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秋の夜長に『月の曲(お月様ソング)』はいかが!?

本日2021年9月21日は中秋の名月。

いかがお過ごしでしょうか。ぐっでぃテレビのモーリーです。

今回は中秋の名月にピッタリの『月の曲(お月様ソング)』セレクトしてみました。

月の裏で会いましょう -1991年-/ORIGINAL LOVE(オリジナル・ラブ)

まずは景気よくオリジナル・ラブのこの曲でスタートしてみましょう!!私、この曲、ダイダイ大好きで、このライブ映像での演奏は特に大好きです。

この曲にはいくつか違う編曲バージョンがありますが、オルガンを活かしたこのバージョンが私は一番好き。田島さんのボーカルと跳ねるようなオルガンのパートばかり聴いてしまいます。

月がとつても青いから -1955年-/菅原都々子

実は密かに歌謡ファンである私。1955年に菅原都々子さんの歌声で発表された『月がとつても青いから』も大好き一曲。そして以前から紹介したかった一曲でもあります。

とにかく歌詞がロマンティック。

月がとっても青いから
遠まわりして帰ろう
あの鈴懸(すずかけ)の
並木路(なみきじ)は
想い出の小径(こみち)よ
腕をやさしく組み合って
二人っきりで サ、帰ろう

『月がとっても青いから遠まわりして帰ろう』だなんて超ロマンティックだと思いませんか。菅原都々子さんの歌声といい編曲といい聴いているだけで昭和のピュアの気持ちになれる一曲です。

Moonlight Serenade(ムーンライト・セレナーデ)-1939年-/Glenn Miller & His Orchestra(グレン・ミラー&ザ・ヒズ・オーケストラ)

スタンダードジャス、そしてスウィング・ジャズの名曲『ムーンライト・セレナーデ』。文句なしにいい曲です。余裕たっぷりのゴージャスなアレンジに、クラリネットとサックスのまじりあう音が哀愁があるといいますが最高なんですよ。

もう一度青春時代に戻れるなら、ジャズバンド部に入りたい!!

月ひとしずく-1994年-/小泉今日子

完全に忘れていた曲なんですが、先日ラジオで流れているのを聴いて、『おぉあったあった!!』ってピックアップした一曲。

調べてみるとこの曲って、井上陽水さんと奥田民生さんとの共作の曲だったんですね。(作詞にはキョンキョンの名前もクレジットされている。)恥ずかしながら知りませんでした。

当時はわりと話題になった曲だったのかなぁ。ドラマの主題歌だったみたいだけど・・・そのあたりのバックグラウンドも分かりませんが、何となくメロディや歌詞が頭に残っていて、時を超えて2021年に聴きなおしてみると『なかなかいい曲だなぁ!!』って再発見した曲です。

まだまだ世の中には聴きそびれていた、名曲がたくさんあることを感じた一瞬でした(笑)音楽探訪ってやっぱり楽しい~!!

旅の宿 -1972年-/よしだたくろう

陽水さんも大好きだけど、たくろうさんも大好き。何と言いますか世界観が好きなんですたくろうさんの曲って。この曲もたくろうワールド全開の一曲。作詞はよしだたくろうさんの作詞でおなじみの岡本まさみさん。

この曲もムードを作って背伸びする様子と、まだまだ未熟で雰囲気に飲み込まれてしまう部分がうまく描かれたい一曲。粗削りではあるけど純粋で繊細な若者たちの代弁者だったんだろうなぁよしだたくろうさんって。

時代も世代も違うので自分が若いころと少し違った部分もあるんですが、根底に持つパワーや純粋さみたいなものは時代を超えて共感できるところがたくろうワールドの一番の魅力です。

Blue Moon(ブルームーン) -1961年-/The Marcels(マーセルズ)

大好きなドゥーワップの名曲からも一曲行ってみましょう!!ドゥーワップとは1950年代~1960年代にかけて流行したコーラススタイルの一つで、『ドゥーワップ』とか『ボン・ボン・ボン・ボ~ン』みたいな感じのベースパートが入っていることが多いことが特徴。

