MG.OTOSAN

MG.OTOSANと申します。 不動産業界での営業・マネジメント経験を活かし、仕事と家庭のバランスを共有します。 職場では営業プレイングマネージャーとして、家では3児の父としての役割のバランスを大切にしています。 僕の日常が少しでも世の中の頑張るお父さんのヒントになれば幸いです。

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MG.OTOSANと申します。 不動産業界での営業・マネジメント経験を活かし、仕事と家庭のバランスを共有します。 職場では営業プレイングマネージャーとして、家では3児の父としての役割のバランスを大切にしています。 僕の日常が少しでも世の中の頑張るお父さんのヒントになれば幸いです。

最近の記事

「頑張ったのに評価されない」というジレンマ

どんなに一生懸命に努力しても、思ったような評価が得られない経験はありませんか?「自分はこれだけ頑張ったのに、なぜ評価されないんだ!」と悔しい思いを抱える人は少なくありません。今日は評価とは一体誰のためのものなのか?努力する自分のため?その成果を評価する他者のため?など「評価の仕組み」についてお話をさせてください。 「努力しているのに評価されない」 「一生懸命働いたのに評価が低い。上司や会社が間違っている!」 このような不満を抱く会社員がいます。しかし、どれだけ努力をしても

    • 「知る」と「わかる」、「できる」と「している」の違い

      ビジネスにおいて成果を上げるためには、「知識」や「スキル」は重要です。しかしそれだけでは頼ると成果は出ません。実際に成果を出している人とそうでない人の間には、単なる「知る」や「できる」と、本質的に「わかる」や「している」との間に大きな差が存在します。今日はこの違いについてお話をさせてください。 「知る」と「わかる」の違い 「知る」とは、情報を頭に入れること、つまり知識を得ることを指します。例えば、営業における効果的な話し方や成功事例を学ぶことは「知る」に該当します。一方、

      • 従業員は経営者目線を持てるのか?

        多くの職場で、従業員に「経営者目線を持て」と求められる場面があるかと思います。これは従業員に責任感や主体性を促す意図で使われる言葉ですが、実際には立場の違いから完全に経営者目線を持つことは簡単ではありません。今日は従業員が理解できる範囲の「経営者目線」と、どうしても理解が難しい部分についてお話をさせてください。 理解できる経営者目線 従業員が想像しやすいのは、「価値を生む視点」と「コスト意識」です。たとえば、指示された作業をこなすだけでなく、「この仕事が会社やお客様にどう

        • 営業はお客様に育ててもらう仕事

          営業職は、お客様との関係性を通じて成長していく仕事です。良い営業マンほど、良い顧客様を抱えているという言葉には、多くの真実が含まれています。今日は、なぜ良い営業には良い顧客様が集まるのか、その理由をお話をさせてください。 信頼が生む「自信」と「成長」のループ 良い営業マンは、一生懸命に顧客様の課題解決に向き合い、誠実に提案を行います。その結果、顧客様から信頼を得ることができ、その信頼が営業マンにとって大きな自信となります。そして、その自信が次の提案や対応において、より積極

          止まらないことが大切

          何事にも挑戦する際、「止まらずに続けること」が最も重要です。どんなに小さな行動でも、継続的に行えば大きな成果に繋がります。そして、続けること自体が習慣化につながり、やがてはその行動が無理なく日常の一部となります。しかし、一度止まってしまうと再スタートには倍以上の力が必要になり、やり直すのが難しくなります。今日は継続の重要性についてお話をさせてください。 継続の力と習慣化の重要性 継続して行うことで、私たちは少しずつ上達し、最初は大変だったことも次第に自然とできるようになり

          止まらないことが大切

          戦略と戦術を切り分ける

          ビジネスで成果を上げるためには、戦略と戦術をしっかり切り分けて考えることが重要です。戦略は「何を達成したいのか」という最終ゴールを示す大枠の方針であり、会社の方向性を決めるものです。一方、戦術はその戦略を実行に移すための具体的な手段で、日々の活動に落とし込まれるアプローチです。今日は戦略と戦術を切り分ける術をお話をさせてください。 戦略と戦術の違い 戦略は会社やチームが目指すビジョンや中長期的な目標を示すものです。「市場シェアを拡大する」「顧客満足度を高める」といった、大

          戦略と戦術を切り分ける

          空気を作る人、空気に乗る人、空気を読まない人

          営業組織では、チームの中に「空気を作る人」「空気に乗る人」「空気を読まない人」が存在します。これらのタイプは異なる特性を持ち、どれが良い・悪いというわけではありませんが、組織運営において非常に重要な観点です。今日はそれぞれのタイプが組織にどのような影響を与えるか、どのように活用できるかについてお話をさせてください。 空気を作る人の役割 「空気を作る人」は、組織の雰囲気や方向性をリードする存在です。積極的に意見を述べ、行動することで周囲に影響を与えます。新しいアイディアや提

          空気を作る人、空気に乗る人、空気を読まない人

          全てが完璧である必要はない

          管理職として仕事をしていると、「自分が全て完璧で、部下以上にできるべきだ」と思いがちです。もちろん、全てが完璧であれば理想的ですが、現実には得意・不得意があり、全てを完璧にこなすのは難しいものです。この点を理解せずに無理をすると、かえってチームに悪影響を与えることさえあります。 私自身、チーム内での個人成績は常に中の上か上の下で、私より優秀な部下も多くいます。しかし、そのことで焦りを感じるのではなく、自分の強みと弱みを理解し、チーム全体にどう貢献できるかを意識しています。自

