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子供は親を選べないとはよく言われるが、私は親として子供に何ができるのか、そんなことを考えたひと時


日曜日の夜に


子供をお風呂に入れ、2歳3ヵ月の娘の身体を拭き、
髪の毛を乾かしたり、パジャマを着させたり、
仕上げの歯磨きをしたり、そうして
脱衣所から出ると、妻が息子にミルクをあげながら、
テレビ番組を見ていました。

日曜THEリアル!
実録スクープ!その時、裁判官は言った

我が家では、特に見る番組を決めていないので、
この番組は初めて見ました。

番組内容をホームページから引用してみます。

実際の裁判の中で、裁判官が被告人に対して投げかけた言葉や説諭に焦点を当て“なぜその言葉を投げかけたのか?”“その言葉は被告人の後の人生にどんな影響を与えたのか?”を取材。報道では語られない、裁判の裏に隠された真実や人間ドラマを、当事者の証言と再現ドラマでひもといていく。

(参照: 日曜THEリアル!実録スクープ!その時、裁判官は言った)

ちなみに、見ると言っても、
動き回る娘の寝支度をしながらなので、
ところどころ見るようなものですが、
番組内で紹介された事件に目が釘付けになりました。


◼️17歳少年の祖父母殺害

2014年の事件

私は番組を途中から見て、上記のように、
断続的に見ていたので、事細かなことはわからず、
後から事件についてググッてみたくらいでした。

(参照: 祖父母殺害の17歳少年を描いた『誰もボクを見ていない』、全ての大人に読んでほしい)

まだ6年前の事件なのに、正直に申し上げて、
全く記憶にない事件でした。

書籍については、まだ購入していませんが、
読んでみようと思って、AmazonのWish Listに
入れてあります。

この事件を知り、色々と考えさせられました。


◼️子供は親を選べない


ある程度の年齢になるまで


私は、世の中のことをよく知っているわけでも、
何が良くて何が悪いとか言える立場でもありません。

そんな自分が思っているのは、
幼い子供は親を選べず、例え世間から『酷い親』
とされる人のもとであっても、公的機関の介入なく、
逃げ出したりすることはできないということです。

この事件を見て、
親としての自分を振り返るキッカケを得ました。

もし、この事件のように、
親族に虐待を疑うようなことがあったら、
と想像するキッカケにもなりました。

それとともに、大人の1人として、
地域に虐待が疑われるようなことがあったら、
実際に何ができるのだろうか?
と考えさせられました。


◼️デンマークの子育て


ぐるんとびーの菅原さんの話


以前、株式会社ぐるんとびー菅原健介さんの
講演を聴く機会がありました。

当時、私は町づくりの重要性を感じており、
菅原さんの話に大いに共感し感動を覚え、
やる気や向上心をくすぐられました。

私が刺激を受けた菅原さんの理念を、
ぐるんとびーのホームページから一部引用します。

ぐるんとびーには、「地域を一つの大きな家族に」という謳い文句があります。
ぐるんとびーを立ち上げる前に、東日本大震災で被災地支援のコーディネートをした経験は、いざという時に困らないためには、普段から助け合える地域を作っておくことの必要性を教えてくれました。団地ならば、縦横斜めの関係性を築いて、助け合える。
そこに、介護や看護、リハビリテーションが加わり、団地住民だけでなく、地域住民が加わり、団地から地域へと広がっていけば、暮らしと仕事のボーダーを明確に分けずに、みんながそこそこ幸せに暮らせるカタチが作れるのでは――――?
一人ひとりの利用者さんの幸せの先に、ぐるんとびーが描くのは、地域に住む一人ひとりの幸せです。

(参照: 人生の最期まで、人として当たり前にある願いを実現したい 株式会社ぐるんとびー)

そんな菅原さんのお話の中で、
デンマークの出生届の場面が語られていました。

なにぶん5年ほど前の話で記憶の彼方から
引っ張り出したので違っているかもしれませんが…

デンマークで出生届を出す際に、
職員から言われる言葉があるそうです。
「この子はデンマークの子です」
デンマーク国の子を預ける、
といった考えだったと思います。

こうした考えがあるから、
地域で子供達を育てるという考え方に繋がる、
そんなことが語られていたと思います。


◼️地域で子供を育てる


釜石で感じること


前述のデンマークの子育ての考えをもとにすると、
釜石で生まれた子供は『釜石の子』であり、
『釜石の未来』ということになります。

釜石に限った話ではないと思いますが、
子供と一緒に街中を歩いていると、
すれ違う方から子供をあやす声かけをされます。

声をかけた方には、おそらく、
釜石の未来を背負う子だから、
とかそんな気持ちはないと思いますし、
地域で子育てするとかもないと思います。

そんな出来事も、俯瞰して見ると、
地域で子育てしていることにも繋がるんじゃないか、
そう思うことがあります。

ゆるいつながりを大切に、
釜石の子としても、我が子と接していきたい。
そんなことを思って書かせていただきました。

いつものように脈絡のない稚拙な文章で、
色々とごちゃ混ぜになってましたが、
最後までお読みいただきありがとうございました。

こんなポンコツな私ですが、もしよろしければサポートいただけると至極感激でございます😊 今後、さまざまなコンテンツを発信していきたいと思っておりますので、何卒よろしくお願いいたします🥺