いくつになっても楽しい土いじり
今日は空が真っ青で、適度にいい風も吹いていい日だった。
AM8:25。
庭を整理しようと思い立った。
朝ごはんのハニートーストをむしゃむしゃ口に運び、インスタントのコーヒーを飲んだら、さぁスタート!
引っ越してきてから放置していた空のプランターを収納し、雑草を抜いて、シャベルで土を掘り返した。
ゴロゴロと大きな石が、掘り返すたびに出てくる。
植物たちが根っこを奥深くまで伸ばせるように、ひとつひとつ丁寧に取り除く。
今まで誰にも干渉されていなかった庭は、そこで暮らす虫たちにとっては安寧の地だ。
右往左往するダンゴムシたちや、名前がわからない虫たちに心の中で謝り、シャベルに足をかけて掘り返す。
石を取り除いたら、土を戻し、足りなければホームセンターで買ってきた土を足した。
ふかふかの土を触っていると、小さい頃庭で遊んでたときとしていることが変わんないなぁと思って、思わず笑ってしまった。
いらなくなったフライパンを母から貰い、砂を入れて料理の真似事をしたり。
はこべ等の雑草を切ったり、お花を潰して色水をつくったり。
公園で友達とお山をつくって、トンネルを掘って、それぞれの入口から手を入れて握手をして、つながった~!ってふたりで喜んだり。
そのお山を起点とし、川をつくったり、別の日はお濠をつくったり。
そういう日々を思い出すので、畑仕事っておもしろい。
約2時間後、ようやく納得のいく畑が完成した。
今まではプランター栽培だったので、地上は初めての経験なのでうまく育つのか全く見通しがつかない。
でも、今私は、わくわくしている。
これから芽を出す植物たちを想像し、未来がほんのり明るくなった。
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