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PR視点のツカイドコロ〜コロナクライシスにPRパーソンが準備しておくべき4STEP〜

prologue.

現代日本において、未だかつて誰も経験をしたことがない、コロナウイルスクライシスの状況下に僕らは置かれています。
ただでさえ日常の事業活動でも正解が予測しづらいのに、刻一刻と状況が変わり、様々な影響が出てくるなど、もはや数日先でさえ、予測をすることが困難な状況に発展しています。

僕自身、外部のPR支援を行うものとして、クライアント企業や社会に対して、自分の無力感を痛感しています。
だからこそではないのですが、こんな状況下だからこそ、少しでも力になりたく、PRパーソンが準備しておくべきことはなにかについて、ご参考程度ではありますがまとめてみました。

まず前提として、PRパーソンが、有事の際にできることは、企業の振る舞いを含めた、パブリックとの最適なコミュニケーションのあり方を考え、助言し、リードすることです。とはいえ、昨今のコロナウイルスの蔓延のような先がより見えない状況はなかなかありません。正直いうとBestの選択肢はなく、Betterをより選択していくことになると思います。だからこそ、考える力がつくことから、この状況でPRパーソンはより成長できるのではないかと思っています。

コロナをバネに、みんなで成長できれば痛みの代償として、今後の経済活動の成長に貢献できるのではないでしょうか。当たり前のことも多いと思うのですが、なにかの気づきがあれば嬉しいです。

このnoteが、誰かのgoodstoryにつながりますように。

Step1.正確な情報を収集し、まとめる

・1次情報を入手する
1次情報を正確に収集して、社内にシェアすること。そもそも、PRは、コミュニケーションであることから、社会がどのように動いているのかを、“公聴すること”は本当に大事です。そして、その上で、会社としてのコミュニケーション(ただ情報出すだけではなく、事業活動内容自体も含む)に関する方向性を社内にインストールしましょう。

・少し先の未来を想像する
この能力はPRパーソンにとって必要不可欠です。PRは事象に対する"合気道"という人もいるが、それはただの"その場しのぎ"になっているかもしれません。常に動けるための準備をして、姿勢をとっておくことが大事。そこで活用できるのが、"ストーリーハウス"の考え方なのですが、大体の方はご存知かと思いますので、説明を割愛します。ご参考までに図を貼っておきますが、わからない方は、解説するのでお気軽にご質問くださいね。

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・自社への影響度を予測する
次のステップに繋がることですが、自社への影響度を予測することによって、Betterなコミュニケーションの判断を思い巡らすことができます。知らないから、初動が遅れるのであって、知っていることで、初動を早くするために予測はMustです!

Step2.事業活動存続にインパクトを与えうるリスク要件を洗い出す

1で行ったことの延長線上になるのですが、ますはリスクを見える化することが重要です。

リスクが可視化できるだけで、初動時の対応を想像できます。そして、その書き出したリスクを上から順番に重要度をつけましょう。

実はリスクを整理することにより、書き出す過程で、色々を思い巡らせること、考える領域を意識することがPRパーソンの能力アップにつながります。自分の視野を拡張するという気持ちでやってみると良いかもしれません!

STEP3.リスクがクライシスに変わった時の対応を想定しておく

Step2で行ったリスクを想定しておくと、その先のクライシスの予測も考えられるようになります。

ここで大事なのは、クライシス時に"どんな対応を自社がすべきか?"の指針を固めておくことです。その上で、最適なコミュニケーション方法は何か?ステークホルダーであるパブリックに対して、どのように理解していただくか?をPRパーソンは策定/思い巡らせておく必要があります。

なぜなら、有事になってから、どうするか?を考えることは全てが後手に回ることに他なりません。転ばぬ先の杖を、その時点で作ってあるというのは安心感が違いますよね!

Step4.自社サービスが”無理なく”貢献できる社会的な意義のあるアイデアを考える

「社会的な有事になると、自社でも何かしらのアクションをすべきだ」というのが、PRパーソンが反射神経的に思い至る基本的なマインドだと思います。

ただ、有限な自社リソースの中において、そのアクションは、自社が本当に行うべきアクションか?という視点で、アイデアを考えることが重要です

アイデアを考える方法は、普段みなさんが実践されていることだとは思いますが、下記の通りです。

4-1.パブリックの現状を把握する
自社にとってのパブリックが置かれている状況、状態を情報収集の上、把握しましょう。

4-2.パブリックの課題を把握する
現在の状況下、そして、今後、パブリックの事業継続においてボトルネックとなっている課題を予測し、正確に把握しましょう。

4-3.自社で提供できる価値を規定する
課題に対して、自社の企業姿勢や自社事業/サービスで提供できる価値は何かを規定します。別の言い方をすると、パブリックに対して、どのような存在であるべきか?を考えることです。

4-4.アイデアを考える
前提として、パブリックと社会にご迷惑をかけないこと。この状況下では、過度なアイデアは、相手にとって負担になります。まとめると、自社とパブリックにとって、無理のない範囲のアイデアを考えることがPOINTです。そして、状況はすぐに変わるので、コンパクトでBetterなアイデアが良いと思います。

4-5.速やかに行動する
状況は刻一刻で変化しますので、速やかに行動しましょう!

epilogue:

まとめると、下記の2点を愚直に取り組むことが大事です。

1.正しい戦略を見つけるための判断材料を集めて、予測をしておくこと。
2.その上で、最適なアクションを構築していくこと。

こうやって書いていくと、PRパーソンのみなさんが、本当に普段やっていることばかりだと思います。むしろ、PRパーソンとしての当たり前しかないなぁと改めて思います。ただし、有事の時ほど、普段やっていることが、いかに大切なのかを理解できる場になります。そして、これらのプロセスを経て、PRパーソンの資質を改めて鍛えることができるのではないでしょうか。
コロナをバネにしながら、僕らが今できる最大のアクションを目指していきたいですね。

この混乱が1日でも早く収束することを願い、今できることに力を注いでいきたいと思います。

基本的には自宅作業をしているので、ぜひ、オンラインで会話しましょう。
いろんな方の視点をぜひ、この機会にインストールできれば嬉しいです。

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株式会社goodstory Story Designer / PR Planner 幼稚園の先生になるために上京したのに、StoryDesignerとして、クライアントのgoodstoryを作るために日々、あれやこれやを企画してます。

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