見出し画像

GET BACK


『ザ・ビートルズ Get Back: ルーフトップ・コンサート』として
2月9日から5日間限定でIMAXで上映された映画を観てきました。

IMAX:カナダのIMAX社が開発した動画フィルムの規格・映写システムのこと。 これまでにない映像美や臨場感体感することができる。


画像2



ザ・ビートルズが1969年にロンドンのアップル・コア本社屋上で
行った最後のライブ 「ルーフトップ・コンサート」の映像です。

8時間ほどある映像を1時間に集約したものですが、
とても見ごたえがありました。


画像1





これは、今から53年ほど前の映像です。

遠い昔にもかかわらず、まるで、直ぐ近くで見ているような臨場感があり
風の冷たさや集まってきた人たちの笑顔、罵声、街の喧騒まで、
肌で感じることができたのです。


当然のことながら、
ジョンレノン・ポールマッカートニー・ジョージハリソン・リンゴスターの全員が若々しく、イキイキとして、自信に満ち溢れていました。
生きているジョンレノンに会えて嬉しい反面、
それから11年後に起こる悲劇をジョンレノンの隣にいるオノヨーコさんに
教えてあげたい気持ちになるのでした。

ジョンレノン:1980年12月8日、ニューヨークの自宅マンション
「ダコタ」前で、帰宅したところを射殺された。



レコーディングと映画の撮影を兼ねているため
撮影はビル屋上だけでなく、玄関、玄関前、道路、向かいの屋上など
カメラが至る所に設置されており、ドローンがないこの時代に
よくここまで、映像が撮れたものだと感心するのでした。

途中で、市民からの苦情で警察官が訪ねてきます。

今すぐ、演奏を止めないと逮捕者が出るぞ。

しかし、演奏は止むことはありませんでした。
街では、ビートルズの演奏を聴いて、
どんどん人が集まる一方です。
警察官は、声を荒げる様子もなく
冷静でしたが、見ていて気の毒でした。


私の想像ですが。。
ビートルズの演奏による騒音に対する多数の苦情がある以上
警察としては、黙っているわけにもいかず、
かと言って、ビートルズを逮捕するような
強硬手段にでれば、集まった人たちが
更なる、混乱を起こしかねないと考えたのではと思いました。


レコーディングなので、
同じ曲が、何度も演奏されます。

何度も何度も、やり直しを重ねてアルバムを
制作する姿に感動さえ覚えました。

ビートルズの曲の素晴らしさは、決して妥協を許さないことなのだろう。


Get Back
Don’t Let Me Down
I’ve Got A Feeling
Let it be
The Long and Winding Road


などが演奏されていました。








画像3



画像5

アップル・コア本社は、サヴィル・ロウにありました。
サヴィル・ロウは、名門高級紳士服店が集中していることで有名です。
サヴィル・ロウ  背広 という説もあります。



最後までお付き合いいただきありがとうございました。

#映画感想文 #名前の由来

画像5

ビートルズをまねて、写真を撮りたいと思っている人たち。😊

この記事が参加している募集

名前の由来

映画感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?