計画の方向性を決めることが出来なくなってしまいました。その結果、建物外部プランが不適切→建物形状がおかしくなる→プランがガタガタになる、という負の連鎖に陥り、時間が足りなくなる、自信がないまま作図する、案の定おかしなプランで仕上げる、という日々に突入してしまいました。
どんどん課題が難しくなり、本試験以上の難易度も出始めてくるのですが、毎回授業で「スタート」の声がかかると、過去の失敗がトラウマになって、頭が真っ白になり、テンパるばかりで何も進められなくなり、すっかり自信をなくしてしまいました。

まずメンタルを回復させなくてはならない。それにはまず、まだ出来ていた頃の課題に戻ってみよう、そして、どこからついていけなくなったか振り返ってみようと思いました。
ただ時間はもう残されていないので、マーキング済の問題用紙を使って条件整理から1/1000までのエスキスをまずひたすらやってみることにしました。

楽器の練習に似てるかもしれませんね。難しいフレーズは、そこだけゆっくり練習して、ゆっくりが出来たら少しずつ早くして、フレーズの前後も足していき、最終的には通しでやってみて・・・みたいな感覚?でしょうか。

そうすると、どこまでなら自分が出来るのかが分かり、ここまでは今出来ている、自信をもっていいんだ、と思えるようになりました。
自分の出来る/出来ないが線引きできたら、出来ない所を強化すればいいので、出来ないところをゆっくり、課題の解説を読んで頭を整理し、1/1000エスキスを続け、なんとか9月の終わりくらいに、授業についていける位まで復調させました。
あの時は気持ちが辛かった・・・でも諦めるつもりはなかったし、自分でなんとかするしかないので、踏ん張りました。
私の例が皆さんに当てはまるかどうかは分かりませんが、とにかく諦めないこと。限られた時間の中で最大限頑張るしかないです。学科以上に苦しい日々が続きますが、踏ん張って合格をつかみ取りましょう!


あとがき

いかがだったでしょうか。
製図1年目、結構頑張ったとは思いましたが、製図2年目を経て改めて振り返ってみると、これじゃ1年目の合格は厳しいよね、という仕上がり具合の自分でした。
6.5時間以内に完成させるだけで精一杯だとは思いますが、早めにチェックの練習も並行して下さい!これがストレート受験生へ最も伝えたいことでした。

このnoteの記事は、個人での学習利用を目的としています。無断転載、転売等はお断りいたします。もし間違い等ございましたらご連絡頂けると嬉しいです。

さて、1級建築士学科試験&製図試験対策の記事は、今回でひと段落となります。製図から読んでくださった方、学科から製図まで読んでくださった方、本当にありがとうございました。
「まとめ割」「ぜんぶ割」を購入して下さった方が、次々と「スキ」を投げてくださったり、1つ記事を購入された方がその後別の記事を購入して下さったり。記事作成の励みになりました。ありがとうございます。

今後は公開済の記事を年度単位でメンテナンスしつつ、試験に関することがあれば不定期に追加していこうと思います。
(あと、2級のゴロ合わせをやろうかどうか、検討中です)

諦めなければきっと合格します。自分に自信をもって、自分を信じて、合格をつかみとって下さい。応援しています!


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