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実業家の息子は貴族にあらず

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実業家の息子は貴族にあらず。
僕の地元の同級生に実家が鉄工所を営んでいる男がいる。
この男は次男坊でおそらく、小さい時から悪い意味で苦労もせず、育ってきたような男だった。
僕も実家が自営業なため、お墓に入るまで、同じような振る舞いを決め、自分が損しても彼とは正反対のポジションを同級生から勝ち取る事に苦労したものだ。

僕は嫌いな人種が2種類いる。1つめは成金。単純にいけ好かない。
2人目は「なぜか」周りが気を使うせいで、自分を貴族だと勘違いしてる人だ。
最初の彼は2つ目の男だ。

学生時代はヘタレな男が多い僕らの世代では持てていたかもしれない。
でも、これは年をとるにつれ、かなり面倒な事になる。
面倒な事になるのは、彼の周りの人よりも、彼本人だろう。
人間というのは、年をとるにつれ、自分中心で生きる事になる。
そうすると、彼のような人間は面倒ぐさがられて、孤独になるだろう。
そうして、そういう人は「無敵の人」になり、安倍総理の悲劇が引き起こされるのだ。
彼の失敗は自分を貴族だと思っていることだ。
本当の貴族というのは上記の本に書かれてるような人たちの事だ。
最後にもう一度書く。
実業家の息子は貴族にあらず。

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