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あなたの一番好きなクリスマスソングは何ですか?/The Christmas Song(ザ・クリスマスソング)/Nat King Cole(ナット・キング・コール)・Mel Torme(メル・トーメ)

いよいよ明日はクリスマスイブ。子どもたちは指折り数えてサンタさんがやってくるのを楽しみにしています。

いかがお過ごしでしょうか。ぐっでぃテレビのモーリーです。

早速ですが、もし「一番好きなクリスマスソングを1曲だけ選んで!」といわれたら、私はこの曲を選びます。

『The Christmas Song(ザ・クリスマスソング)』
皆さんご存知でしょうか。

ホリデースペシャルのクリスマスソングnoteのトリを飾るのは、数あるクリスマスソングの中で私が一番好きなクリスマスソング、『The Christmas Song(ザ・クリスマスソング)』を紹介いたします。

The Christmas Song(ザ・クリスマスソング)/Nat King Cole(ナット・キング・コール)

『The Christmas Song(ザ・クリスマスソング)』とタイトルだけを聴いてもピンとこない方もいるかもしれませんが、メロディを聴くと、どこかで一度は耳にしたことがある方も多いはず。(クリスマスシーズンを舞台としたドラマや映画なんかでドラマチックなシーンで結構使われています。)

この曲はたくさんの人によって歌われたスタンダードなクリスマスソングなんですが、数ある『The Christmas Song(ザ・クリスマスソング)』の名演の中で、私はこの曲をナット・キング・コールの歌声で知りました。

ナット・キング・コールは1940年代あたりから本格的に活動をスタートさせ、50年代~60年代初頭にはヒット曲も連発した超大御所のジャズシンガーです。(ちなみに活動当初はシンガーではなくピアニストでした。)

日本で誰もが知っているナット・キング・コールの有名な曲といえば『LOVE(ラブ)』じゃないでしょうか。

ちなみにこの曲はドイツの作曲家ベルト・ケンプフェルトによって書かれたものです。ベルト・ケンプフェルトは自身の楽団もあり、ムード&スゥインギーで超クールな曲がたくさんあります。

こぼれ話ですが、下積み時代のビートルズに対して、いち早くその才能を評価した一人が、何を隠そうベルト・ケンプフェルトです。ベルト・ケンプフェルトについてもまたの機会にnoteでまとめてみたいなぁ。
フランクシナトラが歌う、『Strangers In The Night(夜のストレンジャー)』もベルト・ケンプフェルト作曲の名曲の一つです。最近ではテレビ番組『マツコ会議』にもテーマソングとして使われているので耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

少し話がそれてしまいました(笑)
さて『The Christmas Song(ザ・クリスマスソング)』ですが、オリジナルは同じくジャズシンガーの大御所、メル・トーメ

彼はこの曲の作詞も行っております。作曲はロバート・ウェルズ。彼はなんとこの曲を40分足らずで作曲したそうです。

The Christmas Song(ザ・クリスマスソング)/Mel Torme(メル・トーメ)

こちらがメル・トーメのバージョン。こちらも優しく、温かみのある素敵なバージョンです。

メル・トーメが書いたこの曲の歌詞がまたすっごくいいんです。伝統的なクリスマスの雰囲気と、子どもたちのワクワクする様子。冬の寒さと、クリスマスの温もり。すべてが詰め込まれた素晴らしい歌詞です。

では少しだけ歌詞の一部を(後半部分を中心に)見てみましょう。

They know that Santa’s on his way
みんなサンタが来るのを知っている
He’s loaded lots of toys and goodies on his sleigh.
そりにおもちゃやプレゼントを載せてね
And every mother’s child is going to spy,
そして、子供たちはみんなスパイになるんだ
To see if reindeer really know how to fly.
トナカイが本当に飛び方を知っているかどうかを確かめるためにね

分かる!分かる!この気持ち!子どもたちを見ているとどうにかしてサンタさんと会おうとしている(笑)

子どもたちは「朝まで起きとく~!」ってクリスマスイブの夜は毎年言っています。

そしてこの曲の最大の良さは子どもたちだけにではなく、すべての人に温かいクリスマスプレゼントをくれます。続きを見てみましょう。

And so I’m offering this simple phrase,
とってもシンプルな言葉だけど
To kids from one to ninety-two,
1歳から92歳までの子どもたちに届けます
Although its been said many times, many ways,
何度もいろんな形でいった言葉だけど
A very Merry Christmas to you
クリスマスおめでとう

「1歳から92歳までの子どもたち」というのがこの歌詞の最も良いところですね。92歳のおじいちゃん・おばあちゃんに対しても子どもたちといってくれているところに温かさを感じます。

そうです。大人になっても気持ちはずっと少年・少女なんですよね。それは大人になってわかったことです。子どもから見たら大人は大人で、自分たちとは感覚が違うと思っていたけど、気持ちは子供のころから一つも変わっていない。だってクリスマスソングを聴けばワクワクするし、クリスマスツリーに光がつくと嬉しくなりますもん。

頑張って毎日大人の振る舞いをしている私たち大きな子どもに対して、『子どもたち』と優しく声をかけてもらったらホロッと来ちゃいますね。

いかがだったでしょうか。クリスマスまでもう少し。
皆さんお気に入りのクリスマスソングはどんな曲ですか?
今年のクリスマスがお家で皆さんの大好きなクリスマスソングを聴きながらゆっくりと過ごすのもいいかもしれませんね。

よろしければ他のホリデースペシャルのクリスマスソングnoteも読んでもらえると嬉しいです。

それではnoteを読んでくださった1歳から92歳までの子供たちに届けます。
A very Merry Christmas to you!

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