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ユダヤ人が成功しやすい理由

ユダヤ人をご存知でしょうか?
ユダヤ教を信仰する人々は世界で大体1400万人ぐらいといわれています。
しかしそれは世界の比率でいうと約0.2%くらいしかいません。

ですが、ノーベル賞受賞者の約20%はユダヤ人です。

アメリカの巨大企業はfortune 500のCEOや、forbesの長者番付には多くのユダヤ人が名を連ねます。

またアメリカの巨大企業にも多くユダヤ人がいるといわれています。

facebook 現metaのマーク・ザッカーバーグ氏、
マイクロソフトの元CEO、スティーブ・バルマー氏。彼はマイクロソフトをここまで大きくした影の天才と呼ばれてます。
Google創業者のラリー・ペイジ氏とセルゲイ・ブリン氏。
アメリカの金融系メディア、ブルームバーグの創業者、マイケルブルームバーグ氏もユダヤ人。
スターバックス元CEO、ハワード・シュルツ氏など。
数多くの成功者がいます。

ではなぜ、ユダヤ人は成功しやすいのでしょうか?

ユダヤ人はタルムードといった先人の知恵などが書かれた書籍を
幼少から学ばせるそうです。

そういった教育も彼らは重視していて、それが原因で優秀であるとも言われています。

ですが、運の面から見た時、彼らが成功している理由の一つは

「ディアスポラしてるから」です。

ディアスポラとは「散らされた者」という意味です。
離散して故郷以外に住むユダヤ人を指します。

簡単に言うと、ユダヤ人は歴史上、迫害されてきた民族ですので、
本来居た土地から追い出されて、別の場所に移住することがよくありました。

ナチスドイツの迫害ではヨーロッパに住むユダヤ人の3分の2が亡くなり、
残りは別の国に逃げました。

そういったことをディアスポラと呼ぶのです。

ちょっと話はズレますが、知り合いに、息子と喧嘩して息子に追い出されて、
数年、別居暮らしをする羽目になった男性がいます。

彼は、追い出されて寂しい別居暮らしをしました。

しかし、彼はその後メキメキと成長し、
しまいには「追い出されたことは最高のプレゼントだった」と言っていました。

追い出されるというマイナスなことがあったのにもかかわらず、彼は、それに見合った成長をしていました。

彼いわく「追い出されると追い出されているその期間は運が上がる」
と言っていました。

つまり戦争とか、差別で国や住んでるところを追われると、
運が上がる、というのです。

あなたが信じるか信じないかは別ですが・・・

アメリカにいるアフリカ系の人は、昔、奴隷貿易で連れてこられた家系の人もいます。
そういった無理やり連れてこられた系の、アフリカ系の黒人の子孫のほうがアメリカで成功していることに気付きます。

たとえば、無理やり連れてこられた黒人以外の、自分の意思で国境を超えてきた黒人は、ディアスポラしていません。
つまり、そういう黒人はディアスポラの運気のサポートを受けてないのです。

無理やり連れてこられた黒人の家系は運が上がってて成功しやすい。

つまり、無理やり追い出されたら、その期間中、運が上がり、
それはその人の子孫にまで波及するということです。

これがユダヤ人やアメリカにいる黒人が成功している人もいる理由です。

みなさんはどう考えますか?

例えば運が上がってると勉学も捗るものです。
ユダヤ人が勤勉なのも、彼らが成長しやすいからなのかもしれません。
また運が良いとお金まわりも良くなります。

また、ユダヤ人は銀行業を起こしたことでも有名です。
お金の貸し借りの仕事はキリスト教では、やってはいけないので、ユダヤ人はそれを仕事にしていました。

ですが、例えば、銀行業では契約を結んで、お金を貸します。
もしそのお金が返ってこなかったら、その分、損しますが、
しかし、お金を貸してそれを踏み倒されたら、お金を貸したほうは「ある種の運」が上がります。

借金を踏み倒されるということは運の上では「泥棒された」ということと同じ扱いになるからです。
「人の金を盗むと貧乏神が取り憑く」みたいな言葉もありますが、
ようは借金を踏み倒した方が不運に、踏み倒されたほうは運が上がります。

ただし、その運は人によっては美味しいものを食べられるとか、またある人にとっては良い情報を得られるとかそういうものです。
お金を貸して踏み倒されて、それでもそれ以上のお金が入ってくるとは、考えられない話です。
お金以外で、たとえば、その踏み倒された人が成長しやすいとか、ちゃんと祝福があるわけです。

例えばですが、ある国が、他の国に鉄道などを作ってあげる代わりに、
土地の使用権を担保にする契約をする、という方法を使って、領土を広げる国もあります。

その借金を返せないようなら、その担保の土地を得ることができます。
このような方法に近い方法で、合法的に領土を広げている国もいるのです。
例えば、借金を相手に負わす、そしてそれを返せないなら、担保にしている土地はもらう・・・

みたいな手です。その手を使って合法的に領地を広げていった国もあるのです。
戦争以外の方法では、この方法で大地主になった人もいます。

つまりお金以外のもの(土地とか)を担保にさせて、その人が返せないなら、その土地を得る。
それは契約なので、債務者は従うしかない。

これなら戦争以外で合法的に土地を得ることができるのです。

そうやって、お金以外の価値があるものも入手してきたのもユダヤ人なのです。

ですが、ユダヤ人が成功している理由の一つはディアスポラしてるから運が良いという側面があります。
狙ってディアスポラできるわけではないですが・・・
「なんだ彼らが成功しているのは、そんな理由だったのか」と思ば、同じ人間であることがわかります。

またユダヤ人は宗教的コミュニティーを作ってるので、
ユダヤ教の人同士が助け合って成長してきたことも考えられます。

余談ですが、例えばイギリス王室がクラウン・エステートというものを所有していることをご存知でしょうか?
英国王室の最大の収入源は王室助成金です。
クラウン・エステートは君主の公的な不動産に該当します。
王室助成金はこうした不動産からの収入の一部から来ています。
143億ポンド(約2兆226億円)もの大規模の不動産事業で、
その収入利益は国庫へ、つまりは国民全体にもたらされます。
クラウン・エステートは、法律上、女王だったら女王が所有しています。
ただし、この機関は独立した委員会が運営しています。
政府はクラウン・エステートが年間どれくらい収益を得てるかを見て、王室助成金としていくらを王室に与えるか決定します。

エリザベス女王も収入のほとんどはランカスター公領からきていました。

このように王様のようなものは、いかに土地を支配したかということが、王様という由縁なのです。

ユダヤ人は王様ではないですが、
良い立地の土地を持っている人がどれだけ楽にお金を稼げるかは、もうご存知の方も多いでしょう。

ただユダヤ人は土地を追われることが多かったので、
「自分に投資する」ということをやっていました。
ユダヤの格言には「耳と耳の間に、最大の資産がある。」というものがあります。
土地やお金は政府やその時々の権力者に奪われることがありますが、
知識は奪われないというわけです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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