【掌編小説】のびるチーズの話
今日は家族で楽しいピザパーティー。
お父さんの食べたピザのチーズが、伸びる伸びる。
それを見て、お母さんと息子、大笑い。
息子と手を繋いで、伸びたチーズの下をくぐったりしたら、それはもう家が揺れるほどの笑いが起きた。
味をしめたお父さん、チーズを伸ばし続けて、そのまま朝を迎える。
伸びたチーズを口に咥えたお父さんが「ほはひょう(おはよう)」。
家族、またもや大笑い。
お父さん、チーズを咥えていたら周りにウケると勘違い。
それからというものの、
チーズを咥えて会社に行き、
チー