【アラサー上京物語。#46】やりたいことがなくなりました。
実家にいた時のわたしは、すごくハングリーな状態でした。
ハングリー精神、なんていうポジティブな意味合いよりも、いろんなものが枯渇していて足りない、足りないと思っている、
そういう意味のハングリーでした。
たくさんあるんですよ、家もあるし、ご飯も何もしなくても出てくるし、旅行にも行けるし。
なのに、どこかでいつも足りない足りない、で不平不満ばかり。
ないものを見つめて嘆くばかりでした。
でも、今はどうでしょう、なんだか、先のことを思って不安になったりとか、
ないものを嘆いて悲しくなったり、とかがありません。
なぜなのか分かりませんが、心境が変化しているようです。
まさしく「今」を生きているような感覚があります。
すごく満足しているのです。
もちろん、上を見ればキリがないと言われる東京ですが、なんだか今の私は今の生活が楽しめていて、
フィットしている感覚があります。
あんなに渇望していた煌びやかな世界とか、自分を良く見せてくれるようなブランドとか、
そういうものがなくてもなんだか満たされていて楽しいのです。
ずっと叶えようと思っていた、「上京(というか実家を出る)」
というのが叶ってしまったら、一旦次の目的がなくなってしまいました。
なくなったことが悪いことではないと思いますが、今どうしてもこれがしたい!これが欲しい!
という欲がありません。
違う言い方をすると、すごく楽になりました。
こういう情報を追わなきゃ!
とか、
誰かによく見られるようにしなきゃ!
みたいな変な感情が全くありません。
不思議な感覚です。
また少ししたら、願望が出てくるのかもしれません。
それまでこの「今」を楽しみたいと思います。
次は何をしたくなるんだろう。
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