日本で言えばシャネルズ(ラッツ&スター)や山下達郎さんがこのスタイルをよく取り入れた曲作りをしています。ちなみにドゥーワップはその後、ボイスパーカッションをふんだんに盛り込んだアカペラグループなどに派生していきます。

話はブルームーンに戻しまして、この『ブルームーン』はそんなドゥーワップの教科書のような一曲。1961年には全米1位も記録しました。

ちなみにこの曲の原曲は1930年代の曲で、ミュージカル曲やジャズのスタンダードなども沢山作曲しているリチャード・ロジャースの作曲。

ムードミュージックの大御所。パーシーフェイスオーケストラによる『ブルームーン』はこんな感じ。こちらのバージョンもゴージャス且つロマンチックで大好きです!!

ナイアガラ・ムーンがまた輝けば -1975年-/大瀧詠一

初期の大瀧さんの名盤『ナイアガラ・ムーン』のラストに収録されているこの曲は、当時、細野晴臣さんも取り組んでいた、エキゾチックサウンドを思わせる一曲。

初期の大瀧さんはやや癖があり(どこまで冗談で、どこまで本気かわからない感じ(笑))、ロング・バケーションから入った方は少し面を食らうかもしれませんが、様々なジャンルの音楽をブレンドした曲が多く、聴けば聴くほど音楽の楽しさを感じさせてくれる曲が多いのも特徴です。

この曲も心地よいビギンのリズムに乗せて優雅なストリングスと落ち着いた大瀧さんのボーカルが楽しめる一曲で、ロックやポップスだけでなく、ムードミュージックなどの方面へも興味を持たせてくれる素敵な曲です。

Mr Moonlight(ミスター・ムーンライト) -1964年-/the Beatles(ザ・ビートルズ)

4枚目のアルバム『Beatles for Sale(ビートルズ・フォー・セール)』のA面6曲目に収録されているはドクター・フィールグッドのカバー曲なんですが、ジョンのシャウトが素晴らしく、私の中でビートルズの曲の中でもベストボーカルの一つに選びたいくらい大好きな曲の一つです。

ビートルズってもちろんオリジナル曲のクオリティの高さも凄いんですが、実はカバー曲のクオリティが半端なく高いのも凄いところ。

どのカバー曲も、アルバムの曲数を稼ぐために、適当にカバーしました的なものではなく、オリジナルをも超える彼らなりの新しい解釈で、それらの曲たちに新しい命を吹き込んでおり、ビートルズって本当にモンスター級のグループだなぁって改めて感じさせられます。

Moon River(ムーン・リバー) -1961年- /Henry Mancini(ヘンリー・マンシーニ)

月の曲のフィナーレはやっぱりこの曲でしょう。映画『ティファニーで朝食を』の劇中でオードリー・ヘップバーンが歌ったことでも有名なこの曲は、私の中で、全ジャンルで好きなベスト10曲に入るくらいダイダイ大好きな曲です。

鼻歌で歌っても素晴らしいメロディに優雅且つ哀愁のあるアレンジ、どれをとっても最高です。

あとがき

いかがだったでしょうか。月がテーマになったり、歌詞に月が出てくる曲ってロマンチックな曲が多い気がします。以前取り上げた『雨の曲』と同じくらい名曲揃いで、どの曲を選ぶか本当に迷いました。

noteを書きながら『おっ!この曲もあるじゃないか!!おぉぉこの曲もいいなぁ~』って感じで、書いているうちにどんどん書きたい曲が膨らんでもう大変なことになっちゃいました(笑)洋邦、新旧、ジャンル問わず、月の曲ってほんといい曲だらけ!!

とにかく今日9月21日の夜までには書き終えて、公開したかったので今年の『月の曲』はひとまずこの厳選の9曲で!!

皆さんはどんな『月の曲』がお気に入りですか?これからの秋の夜長のお供に色々な曲を楽しみたいので良かったらぜひ聞かせてくださいね。

今空を見上げてみると、こちら明石でも今晩は何とか綺麗なお月様が楽しめそうな感じ。皆さんも秋の夜長を楽しんでくださいね。

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