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成功の鍵は部下のやる気にあり

どんなに仕事ができても、どんなに優しくても、どんなに博識であっても、どんなにカッコ良くても、部下をやる気にさせることができない上司はマネージャーとして失格だと僕は思っています。僕自身、営業部のプレイングマネージャーとして仕事をしていますが、自分の仕事は主に2つ、数字を作ることと部下をやる気にさせることだと認識しています。
今日は上司の役割についてお話をさせてください。

部下のやる気を出すための基本

部下のやる気を出すといっても、単に機嫌を取れという話ではありません。会社は営利団体ですから、意見の違いや社員同士の相性などから折衝が起きることもあります。僕自身、部下との折衝は多少は仕方ないと考えており、それでも部下をやる気にさせることが上司の本質的な役割です。

一つ目:道を示すこと

人は進むべき方向に自信がないとき、行動力が落ちます。この時に𠮟咤激励しても効果はありません。与えるべきは口先ではなく、安心と自信です。成功したら自分のおかげ、うまくいかなかったら上司のせいと思わせるくらいの心情で部下に接するべきです。上司は、部下が進もうとしている道に自信を持っているという姿勢をしっかりと伝えることが必要です。

二つ目:存在価値を見出すこと

部下をただの歯車ではなく、代替不可な人材としてのポジションを与えることが重要です。しかし、ここで注意が必要なのは、本当に代替不可なポジションにしてしまうと組織としては弱くなります。あくまで本人の自覚の中で「ここには自分がいなければならない」という風に思ってもらい、帰属意識を持ってもらうことが大切です。

部下の成長に合わせた役割設定

部下の成長に合わせて、ちょうどいい難易度の役割を設定し、飽きさせず、成長を実感しながら先の役割を見せることが重要です。部下をやる気にさせるために好かれようと甘やかしたり、仕事の難易度を下げるような上司は失格です。そんな上司は今すぐ見つめ直すか、その席を降りるべきだと考えています。

まとめ

上司の本質的な役割は、部下をやる気にさせることです。道を示し、存在価値を見出し、成長に合わせた役割を設定することで、部下はやる気を持って仕事に取り組むことができます。僕自身もプレイングマネージャーとして、この2つの役割を常に意識して日々の業務に取り組んでいます。部下のやる気を引き出し、彼らが自分の最大のパフォーマンスを発揮できるようにすることが、上司としての本当の価値だと信じています。

今日もお疲れ様でした。
明日も頑張ります。

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