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ハマ弁でも出てきた中抜き業者

377万の横浜市民の皆様。お疲れ様です。
本日も横浜行政のおかしさをご紹介したいと思います。

今日も中学校給食についてです。

令和8年から横浜市は全員給食

横浜市はかつて中学校に給食がなく、お弁当を持参していました。
昔なら専業主婦が多かったので何とかなりましたが、今は共働きが当たり前です。

旦那さんが家事に積極的に参加してくれるなら、サポートしあいながらお弁当作りができますが、ほとんど奥さんが負担しているでしょう。そうなってくると負担もかかってきます。

また最近は家族の形も変わってきており、お弁当作りもできない家庭も増えてきています。そうなるとコンビニやスーパーで、おにぎりや菓子パンを買ってくる子どもが出てきます。

そうした状況の中で横浜市は市議会で10年以上かけて生まれたのが「ハマ弁」です。

全員給食開始前から問題勃発の「ハマ弁」

横浜市民の皆様ならご存知の通り、すでにハマ弁はスタートしています。希望者が事前に注文する形です。

いわゆる「ハマ弁」は横浜市の宣伝を見ていると、すごく良い施策のように見えます。

食事は栄養バランスが取れていて、メニューも豊富。見ていると食べたくなりそうな献立ばかりです。味も良さそう。

しかし、実態はこんな問題が起きています。

安全管理については他にも問題が起きています。

これなんか何と横浜市教育委員会は「被害がなかったから」と言って、未だに公表していません。要するに隠避していたわけです。

昨日紹介した記事もひどいものです。原因調査をしているのは保健所ではなく、市の職員です。通常は保健所ですよね。

こうして美味しいとか以前の問題が起きています。

ハマ弁は中抜し放題の仕組み?

全員給食がスタートする前から問題だらけのハマ弁ですが、どんな仕組みで生徒が食べるお弁当が作られるのでしょう。

横浜市が公開した資料がこちらです。

令和8年度からの事業予定者が決定しました ~横浜市立中学校給食調理・配送等業務~


令和8年度からの事業予定者が決定しました ~横浜市立中学校給食調理・配送等業務~

https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/kyoiku/2023/kishahappyo1227.files/1227kishahappyo.pdf

お弁当を作る業者は以下の通りです。

横浜市中区や金沢区など市南部の7区は、給食事業を手掛けるハーベストネクスト(横浜市)金沢区の市有地に工場を新設する。17年の借地権を取得し、26年度から40年度の15年間、1日2万8000食程度を供給する。

残りの区については美幸軒(川崎市)、東華軒グループ(小田原市)、ハーベスト(横浜市)、山路フードシステム(大和市)の4者が既存の工場を活用して提供するほか、安田物産(大和市)が横浜市都筑区に工場を新設して供給する。

横浜市、中学校給食事業者に6者選定 26年度全員供給

金沢区に建てる工場は横浜市の土地に建てます。そこで疑惑が。。。

この横浜スクールランチ(株)はハーベストグループだそうでうが、実態はどうなのか調べてみました。

会社情報と与信管理が出てきました。上記サイトにHP情報があったので行ってみたら、出てきたおはこちらです。

横浜スクールランチ(株)ではなく、株式会社国際フードサービスというハーベストのグループ会社のHPが出てきました。

横浜スクールランチ(株)の登記上の住所は神奈川県横浜市保土ケ谷区岩間町2丁目120番地です。この住所は

ハーベストグループ会社概要

ハーベストグループの本社所在地と同じです。本社所在地は名古屋市中区新栄2-19-6 グランスクエア新栄とありますが、

ハーベストグループ支店

ハーベストグループ中部支店を同じです。
横浜市が公開している「取組状況」を見てみると

ハマ弁取組状況

ハーベストネクスト中部支店が横浜スクールランチと名乗って、市の土地に工場を建てて、本社が調理と配送を行う。中部支店と本社は賃貸契約を結ぶ、と。

これってハーベストネクストの独占なのに賃貸契約を結ぶ必要ありますか? それても契約がないと横浜市から支払いされる契約金が減額されるのでしょうか?

このあからさまにおかしな契約を市議会で追求しないのはどうしてでしょう?

ぜひ理由を聞いてみたいものです。

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