一年半前と現在では自己分析の内容は違うのか

1年半前、インターンシップに向けて『苦しかった時の話をしようか〜ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」』(2019,森岡毅)という本を使い、自己分析をしていた。

当時は蔦屋書店に三日連続で通い詰めた。お金がないため本は購入せず、立ち読みで内容を脳にインプットしていたのを覚えている。最近はコロナの影響で旅行ができずにお金にも余裕があるので(笑)、改めて自己分析をしてみようと、本を購入した。

この本にある自己分析の方法は、今まで自分が好きだった「〜すること」を50〜100個書き出し、それらをタイプ別に分類する。そして自分の中でどの能力が秀でているのかを見極めるというものだ。

結論、私は一年半前と現在で自己分析結果は同じだった。

ただ唯一違ったことは、「今まで自分の好きだったこと」をあまり悩むことなくスラスラ書くことができたことだ。一年半前は3日かかったにもかかわらず、今日は2.5時間でできた。約2年間就職活動を通して真剣に『自分』向き合ってきた成果が感じられる。

自分にどんな特徴があって、どんな時に幸せを感じるのか、どんな時に悲しくなるのかを考えることが就職活動において、そしてこれからのキャリアにおいてかなり重要だ。私は、毎日『感情日記』をつけていることで自分と真剣に向き合うことができている。これはiPhoneのショートカットアプリ内で検索したら出てくる、かなりおすすめの日記の付け方だ。初期設定でをする必要が一切なく、「今日はどんなことがありましたか?」「何を考えましたか?」のように質問してくれるため、かなり簡単に日記を継続することができる。今まで手書きの日記で必ず三日坊主になっていた私だが、この感情日記はかなり長い期間続いている。

幼い頃は自分と向き合って進路を決めるのではなく、自分の意思と周りの価値観の妥協点を探って進路を決めていた。友達の性格は分かるのに自分の性格はわからなかった。でも今ではこんなにも自分のことを知る楽しさも味わえたし、自分のことを知っている方が自分にとって良いキャリア選択ができると思う。もっと自分と向き合って自分を大切にしていきたい。(そしていつか子供ができたら自分と向き合う機会を設けたい。)

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