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”緊張しぃ”な私。

こんにちは、ぐっでぃテレビのゆっちぃです。
前回は新人時代の思い出を書かせていただきました。
読んで頂いた方々、本当にありがとうございました。

ちなみに記念すべき私のデビューnoteはこんな感じです。
よかったら読んでもらえると嬉しいです。

文章を書くのがほんと苦手でして・・・そういやぁ子供の頃、読書感想文も下手だったなぁ・・・それはまた少し違いますか(笑)
とにかく言葉にして自分の想いを残す作業というのは難しいことですね。

とはいえ「習うより慣れろ。」と自分に言い聞かせて、苦手なりに頑張ってみようと思います。
まとまりのない乱文ですがまたまたお付き合いもらえると嬉しいです。
今回のnoteのテーマは”緊張”です。

撮影の仕事って結構緊張する仕事です。今でも私、めっちゃ緊張します。
うまく撮影したい。良い映像作品にしたい。撮り直しのきかない舞台撮影は絶対に失敗できない。そんな要素が複雑に絡み合って緊張の高まりはMaxになります。
しかしこんな緊張感たっぷりな仕事だけど、すぐに緊張する私が”緊張”とうまく付き合うことでなんとかやってます(笑)

そうなれたのも大人になって一度本気で”緊張”と向き合ったからかもしれません。

学生時代から”緊張しぃ”だった私

私、ゆっちぃはすぐに緊張します。
関西弁で言う”緊張しぃ”ってやつです。
明るく人とおしゃべりするも好きだし、好奇心も旺盛。
だけど、いざというときになると急に緊張がやってきます。

緊張といえば、うまく自分の中で処理できなかった学生時代。自分の殻を破ることができないことも多々ありました。そんな私も勇気をもってチャレンジしたエピソードがあります。

”緊張しぃ”な私が文化祭で声優に挑戦!!

それは文化祭での出来事。私のクラスの出し物は影絵劇で、その中で私はあるキャラクターの声優を担当させてもらいました。

「緊張するならやらなきゃいいのに。」と自分で思う反面、でもやってみたいと思う気持ちが背中を押し勇気を出して頑張ってみた声優。
チャレンジしたのはいいものの重要なキャラクターだったにもかかわらず、恥ずかしさと緊張が相まってうまくキャラクターになりきれず、結果は完全な棒読み。
いまだに仲のいい友人と集まると、笑い話として語り草となっています。

恥ずかしかったし、下手だったし、結果としてあまりいいものではなかったけど、文化祭での声優の経験は清々しいものだった感覚だけは今でも残っています。

”緊張しぃ”を克服するぞ!!

恥ずかしいという気持ちが先だって、緊張でうまく表現することが出来なかった学生時代。今考えると積極的に行動したことも少なかったと思います。あの時みんなの前で歌を歌いたかったけど、緊張するから「まぁいっか。」、「私こんなことできますよ。」とみんなの前で発表したいけど、緊張するから「まぁいっか。」といった感じで。

大人になってこれじゃぁだめだと思い、「よし!”緊張しぃ”を克服するぞ!!」と一念発起してみることにしました。だって一度きりの人生、いろんな事やってみたいもん(笑)そんな気持ちが私の心を動かしました。

まずはなんでも言葉にしよう!

まず最初に始めたのは、どんな些細なことでも丁寧に言葉として表現をすること。

ほんとそれは小さなことで、朝は元気に「おはよう~。」
ペンを拾ってもらったら「ありがとう。」
肩と肩がぶつかったら「ごめんなさい。」
楽しかったら「楽しかったわ~。」
といった具合に。

子供の頃からやってきたことだけど、しっかり意識してほんと日常の些細な気持ちでもきちんと丁寧に言葉にするようにしました。

なぜ言葉にすることを大切にしようと考えたかというと『言おうか言わないか、どうしようかなぁ』→『失敗するんじゃないか』→『失敗したらどうしよう』→『失敗したら恥ずかしいなぁ』→『緊張してきたぁ』って流れになっていることに気づいたからです。

気持ちに素直になって言葉に出して表現することで、緊張を生み出す悪い想像をする時間を強制的になくしたというわけです。つまり関西弁でいう「いらん想像はせんとこぉ。(必要のない悪い想像はしないでおこう。)」ってやつです。

緊張したっていいんじゃない!?

小さなことから積極的に言葉にすることから始めた私。
憧れのクリエイティブな仕事にも就くことが出来ました。

積極的に取り組めるようにはなったけどやっぱりここ一番になると”緊張”はやってきます。

そんなある日。とある撮影現場からの帰り道、モーリーさんにこんな質問をしたことがあります。

「モーリーさんって撮影の時、今でも緊張します?」

その問いに対しモーリーさんは

「今でも緊張するよ~。だけど準備をしっかりしてたら絶対に大丈夫やから心配せんでいいんちゃう。むしろ適度に緊張しているときの方が程よく気が張っていい感じに撮れる気がするわ。」

何十年も撮影している人でも緊張するんだ。私はそう思いました。
”緊張”は悪ではない。むしろうまく付き合うことでパワーに変えることができるかもしれない。そう思えるようにさえなりました。

”緊張”は誰でもするし、もちろん”緊張”はしていいもの。準備を大切にして”緊張”を味方につけよう!

初めて撮影現場で責任者を任せてもらえた時のこと。
撮影現場で周りの方の視線と責任者として撮影で失敗できないという重圧が、緊張につながり自分を見失いそうになっていました。

「おぉ~来たぞ来たぞ!この感覚!緊張感きた~!」

そこでモーリーさんがいつもしている、一つ一つの確認事項を改めて私も丁寧にしてみました。

ホワイトバランスよし、カメラ位置よし、水平よし、マイクレベルよし・・・次々に確認事項を脇目も触れずもくもくとしっかり丁寧に進めてゆきます。

”緊張”はするけど、いつもやっていることをしっかりと丁寧にこなすことで自分のペースに入ることが出来、安心感が高まっていきます。
そうすると後は”緊張”とうまく付き合い、”緊張”をパワーに変えるだけです。
いつもやっていること(準備)をしっかりと丁寧にこなすことで自分のペースに入ることができた瞬間でした。いわゆるルーティーン効果ってやつですね。

そんなこんなで初めて責任者として挑んだ撮影現場でしたが、大きな問題もなく無事スムーズに撮影をこなすことが出来ました。

最後に、”緊張しぃ”な昔の私へ。

”緊張”は今でも私から離れられない感覚ですが、「今では緊張したっていいんじゃない。だって当たり前のことだもん。」って思えるようになった気がします。
そんな私から”緊張しぃ”な昔の私へ。

”緊張しぃ”な昔の私へ。
”緊張”したっていいよ。当たり前のことだもん。それよりなんでも積極的にやってみるといいよ。大丈夫”緊張”でさえ仲間につけることができるから。
                      ”緊張しぃ”な今の私より。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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