人生について①〜人生とは連続する刹那である〜
もし人生が山頂に辿り着くための
『登山』だとしたら、
人生の大半は『途上』になってしまう。
このように、人生を『登山』のように
考えている人は、
自らの生を『線』としてとらえている。
そうではなく、
人生とは点の連続、
すなわち連続する刹那であると考える。
『いま』という刹那の連続、
私たちは『いま、ここ』にしか
生きることができない。
私たちの生とは、
刹那のなかにしか存在しない。
それを知らない大人たちは、
いい大学、大企業、安定した家庭など
そんなレールに乗ることが
幸福な人生なのだと、
若者に『線』の人生を押し付けようとする。
But.
人生に線などない。
私たちの人生は点の連続でしかなく、
計画的な人生など、
それが必要か不必要かという以前に、
不可能である。
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