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短い曲を聴くnote

今週も天気の良い日が多く、とっても気持ちの良い一週間でした。皆さんいかがお過ごしでしょうか、ぐっでぃテレビのモーリーです。一週間の仕事がひと段落した金曜日の夕方から夜にかけてはぐっでぃテレビの音楽noteでお楽しみに下さい(笑)

私の若いころはCD時代ということもあり、比較的長い曲が多く、一曲5分や6分ってものもたくさんありました。特に90年代はそれまでの8cm盤のシングルCDだけでなく、マキシシングルと呼ばれるアルバムサイズのCDと同じ大きさの12cm盤シングルCDも多くなったことからもシングル曲の時間が長くなったともいわれています。(12cm盤のマキシシングルならアルバムと同じ収録時間を収録できるのにもかかわらずカップリング曲合わせても数分しか入っていないことになるので、何となく損した気持ちになるためだんだん曲時間が長くなっていったという説。)

時が流れ、現在はサブスク時代ということもあり、先日noteで綴ったようにイントロや間奏(ソロ)などを取っ払った短い曲が人気とのこと。CDなら曲の途中を飛ばす(早送り)のはめんどくさくても、サブスクで聴く場合は指一本でサクッと曲の間でも飛ばされちゃいますもんね。

なのでちょっとでも間延びする時間を削るべくパッと曲の美味しいところから始まってサクッと終わる曲が受けているようです。

実はこの流れってCD時代の前のラジオ全盛期にもよく似た流れがありました。ラジオの番組制作者は番組中に一曲でも多く掛けたいので長い曲は敬遠されたとのこと。また曲中にブレイク(無音になるような部分)があるような曲もかかりにくかったそうです。

またどんどん曲を流すためにフェイドアウトで終わる曲も好まれたそうで、1960年代くらいまでは結構フェイドアウトで終わる曲も多いです。

前置きが長くなってしまいましたが、今回の音楽noteでは、そんな短いけど大好きな曲を紹介します。(曲が短い自慢でもあるので今回は一曲当たりの時間を書いてみました(笑)※youtubeの収録時間なので誤差はあると思います。)

Fun, Fun, Fun(ファン・ファン・ファン)/The Beach Boys(ザ・ビーチボーイズ)~約2分5秒~

まずはわれらがビーチボーイズ。私を音楽の虜にしてくれた愛すべきグループの1964年にビルボードチャート5位を記録したヒット曲『Fun, Fun, Fun』からスタートしましょう。一曲当たりの時間は約2分5秒。

なんと約2分5秒の中にギターイントロからギターとオルガンを駆使した間奏、そしてアウトロのビーチボーイズらしい印象的なコーラスまで詰め込んだ一曲。

この時期『Fun, Fun, Fun』を聴きながらドライブすると超気持ちいいです。明石から須磨までの国道2号線を車で走れば気分はもう西海岸です(笑)

It's Not Unusual(よくあることさ)/Tom Jones(トム・ジョーンズ)~約1分59秒~

次に紹介するのはこちらも今でも現役で頑張っているトム・ジョーンズ。別名『ザ・ヴォイス』と呼ばれ、その圧倒的なボーカル力にはいつ聴いても圧倒されます。

1965年にリリースされたこの曲は、全米・全英でもヒットし、現在でもテレビやラジオからたまに流れているので聴いたことのある方も多いのではないでしょうか。

この曲も私の大・大・ダイスキな一曲で、もしも歌が上手かったら絶対に唄ってみたい一曲でもあります(笑)

タイトルの『It's Not Unusual』を直訳すると『それは普通ではないことはない』。つまり『よくあること』なんですよね。めちゃくちゃ面白い邦題です(笑)

I'm Henery the Eighth I Am(ヘンリー8世君)/Herman's Hermits(ハーマンズ・ハーミッツ)~約1分51秒~

こちらは一時期ビートルズのライバルともいわれるくらいアメリカで人気のあったグループ『ハーマンズ・ハーミッツ』の1965年にビルボードチャート全米1位を獲得した一曲。

面白いのは歌詞。結婚した奥さんはこれまで7人の人と結婚をしていて、そのお相手が皆『ヘンリー』という名前なので『僕はヘンリー八世さ』なんていう小話のような歌詞。しかも歌詞が1番しかなく、2番が1番と全く同じなので歌詞の中で『Second verse same as the first(2番の歌詞は1番と同じだよ~)』なんて言っちゃってます(笑)

こういったジョークはイギリスならではのものなのか、歌詞を知るとこの曲をさらに好きになっちゃう一曲です。

I Will(アイ・ウィル)/The Beatles(ザ・ビートルズ)~約1分45秒~

実はビートルズって短い曲の宝庫で、2分台の曲なら結構あります。中でも1分台の名曲と言えばやっぱりこの曲でしょう。通称『ホワイトアルバム』に収録されているポール・マッカートニーの作品『I Will』。

1分台の曲と言えば、結構アップテンポでノリで攻める曲が多いのですが、この曲は一転変わってミディアムなラブソング。ポールの奥さん、リンダに贈った曲ともいわれています。

私、ポールのこういった優しくも気負いのないラブソングって大好きなんです。ちなみにこの曲のベースパートってポールの口ベースなんです。口で『ブ~ン・ブ~ン』って言ってるんですよ。ほんと凄いでしょね。

ちなみにこの曲、高校時代一緒にバンドをしていた友人が大好きな曲として弾き語ってくれたことでこの曲を知りました。この曲を聴くとビートルズの曲もまだまだ網羅できていなかった青春のあの頃を思い出します。

あとがき

いかがだったでしょうか。今回の音楽noteは短い曲でまとめてみました。どの曲も2分前後の非常に短い曲なのですが構成もしっかりしていて、めっちゃ聴きごたえある曲ばかりです。

しかもどの曲もヒットしているというのも凄いですね。長くて凝りに凝った曲もいいですが、短くてコンパクトだけど色々なアイディアが詰まった曲もいいものです。

いやぁ音楽ってほんといいものですね。今回も音楽noteにお付き合いいただ誠にありがとうございました。皆さん良い週末をお過ごしください。

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