          全てが完璧である必要はない

          「いい営業」と「上手い営業」

          営業の現場で出会う人には、説明の仕方が巧みで、商品の見せ方も上手い人がいます。しかし、不思議と話が心に響かない、ということがあります。これは「上手い営業」としてのスキルが際立っていても、「いい営業」としての本質的な姿勢が欠けているからかもしれません。今日は目指すべきいい営業についてお話をさせてください。 「上手い営業」の特徴 「上手い営業」とは、巧みな話術や商品説明を使い、自分の目標を達成することを目的とした営業です。相手のニーズを表面的には捉えているものの、実際のところ

          「いい営業」と「上手い営業」

          意識目標と行動目標

          目標設定の段階で「意識目標」で終わらせず、必ず「行動目標」に落とし込むことが成果に直結します。結果が出ない人には、目標設定が曖昧で「意識する」だけで留まってしまい、具体的な行動に移せていないという共通点があります。つまり、「何をやるのか」が不明確であり、結局動きが鈍く、結果にもつながりません。今日は目標の立て方についてお話をさせてください。 意識目標とは何か 意識目標とは、「〜を意識する」「〜に気をつける」などの抽象的な目標です。例えば、「忘れ物をしないように意識する」と

          意識目標と行動目標

          調子が悪い部下に対して機嫌取りに走ってはいけない

          ビジネスにおいて「調子がいい」と「機嫌がいい」は似ているようで異なり、職場での対応にも大きく影響します。特に、部下が仕事の調子を崩しているときに上司が機嫌を取ってしまうと、一時的な効果はあっても、根本的な問題解決にはつながりません。調子と機嫌の違いを理解し、部下が本当に必要とする支援を提供することが重要です。今日は期限と調子の違いについてお話をさせてください。 調子が悪い部下への適切な対応 「調子が悪い」とは、仕事がうまく進まず、成果が出ていない状態を指します。ここで単に

          調子が悪い部下に対して機嫌取りに走ってはいけない

          報連相から雑相へ

          ビジネスの場で「報連相(報告・連絡・相談)」の重要性は昔から話されていました。上司としても、部下が状況を適切に報告し、相談してくれることで仕事の進捗を正しく把握しやすくなります。しかし、現実では「報連相が足りない」「しっかりできていない」という上司からの不満を耳にすることも少なくありません。これには多くの要因が絡んでいますが、立場の違いやコミュニケーションの壁も一因です。 ここで有効なアプローチとして、「雑相(ざつそう)」を導入する考え方がお勧めです。雑相とは、雑談を通じた自

          報連相から雑相へ

          熱意としつこさ

          売れる営業は熱意と捉えたれ、売れない営業はただしつこいだけと捉えれる。この違いは何でしょうか?同じように商品やサービスを勧めているはずなのに、なぜ結果に差が出るのか。私は、この違いは「誰のために行動しているか」にあると感じています。 今日は似ているようで違う「熱意」と「しつこさ」についてお話をさせてください。 お客様のための「熱意」 熱意ある営業は、お客様の立場や悩みにしっかりと目を向け、どうすれば相手にとって最適な価値を提供できるかを考えます。彼らは顧客にとってプラスに

          熱意としつこさ

          言ったことが全て伝わる訳ではない

          マネジメントの現場では、「部下に話が伝わらない」「分かってくれない」という不満がよく出ます。しかし、そもそもすべてが伝わると考えるのは危険です。関係性が浅い場合、話した内容の1割ほどしか伝わらないと想定しておいた方が無難です。今日は話が伝わらないということについてお話をさせてください。 発信者側の「伝えたつもり」の危険性 よくあるのが、「言ったことは伝わっているはずだ」と発信者が思い込んでしまうケース。実はこれ、発信者側のエゴです。相手が必ずしもこちらの意図をそのまま受け

          言ったことが全て伝わる訳ではない

          営業不要論に関して思うこと

          技術の発展に伴い、「営業職は将来的に不要になるのではないか」という「営業不要論」が聞かれるようになりました。確かに、オンラインシステムやAIの進化により、情報提供や顧客対応の一部が自動化され、業務効率は高まっています。しかし、私は営業の未来は単純に「いる・いらない」という0か100で語れるものではないと思っています。むしろ「なくなる営業」と「より存在感を増す営業」の二極化が進むのではないでしょうか。今日は営業職の未来についてお話をさせてください。 業務の自動化と営業の二極化

          営業不要論に関して思うこと

          求められること、やりたいこと、出来ること

          キャリアの迷ったとき今の職場で自分が進むべき方向も悩むことは多くの人が経験するでしょう。そんな時に、自分の働く場が「求められること」「やりたいこと」「出来ること」が重なっているかを見直すことは、長期的なキャリアを築く上で非常に重要です。この三つの要素が合致する職場に身を置けているかどうかは、自身の成長と満足度に大きな影響を与えます。 今日は今の職場を見直すポイントについてお話をさせてください。 求められることとは何か? まず「求められること」とは、職場が自分に期待している

          求められること、やりたいこと、出来ること