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観察力1000本ノック【インターン活動紹介】

勉強会Good Try JAPAN でインターンをしている齋藤一樹です!

Good Try JAPAN内で「観察力」に関する勉強会を行いました。

観察力があれば、目の前の人が考えていること、やろうとしていることに気付けるので、気遣いのうまい人になれます。

今回は、勉強会で学んだことを紹介しようと思います!

会社紹介
一般社団法人Good Try JAPAN
代表:中野修二
中高生が自分の将来を本気で考える旅『セカタビ』の企画・運営をしています。シリコンバレーでのプログラムを中心に、多数のワークショップも実施。GoodTry!は失敗した時に、その挑戦した姿勢を褒める言葉です。

周りの事実を挙げる

中野:身の回りの事実を3分間でできるだけ挙げてみよう!

―― 3人のインターン生が出した事実はこんな感じでした↓
・目の前にアクリル板がある
・カーテンが閉まっている
・たくさんの人がいる
・座っているメガネをかけた男の人がいる

中野:今言ってもらったものの中に、事実ではなく、解釈が入っています。それはどれでしょう?

―― みなさんはわかりますか?答えは…
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「たくさんの人がいる」です!

中野:「たくさん」というのは人や状況によって変わりうるよね。例えば「20人の人がいる」だと事実になるわけだ。今は話していることが、「事実」なのか「解釈」なのか意識しながら話すことができるようになるといいね。

「あいうえお」に注目

中野:事実を見つけるときは、「あいうえお」に注目するといいよ。


①Activity 行動・行為

例えば「男の人が前のめりに話している」とかですね!

この事実を認識できると、「この人はこの話題が好きなんだな」のような解釈ができて、相手の好きなものがわかるわけです。


②Interaction 関係性

例えば「男女が少し離れて歩いている」とか「男女が肩が触れ合うほどの距離で歩いている」とかですね。

この男女の関係を推察する上で、この違いはとても大切ですよね!


③User ユーザー

これは単に、どんな人がいる?ということです。


④Environment 空間・周辺環境

例えば「カフェにいる」「暗い場所にいる」とかですかね。


⑤Objects モノ・サービス

例えば「スマホが置かれている」とか「椅子の下にカバンが置かれている」とかですね。

粒度を細かく

中野:この5つのものを粒度を細かく見ていくとたくさんの事実が見つかるよ。例えば「人が座っている」という事実も「深く腰を掛けている」のか「浅く座っている」のか、「足を組んで座っている」のか「足を伸ばして座っている」のか…と考えていくと細かく見れるよね。

―― 確かに一つのものからいくつも事実を見つけることができれば、たくさんの事実が見えてきそうですね…。

中野:こうやって得たたくさんの事実を組み合わせて、解釈につなげることができれば、気の利く人になれるわけだ。もしカフェで「前に座っている女の人が、腕をさすった」「上にエアコンがある」という事実を認識できたら、「席変わろうか」と言えるんだよ。笑

―― これを聞いて観察力を身に付けようと心に決めました。

まとめ

「あいうえお」を細かく見ていくことで、たくさんの事実に気付けるということですね!

普段人と会うときや、街にいるときに訓練をして、気遣いのできる男になっていきたいと思います。

気遣いができることは、信頼関係を築く上でとても大切ですもんね!

お読みいただきありがとうございました!